9月21日(金)■『金融市場のリスク許容度』と『欧州債務問題への思惑』、そして『週末要因及びポジション調整』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『金融市場のリスク許容度』と『欧州債務問題への思惑』、そして『週末要因及びポジション調整』にあり。

米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。

米国以外の経済指標は、
・17時30分：英)公共部門ネット負債
・21時30分：加)消費者物価指数＆【コア】
・21時30分：加)卸売売上高
への注目度が高い。

経済指標以外では、
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
・週末要因
・米国の追加金融緩和への思惑(ドルに影響)
・欧州債務問題への思惑
・金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・日本の追加金融緩和への思惑
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・欧州の追加金融緩和への思惑
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

週末金曜日。

本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。

米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

先週の為替相場は、ドル売り・ユーロ買いの流れが加速。独連邦憲法裁判所によるESMと新財政協定の承認やFOMCでの追加金融緩和策の発表でその流れは更に強まった。

今週の為替相場は、先週の大きな変動に対する反発と調整が主体となっている。

週末金曜日の本日は、引き続き米国の追加金融緩和観測と金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)、欧州債務問題への思惑(欧州各国の国債の状況も含む)での方向性が焦点。
また、直近で加速し、今週に入って調整しているドル売り・ユーロ買いの流れの行方が重要。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

・17時30分：英)公共部門ネット負債
→発表での影響はなかなか

・21時30分：加)消費者物価指数＆【コア】
→発表での影響は非常に大きい

・21時30分：加)卸売売上高
→発表での影響はまずまず

※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→本日は、注目に値する米国のイベントはないが、先週加速して今週に入って反発・調整しているドル売り・ユーロ買いの流れがどうなるかに注目


9月17日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼米国の追加金融緩和への思惑(直近は期待ヨリ)
▼日本の追加金融緩和への思惑(19日にBOJ金融政策結果発表)
▼欧州債務問題への思惑(直近は緩和ヨリ)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼米国の長期金利の動向(ドルに影響)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼金融当局者や要人による発言
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼欧州の追加金融緩和への思惑
▼金や原油などの商品市場の動向

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9月21日(金)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・週末金曜日
06:00		米)ピアナルト：クリーブランド連銀総裁の発言	B	要人発言
07:30		米)ブラード：セントルイス連銀総裁の発言	B	要人発言
09:00		豪)景気先行指数	△	-	+0.2%
16:00		ス)マネーサプライM3	×	-	+9.8%
17:30		英)公共部門ネット負債	○	+132億	-18億
21:30		加)消費者物価指数 [前月比/前年比]	◎	+0.3%	-0.1%
				+1.3%	+1.3%
		↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.3%	-0.1%
				+1.5%	+1.7%
		加)卸売売上高	○	-0.2%	-0.1%
25:40		米)ロックハート：アトランタ連銀総裁の発言	B	要人発言
-		米)注目度の高いものは特にない	-	-	-
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

基本様子見も、欧米の株式市場が大きく崩れた場合にはショートを検討

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