5月30日(水)■『欧州債務懸念でのユーロ売り』と『リスク回避の流れ』、そして『米・中古住宅販売保留の発表』と『月末要因』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州債務懸念でのユーロ売り』と『リスク回避の流れ』、そして『米・中古住宅販売保留の発表』と『月末要因』にあり。

米国の経済指標は、
・23時00分：米)中古住宅販売保留
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・07時45分：NZ)住宅建設許可
・10時30分：豪)小売売上高
・16時00分：ス)KOF先行指数
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・24時30分：欧)ドラギECB総裁の発言
・五十日要因＆月末要因
・EU欧州委員会
・欧州の大手金融機関の決算発表→ギリシャ国立銀行、ピラウス銀行
・欧州債務懸念や政局不安(燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州各国の国債の動向(入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
・米国の追加金融緩和観測や日米金利差拡大への思惑(米長期金利やドルに影響)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

30日の五十日で明日が5月の月末最終営業日。
本日は、EU欧州委員会の開催が予定されている。

米国の経済指標は、中古住宅販売保留がメイン。

先週の為替相場は、欧州債務懸念や政局不安でのユーロ売りと欧米の株式市場の軟調さなどによるリスク回避の流れが優勢となった。

今週の為替相場は、ユーロの買い戻しで窓空けスタートとなったが、その後はユーロ売りが再開・加速している。

本日は、引き続き欧州債務懸念や金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)での方向性に注視したい。
その他、EU欧州委員会の開催や米・中古住宅販売保留の発表、五十日要因＆月末要因にも注目。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・07時45分：NZ)住宅建設許可
→発表での影響はなかなか

・10時30分：豪)小売売上高
→発表での影響は非常に大きい

・16時00分：ス)KOF先行指数
→発表での影響はまずまず

・23時00分：米)中古住宅販売保留
→本日の米国の経済指標のメイン。注目度及び影響度も高く、まずは発表での変動に注視。その後は欧州債務懸念と欧米に株価次第か

・24時30分：欧)ドラギECB総裁の発言
→言及次第も、欧州債務問題への言及があれば。。。



5月28日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼米国が28日(月)に祝日で連休となる
▼週末に、米国の雇用統計が発表される
▼5月・月末＆6月・月初め要因
▼欧州債務懸念や政局不安(燻り続ける)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体、週末の雇用統計が焦点)
▼欧州各国の国債の動向(入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
▼米国の長期金利の動向(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼米国の追加金融緩和観測や日米金利差拡大への思惑(米長期金利やドルに影響)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼EU欧州委員会やアイルランドでEU新財政協定参加の国民投票が行われる
▼31日が、米国の中長期国債の大量償還日となる

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5月30日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・30日の五十日 ・明日が、5月の月末での最後の営業日となる ・EU欧州委員会 ・欧州の大手金融機関の決算発表→ギリシャ国立銀行、ピラウス銀行
07:45		NZ)住宅建設許可	○	-10.0%	+19.8%
10:30		豪)小売売上高	◎	+0.2%	+0.9%
未定		日)白川日銀総裁の発言	△	要人発言
15:00		南ア)マネーサプライM3	×	+7.40	+6.65
16:00		ス)KOF先行指数	○	+0.41	+0.40
17:00		欧)マネーサプライM3	×	+3.4%	+3.2%
17:30		英)消費者信用残高	×	+2億	+4億
		英)マネーサプライM4 [前月比/前年比]	×	-	-0.8%
				-	-5.0%
18:00		欧)消費者信頼感【確報値】	×	-19.3	-19.3
20:00		米)MBA住宅ローン申請指数	C	-	+3.8%
21:30		加)鉱工業製品価格	×	+0.1%	+0.2%
		加)原料価格指数	×	-2.0%	-1.6%
23:00		米)中古住宅販売保留 [前月比/前年比]	AA	±0.0%	+4.1%
				+22.0%	+10.8%
24:30		欧)ドラギECB総裁の発言	○	要人発言
26:20		米)フィッシャー：ダラス連銀総裁の発言	B	要人発言
26:30		米)ダドリーNY連銀総裁の発言	B	要人発言
29:30		米)ローゼングレン：ボストン連銀総裁の 発言	B	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

下落が継続・加速で、ショートで追随

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