先週(1月16日~20日)は月曜安から見事に逆転高、5カ月ぶりの4連騰で2カ月ぶりの8700円台を回復した。
前週末の「S&P、フランス・スペイン・イタリアなど9カ国一斉格下げ」を受けて欧州情勢に身構えて始まったが、フランス始め国債の入札も、やはり格下げされたEFSF(欧州金融安定基金)の入札も何事もなかったかのようにこなし、やはり「3年物オペ50兆円バズーカ砲が効いているのか」といった感触。波乱が無かったことで市場に自信が戻ったか。
ユーロ円も97円台から年初の100円レベルに回帰、米ハイテク決算も好調で、久しぶりにリスクオンに傾いた。欧米株も強く、8月以降の下げの大半を取り戻したのに比べると、日本株の出遅れ感は顕著、多少はキャッチアップの風情に。三角保ち合いや75日移動平均線を突破、一目の雲も上抜け「三役好転」、チャートの形状からはしばらく戻りを試しそうだ。
■日本株も外国人買いが戻りいくらか息を吹き返した
加えて、東証1部売買代金も尻上がりに増加、火水木が1.1兆円台、週末には3カ月ぶりの1.4兆円台まで戻った。明らかに外国人買いが戻って需給改善した。

1月SQ前日まで「1兆円割れ20日連続」の8年ぶりの珍記録を出すなど、閑散相場が極まっていた。
思えば11月以降、パナソニックやソニーの業績下方修正、オリンパスショックなどを経てリスク回避傾向がが強まって来たが、どうにか反転の模様。証券リストラや恐慌本ブームなど逆指標となったか。
証券マンも投資家も大震災後、初めて愁眉を開いたのではないか。1月20日設定の日興AM「日本低位割安株ファンド12-01」が291億円を集め、久々の大型設定となった。株式市場は安値買いの好機と観る向きの存在にいくらか息を吹き返した。













