昨日の欧州序盤は、ドル円は78円台のミドル、ユーロドルは1.23台の後半で始まった。為替相場のレンジは日々に狭くなってきている。基本的に大きな動きは取れないものと思って構えている。ドル円はいつも同じようなレベルだし、78円台の後半を攻めても、すぐに垂れてくる。
ドル円の77円台では買いが出てくるので、下方向も限定的だ。ユーロドルも一日に100ポイントも動かなくなってきているので、まさしく夏休み相場となっている。私のイントとしてはユーロの戻り売りなので、ユーロドルが1.24台に入ったら売り出動しようと考えている。
しかし昨日のユーロドルは戻らなかった。珍しく安値攻めだ。アメリカの経済指標の発表の前までに1.22台に突入した。売りそびれている上に、下がって来たからといってトレンドフォロー的に突っ込み売りをするつもりもなかったので、何もできずになってしまった。やはり徐々に米ドルの金利が短期も長期も上がりつつあることで、ドルの魅力が相対的に上がっており、それで間接的なドル買い意欲を引き起こしているのだろう。
昨日も米国の長期債は重い展開が続き、10年債の利回りも上昇しっぱなしであったことは変わりがない。アメリカの経済指標は雇用関連も貿易収支も良いものが並んだ。それでもグローベックスでの米国株は反応薄。私は3時起きして女子サッカーを見たいので、速攻で寝た。
まだ暗かったが、なんとか起き出してテレビを見る。すでに1点取られていた。しかし見るからに日本は攻勢ぎみだ。いい試合をやっている。相場の方はというと、ユーロドルは深く押していて、1.22台の後半で止まっていた。米国株は実に狭い値幅の中でやっている。ほとんど動いていない。リスク回避ではなさそうだ。またドル円がちょっと上がっているので、純然たるドル買いなのだろう。
ドルが上がるのであれば、ユーロドルはもっと落ちるかもしれない。私は試合を見ながら、1.2292でショートにしてみた。ニューヨーク時間の午後からはユーロが戻り歩調になっているのが気になったが、まあ、1.23台に乗ってきたらすぐにカットするつもりなので、ロスは少ない。