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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

もはや日銀会合にサプライズなし、
ドル円のショート攻め続行か

2013年01月22日(火)18:00公開 (2013年01月22日(火)18:00更新)
持田有紀子

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 昨日はアメリカが休みだった。それでユーロドルのほうはほとんど動かなかったが、ドル円は翌日に日銀の会合を控えていることもあって、やや神経質な動きを強いられた。ここ最近の為替相場の動きはドル円の注目度が高まっている。参加者も多くなってきたせいか、ちょっとした材料にも振らされやすくなっている。

 欧州序盤でドル円は安値攻めで始まった。これは早朝の値動きを反映したものであるのは明らかで、上値の90円台は失敗したことを後押ししている。投げ売りも出てくるだろうという見方である。そんなに円高方向に動くには参加者が少なすぎるとは思ったが、私も89.50以下で何度か売り参戦してみた。しかしすぐに戻ってくるので、5ポイント程の損切りを何度もさせられた。結局、欧州時間ではこのステージでの安値である89.34が、日中の安値となった。89.50を上回ってきてからは私もノ-イント。アメリカも休みだし、早寝早起きに徹することにした。

 今朝の早い時間に話題になったのは、朝日新聞の観測記事だった日銀の物価目標は「中期的に」という姿勢から「できるだけ早く」に変えられたというのだ。より積極的に取り組むと評価されたのであろうか、ドル円は8時前に30ポイントほども急上昇。再び90円台に乗せてくるのではないかという勢いとなった。数時間後には日銀会合の結果やアナウンスメントもされているだろうことを考えると、外国人などはドル円やユーロ円を買っておきたくなる状況でもあった。

しかし東京市場ともなるとドル円は利食い売りが先行。もう充分に価格に織り込まれているからだということなのだろう。ドル円は89円台のミドルでもって、ランチタイムを迎えた。気の抜けない時間帯に差しかかる。麻生大臣が「日銀の会合では意見が分かれるかもしれない」と言ったので、金融当局の積極姿勢が疑われるという局面もあって、ドル円はやや軟化。89.30あたりまで押し込まれたが、やはり日銀の発表では円売りに傾いた。ドル円は再び90円台に乗せてきた。声明のなかで物価目標の「2%上昇」という文言が明記されたことを喜んだものだ。

 しかしすぐに90円台からは離れ、しばらく89.80から89.95でもんだ。日本株も10860円までジャンプした後は、上げ足が鈍っている。これは思ったほど上がらないと誰もが思うところだ。日経先物も今年の最高値である11005円にははるかに届かないし、ドル円も今年の高値である90.24には届かない。抜けるならば、絶好の場面であるのにである。

 これはちょっと警戒しながらの逆張りしかないだろう。たしかに高値越えをしていれば、私も文句なくついていくのだが、越えられなかったら海外時間に入ってからの逆襲が恐ろしい。私も恐る恐る89.95で売った。ちょっとマーケットの動きが激しいので、遠目に90.25で買い戻しのストップ注文だけ置いておいた。これがつくようならば仕方がない。

 日銀の発表があってから30分くらいして相場が崩れてきた。89.70を下回ってきたのだ。いろいろと理由はつくだろうが、物価目標の明記では喜んでみたものの、肝心の直接のオペレーションであるところの追加緩和が「無制限にやる」とはいいながら金額の指摘がなかったことが失望につながったとの見方が多い。まあ、我々トレーダーにとっては、理由はどうでもよい。

 日本株も急激に下がってきて、日経先物も午前中につけた安値である10690円をも下回ってきた。言うまでもなく、私としては利食い態勢に入らないといけないが、それは株価動向を睨みながらとなる。コツンときたら、そこで買い戻すのである。日経先物は10600円でコツンときた。そこから急激にメクレ上がっている。

 ここの局面で私もドル円ベアではありながら、いったんの利食い千人力。88.93まで差し込んでいたが、端っこでは拾えない。私は89.18で買い戻した。また戻ったら売るつもりだ。でもこうなったら、よほどのことがない限り、再度の上値攻めはおぼつかないだろう。

 今晩の海外市場でも注目は円相場である。日銀の結果をうけて外国勢はどのように対応してくるのか。その消化具合を見極めるのである。ドル円はアジア時間につけた安値をアタックするようならば、ぜひともついていかないといけないだろう。ニューヨーク市場の引け後に企業決算の大どころが出てくる。

 ハイテクセクターのIBMやTI、グーグルやAMDといったところだ。これで決算のヤマ場を越すことになるのだが、今回の決算発表は株価自体が高いところに位置していたのもあって、あまりミクロ指標には注目が集まらなかった。またアメリカの財政問題や日本のアベノミクスのほうが、その先がどうなるかの関心を集めたという事情もあった。

 

日本時間 17時30分


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