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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

注目される今晩の雇用統計!
悪い結果も少しは織り込んでいそうだが

2011年05月06日(金)18:58公開 (2011年05月06日(金)18:58更新)
持田有紀子

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 昨日は日本の連休の最終日。翌日の日本勢の動向も気になるところである。アジア時間からドル円とユーロ円が安い。ただしドル円は80円台をやってはいるが、その先の79円台に突っ込んだ後の挙動には、注意を要するところである。

 私はというと、ドル円のショートを抱えていたので、81.20でロスカット注文を置いたままだった。とりあえずドル円の下攻めはウエルカム。為替介入はありえないだろうが、安値警戒感からのショートカバーだけが何よりも怖い。

 イギリスとEUの金利会合を前にして様子見が続いていた欧州市場だったが、動きだしたのはドイツの製造業の経済データが発表されてからである。それほども重要な指標ではないのが、何分にも悪すぎた。

 プラス予想だったところがマイナスの4.0%だった。特に今週は経済指標に悪いものが目立ったので、マーケットも悪材料には敏感になっている。ここのステージでのユーロ売りが、この後の相場をリードしたとも言える。

 ユーロドルの下落はユーロ円やユーロポンドといったユーロクロスの売りも誘い、リスク回避への圧力が強まっていった。クロス円の売りに押されてドル円も80円の大台をついに割り込んでしまう。私はこの瞬間に売り増しをしたが、10ポイントも跳ねかえればすべて買い戻すつもりだった。

 野田財務大臣が「ドル円がゆるいのは日本の相場がおやすみのため」といったような間抜けな発言をしていた(笑)。BOE(英中銀)ECB(欧州中銀)の金融政策には変更なしで、これはまったくの予想通り。市場の期待はトリシェの会見に向かっている。はたして6月利上げを示唆するのかどうかである。

 トリシェ総裁の発言で注目されたインフレ懸念については、前回の利上げのときに理由にされた「重要な警戒」という文言が出てこなかった。これで為替相場は一気にユーロ売りに傾いて、そのほかのものも引きずった。ユーロ円は118円台まで落ち込んでいたものが、さらに一段安して117円台の前半にまで突っ込んだ。

 そういえば4月の中旬にユーロ円が大きく落ち込んだときも、ユーロ円の押し目は116.50くらいだった。そこが絶好のユーロ円の拾い場であったことを思い出したのである。ドル円のショートではあるが、ユーロ円の116.50をサポートとして考える必要があると思った。ユーロ円がそのレベルを下抜いてくれば、ドル円のショートはキープ。もしそのあたりでマゴマゴするようならば、全部の買い戻しである。

 ニューヨーク時間になるとドル円が戻り出して80円台に逆戻り。あ~、やめようかなと思うのだが、ユーロ円が116円台のミドルにまで下がってきたので、気を取りなしてもうちょっと我慢。しかしついにはユーロ円も117円台までもどりかけてきたので、当初の予定通りドル円を買い戻した。80.00あたりですべてを買い戻すことはできたが、最後の売り増しが余計だったことになる…。しかし、リスクを取って行動する以上は仕方がないことだ。

 いよいよ今晩は雇用統計である。就業者数は18万から20万人の増加が見込まれているが、もう少し弱い数字になっても驚かないというのがマーケットのコンセンサスになりつつある。まあ15万人を下回ってこなければ、悪いという評価にはならないだろう。反対に20万任を超えてきたときはサプライズトいうことになって、たまっているドル円やユーロ円のショートをあぶり出しにいきそうだ。

日本時間 19時00分


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