先週のコラム(2月14日公開)で「本来であれば、政府日銀が敢然とデフレ脱出へ策を講じて上げ潮へ、絶好のタイミングであるが」と書いた途端、日銀が動いた。これは嬉しい誤算。
■先週は年に一度あるかないかの大相場に
追加緩和10兆円に事実上のインフレ目標1%、円高デフレでやられっぱなしの無策日本もいよいよ政策正常化するのか?と期待感が広がった。海外へは「日本も遂に金融緩和競争に参戦」とでも伝わっただろう。
思いがけないバレンタインプレゼントに相場は沸き、前週末比4.9%の大幅高で続伸、これは年に1回あるかないかの上げ率。ドル円も79円台半ばまで折り返し7カ月ぶり。いきなり春ド真ん中のブル相場へ、久々にキター! といった週となった。

ドル円は2011年7月上旬の水準だが、当時の日経平均は1万円台。「80円台なら1万円台も」の声が挙がってくるだろう。
思えば、あの夏は何だったのか、思い起こさなければならない。もちろん、ギリシャに端を発する欧州債務危機、米国の連邦債務上限引き上げ交渉の難航と8月の格下げなどあった「円高危機」だった訳だが、それ以前に6月2日の内閣不信任案否決で誰かさんが居座ったため、3カ月の官邸機能マヒ・政治空白だった。
あの立て籠り焦土作戦は3次補正や復興庁を遅らせ、復興増税なんて世紀の愚策を引き出し、原発放射能恐怖症に国民を洗脳し、脱原発宣言に思い付きストレステストで今日も景気経済の足枷になっている。国のトップがテロリストのように日本解体を企むとは。






