液晶パネル向けの成膜加工事業を手掛ける。足元では、スマートフォンの普及に伴って、タッチパネル成膜加工の注文が急増しているもよう。成膜加工が複雑化するなかで、専業メーカーである同社の強みが活かされており、今後もスマートフォン向けの中小型液晶パネル需要が拡大に伴って、中長期で安定的な受注獲得が期待できる。
■今期も増益だが、来期はさらなる業績拡大に期待
業績面については、12年3月期営業利益が前期比16%増の15億円が見込まれている。今期はタッチパネル関連の新規投資などによる減価償却費の増加で増益率が鈍化する見通し。
ただ、生産能力を約3割拡大することによって一段の受注増加にも対応可能とみられ、来期以降は再度、業績拡大局面に向かうと判断する。
欧州債務問題に対する警戒感はあるものの、足元では相場全体にやや落ち着きが見られるなかで、PBRが1倍を割り込む銘柄に見直しの動きがみられている。
■低PBR銘柄に見直しの期待
同社についてもPBRは0.5倍台と低水準。スマートフォン関連の位置付けとしても物色が波及することが期待され、来期以降の業績再拡大に対する期待感や出遅れ感の強さから水準訂正の動きが強まる展開を予想する。
















