3月27日(火)■『欧州の債務問題』や『金融市場のリスク許容度』、そして『米・消費者信頼感指数の発表』や『バーナンキFRB議長の発言』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題』や『金融市場のリスク許容度』、そして『米・消費者信頼感指数の発表』や『バーナンキFRB議長の発言』にあり。

米国の経済指標は、
・22時00分：米)S＆P/ケース・シラー住宅価格指数
・23時00分：米)消費者信頼感指数
が大きな注目を集める。

米国以外の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。

経済指標以外では、
・25時45分：米)バーナンキFRB議長の発言
・3月の月末・四半期末・年度末要因
・今週、米国の長期国債の入札が相次ぐ(本日は、2年債・350億ドル)
・欧州の債務問題(燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・日米金利差拡大への思惑
・他の金融市場の動向(米株式や国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和実施観測)への思惑
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

3月の月末・四半期末・年度末要因が気になる頃。

米国の経済指標は、消費者信頼感指数がメイン。
その他、S＆P/ケース・シラー住宅価格指数も発表され、バーナンキFRB議長の発言も行われる。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

先週末の為替相場は、ドル円は米国の長期金利の振られ、ユーロドルは、全般的にユーロ買いが優勢で金融市場のリスク許容度で上下した。

週明けの昨日の為替相場は、米国の追加金融緩和策の継続観測や欧米の株式市場の上昇などで、欧州通貨＆資源国通貨買い・円売り・ドル売りの流れが優勢となった。

引き続き、欧州債務問題と金融市場のリスク許容度、日米金利差拡大観測、世界経済の先行き懸念などでの方向性に注視したい。
その他、米・消費者信頼感指数の発表やバーナンキFRB議長の発言、3月の月末・四半期末・年度末要因にも注意。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・22時00分：米)S＆P/ケース・シラー住宅価格指数
・23時00分：米)消費者信頼感指数
・25時45分：米)バーナンキFRB議長の発言
→3つの時間に2つの経済指標と1つの要人発言。消費者信頼感指数がメインだが、昨日反応したバーナンキの発言にも注意


3月26日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼欧州の債務問題(燻り続ける)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が連動)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表
▼日米金利差拡大への思惑
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼米国の国債の動向(今週入札が相次ぐ、米長期金利の動向がドルに影響)
▼3月の月末・四半期末・年度末要因
▼米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和実施観測)への思惑
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに敏感)
▼金や原油などの商品市場の動向

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3月27日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
-
07:15		豪)デベルRBA総裁補佐の発言	△	要人発言
08:50		日)企業向けサービス価格指数	×	-0.4%	-0.2%
13:00		米)ローゼングレン：ボストン連銀総裁の発言	B	要人発言
15:00		独)輸入物価指数 [前月比/前年比]	×	+0.9%	+1.3%
				+3.5%	+3.7%
		独)GFK消費者信頼感調査	△	+6.0	+6.0
19:00		英)CBI流通取引調査	△	－5	-2
22:00		米)S＆P/ケース・シラー住宅価格指数 [前月比/前年比]	BB	-0.30%	-0.50%
				-3.80%	-3.99%
23:00		米)消費者信頼感指数	AA	70.1	70.8
		米)リッチモンド連銀製造業指数	C	+18	+20
		米)ダドリーNY連銀総裁の発言	B	要人発言
25:30		英)デールBOE理事の発言	△	要人発言
25:35		米)ローゼングレン：ボストン連銀総裁の発言	B	要人発言
25:45		米)バーナンキFRB議長の発言	A	要人発言
26:00		米)2年債入札	BB	350億ドル
		英)ポーゼンMPC委員の発言	△	要人発言
26:20		米)フィッシャー：ダラス連銀総裁の発言	B	要人発言
28:45		米)デュークFRB理事の発言	B	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

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