ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

ザイFX!キャンペーン比較
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

ドル円走らないが安値を更新!
経済指標を控えリスクオフに敏感な地合い

2013年05月30日(木)17:12公開 (2013年05月30日(木)17:12更新)
持田有紀子

【ヒロセ通商】ザイFX!限定 最大11000円キャッシュバック実施中!

 昨日はアジア時間の終盤に、米国債が急落した。グローベックスのなかでの米国債先物が大台を割り込んで、ストップロスを誘発したものと思われる。ここ最近は債券相場の下げに神経質になっている状態が続いたため、マーケットは過度に反応することになった。日本株もクローズ間際だったが、債券急落を見て大きな売りものに押された。

 それでリスク回避志向が強まって、102円台でなんとか踏みとどまっていたドル円も下向きにならざるをえない。昼間の上げが余計だったと思っていた私としては、何度か売り込んでみては、買い戻しをすぐにやる。たまには売り増しをしてみたりして、101円台のミドルにまで至った。

 月曜、火曜と、世の中の動きと関係なく堅調であった欧州株も、大幅安になった。市場は不安定さを嫌うものである。株などリスク性の高いものが値下がりしたことで、安全志向が高まり、欧州時間からは債券価格がかえって反発するという皮肉な結果をもたらした。ドル円も101円ちょうどをついてはいるものの、クリアに100円台に突入しない。

 かといって戻りも鈍く、101.30あたりまでがやっと。私は売り目で見ていたので、101.50アッパーでならば売りたいと思っていたのに、なかなか上がっていかない。シビレを切らして、101.14で売っていった。株価が戻りはじめたら、たとえフェイバーになっていても、その段階でやめようと思っていた。

 先週の木曜日からドル円の安値は100.65から100.85あたりに集中している。フレッシュな材料でもない限り、やはり今度もそのあたりで強力に止められる公算が高いものと想像できる。100円台に入ったら、とりあえず利食いの買い戻しを考える。そして100.60を下回ってきたら再度の売りを試みるつもりだ。そのような姿勢でニューヨーク入りした。

 しかしニューヨーク市場では何の経済イベントもないので、小動き。懸念された米国債も株安のため、質への逃避で買われている。まったく緊張感のないものになってしまった。ドル円もなかなか101円ちょうどを割らないはずだ。

 もうポジションをキープするのをやめたいなと思っていたときに米国株が下がってきて、やっと100円台に突入。かなり私は待ちくたびれたので、利幅は少ないものの、利食い千人力をして寝てしまった(笑)。朝になって画面を見ると、ドル円は101円台のままである。そしてやはり101.60ゾーンの底は抜けていなかったようだ。

 最近は日本株が不安定な動きをして、ボラティリティも上がっており、その分だけアジア時間の相場の変動が大きい。夜の海外市場よりもアジア時間で取引することがめっぽう多くなった。そして今日も日本株は大きく崩れた。日経先物は月初の始値である13800レベルを下回ってきた。これでやっと5月は月足で陰線の領域に入ったことになる。

 ものすごく株価が落ちたと思っていたが、やっと月初の水準になっただけなので、まだまだ落ちる余地はあるようにも思えてしまう。日経先物はスピード調整がないなあと言っていたのも昔の話で、すでに25日線も割り込んできている。かなりリスク回避的に危ないところまで来ているといえる。その分だけドル円やユーロ円も下がるかもしれない。ここから売り込んでいっても、まだ間に合いそうな感じもする。

 東京クローズ間際に、ドル円は先週来の安値を下抜けしてきた。それでもどんどん走るというわけでもなく、100.50を下回った。もう一度、下攻めするならば売ってみようかなと思う。グローベックスでの米国株は値崩れ寸前であるし、ドイツ株は昨日に引き続いて安く始まった。

 今晩の経済指標は失業保険と住宅予約。雇用関連と住宅関連でどちらも重要だが、マーケットはリスクオフに対して敏感になっているので、良い材料には反応しづらいかもしれない。悪い結果となると、ドル円もユーロ円も下向きに結構走るかもしれないので、注視していたい。

日本時間 16時40分
 


取引コストで比べる スワップポイントで比べる
キャンペーンで比べる 人気ランキングで比べる
最低取引単位で比べる FX会社比較トップページへ
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング)
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定 0.3pips原則固定 1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
【総合3位】 楽天証券「楽天FX」
楽天証券「楽天FX」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定 0.4pips原則固定 1000通貨 28ペア
【楽天証券「楽天FX」のおすすめポイント】
業界上位水準のスプレッドと、株取引で培ったノウハウが活かされた、取引環境の良さが魅力のFX口座です。取引量に応じて楽天ポイントが貯まるので、楽天グループのサービスをよく利用する人にもおすすめ。また、楽天証券には大手ネット証券で唯一の、MT4を使うFX口座「楽天MT4」もあります。
【楽天証券「楽天FX」の関連記事】
■楽天証券「楽天FX」の特徴やスプレッド、スワップポイント、取り扱い通貨ペア数などを紹介!
▼楽天証券「楽天FX」▼
楽天証券「楽天FX」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年4月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

FX会社徹底比較 キャンペーンで比べる 初心者にやさしい 1000通貨取引可能 10種類の項目で比較 取引コスト スワップポイント 通貨ペア レバレッジ 為替ニュース 入出金サービス 注文機能・システム モバイル対応 ロスカット・メール機能 会社の信頼性
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
トルコリラスワップポイントランキング 田向宏行 CFD口座おすすめ比較
トルコリラスワップポイントランキング 田向宏行 CFD口座おすすめ比較
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る