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西原宏一_メルマガ取材記事
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

半値戻しがワークしているドル円、
重要イベントも多く米国債の動向を注視

2013年06月25日(火)18:40公開 (2013年06月25日(火)18:40更新)
持田有紀子

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 昨日はアジア時間でドル円は98.70近くまで上げきった。これは誰もが注目していた戻り高値の位置である。5月22日のマーケットが変調を来した日の高値が103.72で、その後の最大の押し目が今月13日の93.79である。そのちょうど半値戻しのレベルが98.75なので、ちょうど良い場所で止まったことになる。

 私のようなどこかでドル円を売っておきたいと思っている人にとっては、いずれは上抜けするにしても、一度目はぜひとも売り込んでおきたい場所である。買い戻しのストップ注文は98.80と置きやすいので、あとはいかに引きつけるかだけである。

 朝がたは98円台の前半でいたものが、ほとんど押し目もなく上がってきたので、売るのは怖い。それでも98.50アッパーから私は売っていった。98.80でロスカットするのだから、ナンピンもありである。さらに上がってきても、98.60と98.70で売る。ナンピン売りの注文が来なければ来ないで、それはストップ注文がつかないということだから、それでもよい。

 結果的には98.69までだった。アジア時間の終盤には98.50を下回ってきたので、98.35で反分だけ買い戻した。これは98.60で売った分の利食いのつもりだが、そんなことはマーケットには関係ない。また上がってきたら売るだけのことだ。しかし欧州序盤ではドル円が下攻め。いともあっさりと97円台に突入した。スモールではあるがドル円のショートは持ってはいるが、半分やめている。そして売り直しができていない。

 嬉しいやら、悲しいやら、ちょっと複雑な気持ちだ。しばらくは98.00をはさんでの動きに徹していたので、とりあえず私は97.91で買い戻すことにした。というのも米国債が急落を始めており、長期金利の上昇を理由にしたドル買いが出てくると思えたからだ。短期金利ならばわかるが、長期金利の上昇は直接にドル買いに結びつくわけではないと思っているのだが。

 アメリカの長期金利の急上昇は、先週来からの顕著な出来事である。これでマーケットの不安定さが増し、それによってリスク回避が促される。米国株も大幅に下落を繰り返しているのも、そのひとつの現れだ。米国株はオープン自体も大幅安だったが、それからもさらに安値模索。

 ドル円は97円台の前半まで簡単に押し込まれて、ネクスト外部要因の変化を待っている感じとなった。結局、FED要人たちの発言もあって、米国債は底打ちして反転。米国株も戻ってきたので、ニューヨーククローズ時ではリスクオフの姿勢はかなり薄らいだようだ。

 そして本日は朝からドル円は強かった。98円台乗せを目指して、本邦勢の買いがやまない。昼前に98円台になどか乗せたりしたが、やはり昨日の値動きからみてもシコリの取れるまでには至らなかったようだ。私も98円台のミドルといわずに98.00あたりからでも売っていこうかと考えたが、ちょっと事務作業をしていたら売りそびれてしまった…。

 昼過ぎにはグローベックスでの米国株が急落し、それを契機にドル売りが連発してドル円も再度の降下。なかなか98円台で売らせてはくれない~(涙)。欧州時間にはいると、ドル円はさらに売られて96円台も見ることに。

 今晩は住宅関連や景況感のデータなど、金利動向を左右する経済指標がたくさん出る。それに一喜一憂するよりも、注目度を集めている米国債の値動きが要ウオッチだ。昨日はニューヨーク序盤に急落したが、その後はものの見事にフルポイントも戻しており、ちょっと売り込みづらい形をしている。

そ れでも米国債が再び安値攻めを始めるようであれば、かなり大きなリスク回避が期待できる。そのときはレベルに関係なくドル円を売っていこう。昨日の同じようにニューヨーク時間の午前中が見どころとなる。


日本時間 18時00分
 


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