ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

ザイFX!キャンペーン比較
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

ギリシャ誓約書提出でムード一変
予断の許さないユーロの値動き続きそう

2012年02月15日(水)18:37公開 (2012年02月15日(水)18:37更新)
持田有紀子

ザイFX限定!口座開設&取引で最大10000円もらえる! トレイダーズ証券みんなのFX

 昨日の欧州時間は、ドイツの景況感指数が良かったので、ユーロが1.32台まで回復した。そもそもアジア時間から日銀の緩和政策によって株高が進んでおり、それゆえのリスク許容度の増大もあって、マーケットでは大いにリスクオンの姿勢で推移していたところ。株価動向をニューヨーク時間までじっくりと確かめてから相場に手を出そうと思っていた私にとっては、ZEW指数がプラスとなってしまい、ひと相場終わってしまったという感じになった。

 ところが急に大事な予定も入ってしまったので、アメリカの小売の指標の時間帯は真剣に相場を見ていられないくなってしまった。そこで自分なりのシナリオを作っておいて、帰ったらすぐに参戦することにした。私のシナリオというのは、小売売上高があまり良くなかった場合の対処だった。

 すでに世の中の金融資産はかなりの値段まで買い上げられており、リスク過剰気味。年初からあまり調整らしい調整もしてこなかったので、スピード調整という意味でも株価や原油の相場もある程度のディップが来ることが、注意深いトレーダー達の間では暗黙の了解事項になりつつある。いつ来てもおかしくないように、身構えないといけないレベルに達している。

 そこで指標が悪くて、株安の動きが明確になろうものなら、そこからユーロ円かユーロドルを売り込んでいこうというもの。ただし円絡みは昼間の日銀のスタンスもあって、ちょっと円ロングにはしづらい状況となってしまっている。やるとすればユーロドルになるのだろう。すでに1.31台にまで下がって来ていたが、これがあと50ポイントも下がるようならば、なお売りやすい。

 夜の11時ちかくに帰宅したが、ユーロドルはそんなに下がっていなかった。株価が下がっていたので、きっと指標は悪かったのだろう。ドル円も78円台に乗せていて、まった興味のわかないレベルだ。まあ、お酒も入っていたせいか気がつけばそのまま寝てしまい、夜中に目覚めたついでに相場を見たら、ユーロドルが1.30台になっていた。

 急落というほどでもないが、1.30台はなんだかなつかしい気もする。またギリシャで何か悪い話でもでたのだろうか?どうやらユンケル議長の発言のせいだったらしい。注目されていた財務相会合を延期してとりあえず明日は電話にするというのだ。なんとなくユーロベアで臨もうと思っていた私にとっては損した気分。

 一度フテ寝してニューヨーククローズを見るために朝5時くらいに起きた。米国株は安く、このままだと安値引けしそうな感じだ。ドル円は私が見ていたところまでの高値も越えてきており、78円台のミドルだ。なんとも高い。これだけ円安なのだからリスク回避の動きと言う訳もきかない。ちょっと寝ぼけていると、いきなり株価が上がりだし、それにつれてユーロドルやユーロ円も上がりだした。

 クローズ直前のチョッピーな値動きなのだろうと思ってみていたが、株価が前日比でプラス転するまで戻したときにはさすがに気になり、すっかり目覚めてもきたのでいろいろを探ってみると、なにやらギリシャの連立与党がEUに対して財政規律に関する確約書を提出することでまとまったという。このくらい当然だと思うのだが、これでこんなに反応してしまう。ユーロドルは1.31台に戻ってきて、そのままアジア時間となった。まあ、これが相場なんだよなぁ。

 ロングでもショートでも攻め損なっているので、次に何か材料が出たら素直に反応しよう。そう考えて東京時間に臨んだが、急に動かない相場展開になってしまった。ドル円もユーロドルも20ポイントほどしか動かない。昨日はあれだけ動いたのに。日本株は昨日の延長戦で高値トライをしていたところに、ランチタイム前に中国人民銀の総裁がEU支援の話が出てきて、市場は活発なリスクテーク一色となった。

 日経先物も100円ほど上昇してきたので、それを確認して私もようやくユーロドルのロングで入ることが出来た。すでに高くなっており、1.3148だったが仕方がない。しかし私がポジションを作ると、急激に動かなくなった。株価はペースは遅いが、実に堅調な動きを示しているのに…。1.3170くらいまで上がるのだが、すぐに下がる。私はとりあえず@1.3140で売りのストップ注文を置いてはいるが、すでに4時間以上も持っていて多少くたびれてきたので、欧州時間で1.3180台に入ってきた後に利食うことにした。

 今夜は経済指標がいろいろ出るが、当面の注目は株価動向だろう。昼間に持ちあげられた株価だが、それが値保ちするのかどうかがまず重要である。今日に予定されていたEU財務相会議が20日に延期されたことも嫌気する材料になるかもしれない。とにかく現時点では明日の朝のユーロのレベルはまったく想像がつかない。しかたないので、素直に値動きを見つめよう。

日本時間 18時00分
 


取引コストで比べる スワップポイントで比べる
キャンペーンで比べる 人気ランキングで比べる
最低取引単位で比べる FX会社比較トップページへ
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング)
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定 0.3pips原則固定 1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
【総合3位】 楽天証券「楽天FX」
楽天証券「楽天FX」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定 0.4pips原則固定 1000通貨 28ペア
【楽天証券「楽天FX」のおすすめポイント】
業界上位水準のスプレッドと、株取引で培ったノウハウが活かされた、取引環境の良さが魅力のFX口座です。取引量に応じて楽天ポイントが貯まるので、楽天グループのサービスをよく利用する人にもおすすめ。また、楽天証券には大手ネット証券で唯一の、MT4を使うFX口座「楽天MT4」もあります。
【楽天証券「楽天FX」の関連記事】
■楽天証券「楽天FX」の特徴やスプレッド、スワップポイント、取り扱い通貨ペア数などを紹介!
▼楽天証券「楽天FX」▼
楽天証券「楽天FX」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年4月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

おすすめFX会社
link

人気の1000通貨自動売買『iサイクル注文』

外為オンライン

当サイトからの口座申込者限定!条件達成で特別に3000円プレゼント!

link

使いやすい取引環境の【LIGHT FX】

トレイダーズ証券[LIGHT FX]

ザイFX!限定で3000円がもらえるおトクな口座開設キャンペーン実施中!

人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
キャンペーンおすすめ10 経済指標速報記事 CFD口座おすすめ比較
キャンペーンおすすめ10 経済指標速報記事 CFD口座おすすめ比較
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る