ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

ザイFX!キャンペーン比較
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

緊張感の出てきたドル円
ADP雇用指数で75円台突入あるか!?

2012年02月01日(水)19:05公開 (2012年02月01日(水)19:05更新)
持田有紀子

ザイFX限定!口座開設&取引で最大10000円もらえる! トレイダーズ証券みんなのFX

 昨日のアジア時間が終わって、ドル円は76.30あたり。こんなレベルで海外に引き渡したら恐ろしいことになってしまいそうな感じだ。ユーロドルも完全にドル安モードで1.32台トライをしているところだし、足元の弱さだけを見たらドル円が群を抜いていそうなものだ。

 まあ、とにかく米ドル金利が短期も長期も低水準が続く間は、ドル中心の動きになるものと覚悟して、為替相場を眺めたほうがよさそうである。とくにアメリカの長期金利は歴史的な低水準に迫っているのだから、どうしてもドルの金利動向によってドルの価値が左右されてしまう、いわゆる金融相場の一面が垣間見えてくる。金融相場の展開なのだから、債券価格の上昇と株価の上昇が同時に訪れてもおかしくはない道理。

 ちょっと怖いがドル円を売っていく。昼間の値動きを見直してみても、すでに76.40くらいまでならば売り込んでいっても怖くはない感じがする、むしろそこらへんが戻りの急所ではないかとすら思えてくるくらいだ。76.50ですぐに切ればいいやと思えば、損する値幅も実に小さいものだ。

 私はとりあえず76.28で売ってみた。いつもの1.5倍のポジションある。最初から大きくサイズで相場を張っているのでちょっと緊張感が高い。しかしどうせ76.50で全部ロスカットするのだから、絶対額としては大したことはない。そう思えばまったく気も楽になるというものだ。

 昨日の欧州時間は実に小動きだった。ユーロドルも1.32台に乗せたりはするが、前日の高値である1.3235を意識しすぎて、そこがライトなレジスタンスを形成している。ユーロは上に上がりたいのだろうが、前日に底から1.30台まで振り落とされていることを考えると、一気に上抜けしていくというのも無理な感じもする。

 しかしながらユーロにダイナミックさが出ないので、ドル円はもっと情けない動きだ。15銭ほどしか動いていない。アメリカの経済指標をさっと見て、それでも動かなかったら、ポジション閉じて寝てしまうしかないかな。

 アメリカの経済指標はどれも悪いものが続いた。住宅価格も、CAPMやCB信頼感指数といったセンチメント系も、いずれも事前予想を下回った。これによって米国株は急落に転じ、市場はむしろリスク回避の動きとなってしまった。


 ドルが売られるというよりも、リスクオフの為のクロス円の売りが続出。そのためユーロドルも前日と同じくご丁寧に1.30台まで落下した。その間ドル円は動かずだ。まったく面白くなーい。ツラれて75円台に突入でもすればよいものを…。こうなってくるとポジションのアンワインドが恐ろしくなってくる。ドル円がメクられてしまう前に買い戻さなくては!私は76.24で買い戻して睡眠。ああ、まったくの無駄骨であった。

 本日もアジア時間でドル円は昨日の安値を数ポイント更新したが、75円台には至らず。次にドル円に手を出すのは75円台に入ってからにしようと思う。欧州時間にはいると、ついにギリシャが民間部門との協議で合意にいたりそうという話しが出ているらしく、ユーロドルは1.31台まで急騰している。ドル売りにつられてドル円も75円台に突入しそうになったが、なんとかまだ76円台に踏みとどまっている。

 しかし今晩の注目はADP雇用指数であろう。前回は大きめな数字が出たが、今回は18万人から20万人の増加が見込まれている。週末の雇用統計との関連を想起させるが、最近は精度が落ちているようなので、このまま額面通りに受け取ってポジションキープというわけにはいかないだろう。

 今晩のところは順当に予想より多いかどうかで勝負したほうがよさそうだ。ただ米国株、特にS&P指数が1300という大台をバックに緊張を強いられるレベルにいるので、雇用者数が15万人以下となって、大きく株価が崩れるような局面にでもなろうものなら、ユーロドルを売っていこうと思う。


日本時間 18時50分

 

 


取引コストで比べる スワップポイントで比べる
キャンペーンで比べる 人気ランキングで比べる
最低取引単位で比べる FX会社比較トップページへ
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング)
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定 0.3pips原則固定 1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
【総合3位】 楽天証券「楽天FX」
楽天証券「楽天FX」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定 0.4pips原則固定 1000通貨 28ペア
【楽天証券「楽天FX」のおすすめポイント】
業界上位水準のスプレッドと、株取引で培ったノウハウが活かされた、取引環境の良さが魅力のFX口座です。取引量に応じて楽天ポイントが貯まるので、楽天グループのサービスをよく利用する人にもおすすめ。また、楽天証券には大手ネット証券で唯一の、MT4を使うFX口座「楽天MT4」もあります。
【楽天証券「楽天FX」の関連記事】
■楽天証券「楽天FX」の特徴やスプレッド、スワップポイント、取り扱い通貨ペア数などを紹介!
▼楽天証券「楽天FX」▼
楽天証券「楽天FX」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年4月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

おすすめFX会社
link

現金がもらえる!

外為どっとコム[外貨ネクストネオ]

無料オンラインセミナーは初心者に人気!口座開設者向けキャンペーンも充実!

link

100万口座達成!

GMOクリック証券[FXネオ]

最短即日取引可能なGMOクリック証券!

人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
経済指標速報記事 田向宏行 メキシコペソ比較
経済指標速報記事 田向宏行 メキシコペソ比較
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る