羊飼い

3月23日(水)■『米・新築住宅販売件数』と『NYダウの動向』、そして『金融市場のリスク許容度』に注目！

2011年03月23日(水)08:19公開 [2011年03月23日(水)08:19更新]

本日の為替相場の焦点は、『米・新築住宅販売件数』と『NYダウの動向』、そして『金融市場のリスク許容度』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)新築住宅販売件数」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「NZ)第4四半期経常収支」
・「欧)鉱工業新規受注」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・「米)バーナンキFRB議長の発言」
・「G7による協調介入の実施とその影響」
・「福島原発・放射能漏れ問題」
・「ECBの金融政策への思惑(4月に利上げ観測)」
・「金融市場のリスク許容度」
・「中東・北アフリカ問題(リビア情勢中心、軍事介入など)」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「東北地方太平洋沖地震での影響」
・「米国の景気動向及び金融政策(15日にFOMC明け)」
などの要因に注意。

★★★

米国の経済指標は、新築住宅販売件数がメイン。
その他、バーナンキFRB議長の発言にも注目が集まる。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

直近の為替相場は、G7・協調介入や大震災・原発問題による影響はほとんどなくなってきたものの、リビア情勢、欧州の財政不安、ECBの金融政策への思惑、米国の長期金利変動などには引き続き敏感になっている。

本日は、米・新規住宅販売件数やバーナンキFRB議長の発言のほか、リビア情勢や欧州の財政不安などによる金融市場のリスク許容度に注視したい。

■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・06時45分：NZ)第4四半期経常収支
→発表でのNZドルへの影響力は大きめ

・18時30分：英)BOE議事録(3月9日・10日開催分)
→ポンドが動くキッカケになりやすい

・19時00分：欧)鉱工業新規受注
→相場の気分次第

・23時00分：米)新築住宅販売件数
→本日のメイン。発表直後は発表内容に影響されやすいが、その後はドルは恣意的に動かされそうな雰囲気

・25時00分：米)バーナンキFRB議長の発言
→言及次第も、変動要因となりやすい

・翌6時45分：NZ)第4四半期GDP
→発表でのNZドルへの影響力は非常に大きい

3月21日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼G7による協調介入の実施とその影響
▼福島原発・放射能漏れ問題
▼ECBの金融政策への思惑(4月に利上げ観測)
▼金融市場のリスク許容度
▼中東・北アフリカ問題(リビア情勢中心、軍事介入など)
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼ドル買いorドル売りの方向性
▼米国の長期金利
▼主要経済指標
▼主要国の株式市場(米国中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼東北地方太平洋沖地震での影響
▼ユーロ圏財務相会合やEU首脳会談
▼金や原油などの商品市場
▼米国の景気動向及び金融政策(15日にFOMC明け)
▼中国の景気動向及び金融政策

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3月23日(水)の為替相場の注目材料

指標ランク
(注目度＆重要度)

コンセン
サス

前回
発表値

05:00

加)2011年度予算提出

△

06:45

NZ)第4四半期経常収支

◎

-22億

-17.7億

10:00

日)宮尾日銀審議委員の発言

△

要人発言

17:00

南ア)消費者物価指数
[前月比/前年比]

○

+0.7%

+0.4%

+3.7%

18:30

英)BOE議事録(3月9日・10日開催分)

◎

19:00

欧)鉱工業新規受注
[前月比/前年比]

○

+1.0%

+2.3%

+21.4%

+18.8%