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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

大台割れずのユーロ円
でも変わらずにユーロベアで

2012年10月11日(木)17:22公開 (2012年10月11日(木)17:22更新)
持田有紀子

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 今週にはいってリスク回避の動きが強まった。先週の雇用統計の内容にケチがつくようにもなっているし、また東京で開催されているIMF・世銀の会合からも、悪い材料になるような話ばかりが伝わってくる。世界経済の見通しを下方修正したので、資本市場の地合いは悪くなった。中国での反日抗議の悪い側面がネットなどで流れ出るだけでも、株価にとって良くないが、人民銀行の総裁まで来日せずに欠席するという。

 そしてさらにリスクオフへと動き、クロス円などはすぐに下げに転じてしまうようだ。昨日のアジア時間では中国株やインド株がやや持ち直す動きとなったのに、日本株だけが下押しするという展開となって、リスクオフをリードした。

 すでにドル円に上昇する力はないようで、野田首相や城島財務相が為替相場への実弾介入をちらつかせても、78円台の前半をウロウロしている。すでに77円台は視野に入っており、ここ最近の下値のメドになっている77円台のミドルまで突っ込んでもおかしくはない状況だった。

 昨日の欧州序盤ではユーロドルは1.28台の中盤で、ユーロ円は100円台の中盤で始まった。私は前日に続いてユーロベアのスタンスで構えている。そこでユーロドルかユーロ円が前日の安値を下抜けするのを臨んでいたが、そうはならなかった。

 なにかユーロにとって良い材料が出てきたわけでもないのに、ユーロはショートカバーが先行。戻り過程にある状態のユーロ売りを試みるわけにもいかず、ニューヨークオープンの頃にはユーロドルは1.29台近くまで戻しきっており、ユーロ円も101円台を回復。

 アメリカ発のイベントもないなか、ユーロドルは堅調に推移。ユーロポンドの上げがユーロの底堅さを演出しているようだ。ちょっとこういうユーロクロスが主導してのユーロドルの上昇では売り向かっても無駄になることが多い。早起きして相場に参戦しよう!ニューヨーク市場の為替相場の値動きを踏まえたうえでの出動でも遅くはないだろう。

 ニューヨーククローズの前に起きたが、ユーロは高いままだった。ユーロドルは1.29台を割り込んでいるものの、1.28台の後半であった。東京オープンまで間があるし、もうひと寝入りというか朝寝しようと思ったら、ユーロドルが下がり始めた。時間が時間だっただけに、過去の経験的には格下げでもあったのだろうかと思ったりもした。

 グローベックスでの米国株も時間外取引とはいえ、直前までやっていたレギュラーセッションでの安値をも下抜けしている。これでリスク回避になっているのが明確になった。ユーロ売りせねば。ユーロドルを売り込むつもりだったのだが、開いている画面がユーロ円の取引画面だったので、急いでユーロ円でショートに振った。

 出来は100.52だった。アジア時間や欧州時間の安値が100.45あたりだったので、もうちょっと待って抜けてから売るべきだったのかもしれないが、急いでいたので仕方がない。ニュースを確認すると、S&Pがスペイン国債を2ノッチ格下げしたようだ。そのままユーロ円は下げ続けたが、いかにも遅い。

 また東京オープンが近づいていることもあって、またナンチャッテ介入もあるかもしれない~。要人の発言だけは出てきているし、ショートカバーも怖いところだ。私も9時前に買い戻したいと考えていたので、2回目の押しで何とか100.32でやめることができた。 

 本日もアジア時間ではリスク回避ばかりが目立った。日本株も安い。ちょうど高いところに位置していて利食い売りの理由の欲しかった欧州株や米国株の売り圧力も高まってきているようだ。今晩もリスク回避の方向で構えるつもり。ユーロ円になるかユーロドルになるかはわからないが、どちらにしても売りのOCO注文の状態で待ちかまえている。

 東京でG7財務相会議をやっている。この声明文の内容によっては円安に振らされる局面もあるかもしれない。しかしそこはドル円でもユーロ円でも売り場を提供してくれるだけのことではないかと思う。


日本時間 17時00分
 


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