12月13日(木)■『FOMC結果発表明けでの影響』と『欧米の株式市場』、そして『欧州債務問題』と『米国の長期金利』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『FOMC結果発表明けでの影響』と『欧米の株式市場』、そして『欧州債務問題』と『米国の長期金利』にあり。

米国の経済指標は、
・22時30分：米)新規失業保険申請件数
・22時30分：米)生産者物価指数＆【コア】
・22時30分：米)小売売上高＆【除自動車】
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・22時30分：加)新築住宅価格指数
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・17時30分：ス)SNB政策金利＆声明発表
・FOMC結果発表明けでの影響
・EU首脳会議(13日・14日開催)
・スペイン国債の入札日
・イタリア国債の入札日
・米国の主要企業の決算発表→アドビ、他
・米国の中長期国債の入札が相次ぐ(11日・3年債、12日・10年債、13日・30年債)
・16日に日本の衆議院選挙開票を控える点
・クリスマス・年末相場入りで商いが薄くなる時期
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・米国の財政の崖問題への思惑
・欧州債務問題への思惑(スペインとギリシャが中心)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・日本の政局や金融政策への思惑
・米国の追加金融緩和への思惑
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・金融当局者や要人による発言
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
などの要因に注意。


★★★

FOMC結果発表明けで、EU首脳会議(13日・14日開催)とSNB政策金利＆声明発表が行われる。
その他、スペイン国債やイタリア国債の入札日でもある。

米国の経済指標の発表は、新規失業保険申請件数と生産者物価指数＆【コア】、小売売上高＆【除自動車】がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の中長期の国債の入札は米国の長期金利(米国債)に影響を与えやすい。

今週の為替相場は、昨日にFOMC結果発表絡みのイベントも消化し、FRBの金融緩和が強化されたことなどから、ドル円もユーロドルも大きく上昇している。

FOMC結果発表明けの本日は、まず第一にFOMC結果発表明けでの影響に注視しながら、引き続き、金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)や欧州債務問題、米国の財政の崖問題、日本の政局や金融政策が大きな焦点となる。
その他、16日に日本の衆議院選挙開票を控える点、クリスマス・年末相場入りで商いが薄くなる時期である事などにも要注意。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

・17時30分：ス)SNB政策金利＆声明発表
→サプライズはないと思われるが、今後の金融政策への思惑で動くきっかけになりやすい

・22時30分：加)新築住宅価格指数
→発表での影響はまずまず

・22時30分：米)新規失業保険申請件数
・22時30分：米)生産者物価指数＆【コア】
・22時30分：米)小売売上高＆【除自動車】
→同じ時間に3種類の経済指標が発表。どれも注目度及び市場影響度が非常に大きい


12月10日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼米国の雇用統計発表明けでの影響
▼EU首脳会議などへの反応
▼ス、米の金融政策の結果発表が行われる点
▼12日にFOMC政策金利＆声明発表＆経済・金利見通し公表＆FRB議長の記者会見
▼16日に日本の衆議院選挙開票を控える点
▼今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ点
▼クリスマス・年末相場入りで商いが薄くなる時期
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼日本の政局や金融政策への思惑
▼米国の財政の崖問題への思惑
▼欧州債務問題への思惑(スペインとギリシャが中心)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体、週末の米国の雇用統計が主体)
▼米国の長期金利の動向
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の追加金融緩和への思惑
▼欧州の追加金融緩和への思惑

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12月13日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・FOMC結果発表明け ・EU首脳会議(13日・14日開催) ・スペイン国債の入札日 ・イタリア国債の入札日 ・米国の主要企業の決算発表→アドビ、他 ・16日に日本の衆議院選挙開票を控える
06:30		NZ)企業景況感	×	-	50.5
17:15		ス)生産者輸入価格 [前月比/前年比]	×	-0.3%	-0.1%
				+1.0%	+0.4%
17:30		ス)SNB政策金利＆声明発表	◎	0.00% 据え置き	0.00% 据え置き
18:00		欧)ECB月例報告	△	-	-
18:30		南ア)生産者物価指数 [前月比/前年比]	△	+0.4%	+0.6%
				+5.5%	+5.2%
20:00		英)CBI製造業受注指数	△	-15	-21
22:30		加)新築住宅価格指数 [前月比/前年比]	○	+0.2%	+0.2%
				+2.3%	+2.4%
		加)第3四半期設備稼働率	×	80.5%	81.0%
		米)新規失業保険申請件数	AA	36.8万件	37.0万件
		米)生産者物価指数 [前月比/前年比]	AA	-0.5%	-0.2%
				+1.8%	+2.3%
		↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.1%	-0.2%
				+2.2%	+2.1%
		米)小売売上高	AA	+0.5%	-0.3%
		↑・小売売上高【除自動車】		±0.0%	±0.0%
24:00		米)企業在庫	B	+0.4%	+0.7%
27:00		米)30年債入札	BB	130億ドル
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

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