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西原宏一_メルマガ取材記事
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

ドイツ景況感の悪化でユーロ利下げ期待、
本日のIFO指数に注目!

2013年04月24日(水)15:53公開 (2013年04月24日(水)15:53更新)
持田有紀子

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 昨日のアジア時間ではドル円が重たかった。G20明けでもドル円は100円台に乗せてこなかったことの反動もあるだろう。あっさりと99円台を割り込んできて、その瞬間に私も多少、ショートには振ってみたのだが、それがあんまりアゲインストにも会わずに、欧州序盤には98.50まで下がってきた。

 ドル円がここまで一段安したのは、ユーロ円の売りによるものだった。ドイツの景況観のデータが発表されたのだが、製造業もサービス業も事前の予想を下回った。それでユーロ売りがかさんで、ユーロドルは1.29台へ沈んだ。ユーロ円も文句なく売られることに。しかし結果的にはリスク回避的な動きはここまでであった。ドル円もユーロ円も、このステージで下げ止まったのである。

 それはドイツ株が急反発し出したのを見てもわかる。悪い材料なのに、逆に妙にユーロの利下げ期待だけが高まったのだ。利下げするのだからユーロ売りはそれでよいとしても、その後にきた株高によるリスクテークではユーロの買い材料とされてしまう。ドル円も底打ちして感じが出てしまって、99.80とかまで戻ってくると我慢はできない。私も即座に買い戻してポジションを閉じた。 

 この欧州株の切り返しが、この日の流れを決定したと言ってもよいだろう。その後はずっと株高となり、それはニューヨーク市場にシフトしても変わらず。しかるにドル円もユーロ円も実に堅調な地合いとなり、ドル円が99円台を回復すると、99円台でステーブルになった。そして私のようにアジア時間を通じてのショート勢はいったん撤退を余儀なくされたようだ。

 アメリカの経済指標も良いものが並んだので、市場はますますリスクオンに。ドル円も99.50近辺まで上がってくると、さすがに興味はない。買って攻めたいが、それは100円乗せを見届けてからでも遅くはないと思うからだ。新築住宅の指標を見てから私は仮眠に入ったが、夜中の2時に目を覚まして画面を見ると、米国株はいっそう高くなっており、ドル円も高いままだった。

 そこで偶然であったが、昨日のAP通信のハッキングの瞬間に立ち会うこととなった。材料は何が出ているのかわからなかったが、急激に株価は売り込まれ、ドル円やユーロ円も激しく落ち始めた。欧州序盤の安値近くまで落ちたが、その戻しも激しかった。

 なにか変なウワサが出て、それが直後に否定されたときのような反応だった。私はドル円が98円台だったので速攻でちょっとだけ買ってみて、99円台に戻してきたところですぐに売った。結局は何もなかったようで、10分ほどでマーケットはその前の水準にまた戻った。火事場のナントカみたいなドル円ロングだった(笑)。


 そのままニューヨーク市場はリスクフルの状態で終わった。アップルの決算が出たが、注目を集めた割には順当な結果となった。アジア時間ではドル円の買いが先行し、昨日の高値をも越えてきたが、買いが一巡すると利食い売りに押される展開になった。しかし99円の大台は割り込むことはなかった。

 この後もドイツの景況指数が出るので、ユーロ金利の先行きも絡めて要ウオッチとなる。しかしドイツ連銀のバイトマン総裁も言っているように、あまり政策を期待されても困るということはありえそうだ。実際にユーロドルが1.28台とかに突入でもしない限りは、利下げ期待などというのは株を買うための理由くらいに考えておけばよいだろう。

 ドル円の99円台後半は依然として100円という心理的な節目が立ちはだかっている。そこではやはり機械的に逆張って100円ちょうどからド転ロングか。


日本時間 15時40分
 


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