2月21日(火)■『欧州の債務問題への反応』と『欧米の株式市場の動向』、そして『米国とカナダが連休明けとなる点』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題への反応』と『欧米の株式市場の動向』、そして『米国とカナダが連休明けとなる点』にあり。

米国の経済指標は、
注目度の高いもの発表はない。

米国以外の経済指標は、
・11時00分：NZ)第1四半期RBNZインフレ期待
・18時30分：英)公共部門ネット負債
・22時30分：加)小売売上高＆【除自動車】
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・09時30分：豪)RBA議事録(2月7日開催分)
・11時30分：豪)スティーブンスRBA総裁の発言
・米国とカナダが連休明けとなる点
・EU財務相会合
・米国の2年国債の入札
・米国の主要企業の決算発表→ウォルマート、ホーム・デポ、クラフト・フーズ、デル、他
・欧州の債務問題(直近は反発が優勢も燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに敏感)
・他の金融市場の動向(米株式や国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・米国の超低金利政策の長期化への思惑
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

米国とカナダが連休明け。
RBA議事録(2月7日開催分)とスティーブンスRBA総裁の発言が行われる。

本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

ここ数ヶ月の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などで大きく上下している。特に欧州債務問題でのユーロの変動が大きい。
今年に入ってから、欧州債務問題絡みの話題に対して一旦の材料出尽くしからか、それまで大きく下落してきたユーロの反発が優勢となっているほか、米国の超低金利政策の長期化懸念などでのドル売りヨリの流れも優勢になっている。

先週の為替相場は、先々週末からの欧州債務懸念の再燃などをキカッケに大きめに上下した。

米国とカナダが連休明けの本日は、引き続き欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での方向性を注視したい。
連休明けの米国の株式市場の動向に注目。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・09時30分：豪)RBA議事録(2月7日開催分)
→今後の金融政策への思惑が噴出すれば大きな反応も

・11時00分：NZ)第1四半期RBNZインフレ期待
→内容次第で大きな反応も

・11時30分：豪)スティーブンスRBA総裁の発言
→言及次第

・18時30分：英)公共部門ネット負債
→未知数

・22時30分：加)小売売上高＆【除自動車】
→発表での影響は非常に大きい

※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→欧州の債務問題と連休明けの米国の株式市場の動向に注視


2月20日～の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼20日(月)が、米国の祝日(President's Day)で連休となる点
▼20日に、ユーロ圏財務相会合が開催される点
▼欧州の債務問題(直近は反発が優勢も燻り続ける)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに敏感)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表
▼米国の国債の動向(今週入札が相次ぐ、利回り・米長期金利がドルに影響)
▼米国の超低金利政策の長期化への思惑
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼24日・25日と、G20副財務相・財務次官級会合が開催される点

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2月21日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・米国とカナダが連休明け ・EU財務相会合 ・米国の主要企業の決算発表→ウォルマート、ホーム・デポ、クラフト・フーズ、デル、他
09:30		豪)RBA議事録(2月7日開催分)	◎	-	-
11:00		NZ)第1四半期RBNZインフレ期待	○	-	+2.8%
11:30		豪)スティーブンスRBA総裁の発言	◎	要人発言
13:30		日)全産業活動指数	×	+1.5%	-1.1%
16:00		ス)貿易収支	×	+25.0億	+20.7億 (+20.1億)
18:30		英)公共部門ネット負債	○	-91億	+108億
22:30		加)小売売上高	◎	-0.1%	+0.3%
		↑・小売売上高【除自動車】		+0.1%	+0.3%
		加)卸売売上高	×	+0.6%	-0.4%
		米)シカゴ連銀全米活動指数	C	+0.22	+0.17
24:00		欧)消費者信頼感【速報値】	×	-20.1	-20.7
27:00		米)2年国債入札	BB	350億ドル
28:30		英)ビーンBOE副総裁の発言	△	要人発言
翌 08:00		豪)景気先行指数	△	-	-0.3%
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

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