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西原宏一_メルマガ取材記事
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

ユーロの上値は重かった。
さてリスク回避に転じるか

2012年09月05日(水)18:31公開 (2012年09月05日(水)18:31更新)
持田有紀子

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 昨日の欧州序盤は、ユーロドルは1.26台で始まった。すでにアジア時間で1.2626までやっており、金曜日のバーナンキ発言の後につけた高値である1.2637には若干、届かなかった。それで欧州市場ではユーロの高値がどこまでになるかを見極める場ということになった。

 もう一度トライしたときに。1.2637を越えられるのか。それともこのまま失速してしまうのか。失速した場合は1.26台は重たかったということになり、ミニ・ダブルトップの形勢から、ユーロ売り相場の流れに転換するかもしれないのだ。

 私としては1.2550アッパーでユーロショートにして2回もやられているので、ここは様子見を決め込みたいところだが、論理的に考えても1.2637を越えるかどうかを見ているだけなのだから、1.26台で売っておかない手はない。1.2640でロスカットすればよいのだから。

 そこでこのところユーロショートは苦しい記憶ばかりということも加味して、スモールで、というよりもタイニーでユーロドルを売ってみておくことにした。1.2611で売ったが、試し売りなので、ほとんど勝てるとも思っていない。しかし逆張りなので、当たるとでかい。リスクとリターンは見合っているつもりだ。

 連休明けの米国市場でニューヨーク株が上がろうものならば、リスクテークのムードが強まってユーロショートは御用になってしまうだろう。しかし木曜日のECB理事会に向かって、なにがしら利下げや債券買取りなどの緩和期待が高まれば、ひょっとしてユーロの魅力低下からユーロ下落の転機になるかもしれない。

 欧州時間では動きづらかったが、というよりも、短期的な上昇トレンドに乗った押し目買いが強くてユーロドルはなかなか下がりもしなかったが、その代わりに上がりもしなかった。そこへアーリーニューヨークがやってきて連休明けの一発は、ユーロ売りで参入したようだ。たしかに10分足や時間足を素直に見ると、トップサイドで2回、3回と止められているシェープをしている。材料が少ない中なので、そうしたテクニカルで相場に入るのもやむをえないところだ。

 遅い食事を取っている間にユーロドルは1.25台のミドルまで落ち込んできて、後は寝るまでは1.26台の後半でのプレイとなった。ポジションはタイニーなので利食いは考えていない。とにかく明日の朝になって、どこにいるかが問題だ。このまま1.25台でステイしていれば、上値は重かったということでさらなるユーロ売りが出てくるだろうし、反対に1.26台に戻していれば、押し目買い意欲強しということで、もう1.24台は今年はないかもしれないということになろう。

 朝見ると1.2560だった。ニューヨーク時間の午後になってもユーロドルは1.26台を戻しきれなかったようだ。東京オープン以降にもうちょっとだけ売り増ししようかなと思っていたら、9時前にユーロドルの投げ売りが出た。前の日の安値である1.2555を下回ってきたためもあろうが、あくまでもテクニカルな要因の方が大きそうだ。

 あっと言う間に30ポイントも落ち込んでしまい、私も粘りに粘って1.2534で売ってみた。しかしその後は上がらないものの、下がりもしない。いちおう安値圏で張り付いているので、ユーロドルの一段安は時間の問題だと思って見ているだが、やはり明日にECB理事会を控えて神経質な動きになるだろう。

 今晩も注目イベントはほとんどないが、それゆえに欧州発の要人発言だけがマーケットを動かす材料となりやすい。また中国や日本の株価がやや下げ傾向を鮮明にしだしたので、リスク許容度の観点からも欧州株や米国株にも要注意である。私としてはまだポジションとしてはスモールなのだが、これを1.2600で損切りすることにして、じっくりと利食いを待ちたいところ。


日本時間 17時40分
 


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