7月3日(火)■『欧州信用不安や欧州債務問題への思惑』と『金融市場のリスク許容度』、そして『明日に米国が祝日で休場となる点』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州信用不安や欧州債務問題への思惑』と『金融市場のリスク許容度』、そして『明日に米国が祝日で休場となる点』にあり。

米国の経済指標は、
・23時00分：米)製造業受注指数
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・10時00分：中)非製造業PMI
・10時30分：豪)住宅建設許可件数
・17時30分：英)建設業PMI
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・13時30分：豪)RBA政策金利＆声明発表
・月初め要因(7月・月初めでの2日目の営業日)
・欧州信用不安や欧州債務問題への思惑(燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・米国の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
・日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
・金融当局者や要人による発言
・明日に、米国が祝日(独立記念日)で休場となる点
・週末(7/6)に、米国の雇用統計の発表を控える点
などの要因に注意。


★★★

7月・月初めでの2日目の営業日で、RBA政策金利＆声明発表が行われる。

米国の経済指標の発表は、製造業受注指数ぐらい。

米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

先週の為替相場は、週明けから欧州信用不安の高まりでのユーロ売りとリスク回避、欧米の株式市場の大幅下落でのリスク回避の流れが優勢となったが、週末のEU首脳会議の予想外のポジティブな内容で大きく巻き戻しとなった。
週明けの為替相場は、先週末のEU首脳会議の合意内容好感でのユーロ買いが一巡、徐々に上値を切り下げるユーロ売りと米ISM製造業景況指数の悪い結果や米国の株式市場の下落でのリスク回避の流れが優勢となった。

本日は、引き続き欧州信用不安や欧州債務問題への思惑(欧州各国の国債の状況も含む)と金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)での方向性が重要。
その他、明日に米国が祝日で休場となる点や週末に米国の雇用統計の発表を控える点などにも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・10時00分：中)非製造業PMI
→発表での影響はまずまず

・10時30分：豪)住宅建設許可件数
→発表での影響は非常に大きい

・13時30分：豪)RBA政策金利＆声明発表
→サプライズや今後の金融政策への思惑が高まる言及があれば、大きな反応に。どちらにしろ、豪ドルが動くキッカケになる可能性が高い

・17時30分：英)建設業PMI
→発表での影響はまずまず

・23時00分：米)製造業受注指数
→米国の経済指標はこれぐらい。この結果うんぬんよりも、明日に祝日を控えた米国の金融市場の方向性を見極めたい


7月2日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼週末(7/6)に、米国の雇用統計の発表を控える点
▼7月・月初め要因
▼RBAとBOEとECBの金融政策結果発表が行われる
▼4日が米国が祝日で休場となる点
▼欧州信用不安や欧州債務問題への思惑(燻り続ける)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼ECBの追加金融緩和への思惑
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の長期金利の動向(日米金利差など)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼米国の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向

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7月3日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・7月・月初めでの2日目の営業日 ・明日に、米国が祝日(独立記念日)で休場となる ・週末(7/6)に、米国の雇用統計の発表を控える
08:50		日)マネタリーベース	×	-	+2.4%
10:00		中)非製造業PMI	○	-	55.2
10:30		豪)住宅建設許可件数 [前月比/前年比]	◎	+5.0%	-8.7%
				-15.2%	-24.1%
13:30		豪)RBA政策金利＆声明発表	◎	3.50% 据え置き	25bp 利下げ 3.50%
17:30		英)建設業PMI	○	52.9	54.4
		英)消費者信用残高	×	+2億	+3億
		英)マネーサプライM4	×	-	-3.8%
18:00		欧)生産者物価指数 [前月比/前年比]	×	-0.3%	±0.0%
				+2.5%	+2.6%
23:00		米)製造業受注指数	B	+0.1%	-0.6%
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

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