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本記事は2012年11月23日に公開した記事「スプレッド0.2銭ではFX会社は収益マイナスかも!? なぜ、有利な口座を使わないのか?」の内容を最新のデータに更新した上、タイトルを変更して公開したものです(ザイFX!編集部)。
FX会社の取引ツールをレビューするこのコーナー。今回は羊飼いが、米ドル/円で業界最狭水準のスプレッドを提供している外為ジャパンFXとSBI FXトレードについてレビューしつつ、「FXで一番カンタンに収益を増やす方法」について書いてみます!
【作成日時:2012年11月14日→最終確認・更新日:2013年2月15日】
>>>外為ジャパンFXの最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツでご覧ください
>>>SBI FXトレードの最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツでご覧ください

■スプレッド競争はすでに極まった?
スプレッド競争が加速した結果、SBI FXトレードが取引数量を限定しつつも、ドンドンとスプレッドを狭めて0.1銭原則固定で提供。
その他のFX会社では、外為ジャパンFXの0.2銭原則固定が期間限定ながらもトップとなっている。
その後には、0.3銭原則固定でトレイダーズ証券[みんなのFX]、GMOクリック証券[FXネオ]、DMM.com証券[DMM FX]が続いている。
なお、主要FX会社の米ドル/円スプレッドに関しては、以下の表を見てほしい。
【参考コンテンツ】
●FX会社徹底比較!:取引コストで比べる「米ドル/円」スプレッドの狭い順
しかし、このスプレッド競争、すでに極まった、との見方が多い。
現在、FX会社やそのカバー先金融機関の人の話を聞くと、複数の銀行のベストレートをうまく合わせても、0.2銭が限界という。
そして、実際に0.2銭が出たとして、それをそのまま顧客に提供してはFX会社の収益はマイナスになるというのだ。
スプレッド競争が2銭や1銭になった時も同じようなことが言われていたが…事実、すべてのスプレッド競争に食いついてきたGMOクリック証券[FXネオ]が0.3銭原則固定で止まったままでいるのは確かだ。
真実はどうであれ、トレーダーとしては、0.1銭原則固定や0.2銭原則固定といった「FX会社の収益がマイナスかも?」とまで言われるくらいに有利なスプレッドを実際のトレードに活用したいところ。
銀行のディーラーの友だちが言っていた。「今は、プロよりも個人のFXの方がよっぽど条件がいい」と。
そんななか、DMM.com証券[DMM FX]やGMOクリック証券[FXネオ]の口座は持っていても、なぜかそれよりも良い条件を提供している外為ジャパンFXやSBI FXトレードの口座は持っていないという人は結構いるようだ。
今回は、この2つの口座を確認してみたい。実際のスプレッドの幅とともに!
■同じシステムならDMM FXよりも外為ジャパンFX?
まずは、米ドル/円のスプレッドが0.2銭原則固定の外為ジャパンFXを見てみよう。
確かこの会社は、MJから社名が変わって…直近では、DMM.com証券[DMM FX]に買収されたという記憶。
【参考記事】
●社名も新たに、驚愕のスプレッド縮小! 外為ジャパンFXが米ドル/円0.2銭固定に!
DMM.com証券[DMM FX]やGMOクリック証券[FXネオ]のインパクトが強くて忘れられがちだが、もともとDMM.com証券[DMM FX]と同じくEMCOM系のシステムを使っていて、それは今も健在。
【参考コンテンツ】
●FX会社徹底比較!:注文機能・システムで比べる
今は、DMM.com証券[DMM FX]の子会社なので、信用度もカバー先などのモロモロの点もDMM.com証券[DMM FX]と同じはず。
さらに、取引システムも同じ。
それだったら、DMM.com証券[DMM FX]を使うより、外為ジャパンFXを使う方が良いのは明確。
口座開設という少しの手間で、DMM.com証券[DMM FX]の0.3銭原則固定を、同じ環境のまま0.2銭原則固定にできる。これはやらない理由がない。米ドル/円0.2銭原則固定のスゴさをお試しアレ。
■システムも意外と使いやすいSBI FXトレード
次にSBI FXトレード。
SBIホールディングスのFX専業子会社として鳴り物入りでFX業界に参入した同社。
【参考記事】
●衝撃の米ドル/円スプレッド“0.19銭固定”で1ドルから取引できるSBI FXトレード登場!
取引数量によってスプレッドが変わるという変わったシステム。しかも、取引数量が大きいほどスプレッドが広いのだ。
直近は1万通貨までの限定だが、米ドル/円で0.1銭原則固定という他社がアゼンとするスプレッドを提供している。システムは独自で意外と使いやすい。
少額取引での0.1銭といったスプレッドは、FX会社によるサービスというウワサもあるが、事実はわからない。
過去を振り返れば、スプレッドが2銭の時も1銭の時も、そんなスプレッドはあり得ないと言われてきた。そういったスプレッドを提供する会社は危ないと公に言った人もいる。
しかし、現実は正直だった。
あり得ないと言われ出してから、スプレッド競争はさらに進み、そのあり得ない値の10分の1が普通になってしまっている。そして、結局のところ、ほぼすべてのFX会社がそれに追随している。
■収益を増やすためにはコストの低い会社を選ぶべき
今回は、米ドル/円のスプレッドの狭さナンバー1&ナンバー2として、SBI FXトレードと外為ジャパンFXの2社を紹介したが、この2社は資本もちゃんとしており、安心して低スプレッドを享受できる会社でもある。
トレードする人に話を聞いたときに幾度となく出てきたこの言葉。
「一番カンタンに収益を増やす方法は、コストの低い取引会社を選ぶこと」
リスクがない限り、その部分は面倒くさがらずに貪欲に追求したい。
>>>外為ジャパンFXの最新スペック詳細はこちら
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