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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

上院では11月予算の案も浮上、
やはりクロス円ショートで粘りたい

2013年09月25日(水)15:38公開 (2013年09月25日(水)15:38更新)
持田有紀子

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 さてクロス円の売り作戦である。ユーロ円でもポンド円でも、クロス円は大きなブレを生ずるので、相場への入りどころと出どころは難しい。相場観が当たっていても、不必要なところで損切りになったり、へんなところで利食いをさせられてしまう。相場もなんだか不安定だし、とりあえずはスモールポジションで始めることにした。

 つまりナンピンすることも視野に入れて、計画的にポジションを作っていく。値幅としてはアゲインスト方向に1円は見てもよいようなサイズのポジションで始めるのだ。フェイバーになったときは、そのまま余勢を駆って通常モードに戻って、レギュラーサイズのポジションで追撃し、ストップ注文も普通の距離まで近づける。つまるところ相場なのだから、自分の見方が完全に当たるというわけではない。だから通常の時と同じくらいのリスク許容度だけはキープして、無理をしないように大きくなるであろうブレを乗り切ろうとする方策である。

 欧州序盤ではユーロ円が上昇基調で始まった。133.50を越えてきた。ここは基本方針の通りに第一弾を売っていき、ユーロ円133.56で売り込んだ。このまま下がってくれればよいが、そうなるとも限らない。案の定、まったく下がらず~。スモールポジションといっても、アゲインストは辛いものだ。

 マックス1円幅ではやめるのだから、134.50あたりからロスカット態勢に入ることになる。先週後半の高値圏で買い戻しとなるわけだ。まだ余裕のある距離だが、高値つかみをさせられると思うと、なんとも嫌なポジショニングではある。しかしリスク犯さずしてリターンは見込めない。

 ユーロ円は134円台乗せを狙う動き。一本調子で上がってきている。134円台に乗ってきたら、もう一度売る。そして134.50の直前でも最後にあがいて売る。そういう予定を組んで、多少、悲観的になりながらユーロ円のショートをキープした。ドイツの景況指数であるIFOはあまり良くなかった。と言っても、それほど悪くもない。

でもこれを契機にユーロドルが下がり始めた。1.35台に乗せていたのが、1.34台にまで落ちてくると、それほども落ちていないのにちょっと安心。しばらくするとドル円も下がってきた。99円台を割り込んできて、ユーロ円も133円台の中盤まで下がる。自分が売り始めた133.50あたりでは引っかかったが、そこを下回ってくると急激にクロス円全般が重くなった。グローベックスでの米国株は重いが、それほども大幅安というわけでもないのに…。

 とにかくドル円の下落がちょっと想定外だった。ユーロ円が下がるのは、どちらかというとユーロドルの下げがリードするのではないかと考えていたからだ。こうなってくるとユーロ円の戻しである133円台の後半で売らなかったのが悔やまれる。

 ニューヨーク勢もクロス円の売り方向で参入したようだ。ユーロ円も132円台に突入。私も132.94で売り増しした。しかしこのステージでは突っ込み安値は132.80あたりまでで、すぐに反発。133円台に戻すのも速かった。私は133.02で買い戻したものの、再び戻り売りの態勢へ。133.50アッパーからはショートを積んでいくつもり。

 アメリカの上院のほうで暫定予算を11月までの短期的なものにして作り変えるという案が浮上してきた。今の下院の案では上院を通過しないのは明瞭なので、マーケットとしては安心感を得たようだ。それで米国株も急反発に向かい、それでクロス円もショートカバーに向かったということだろう。夜中にユーロ円は133.50あたりまで戻していたが、ニューヨーククローズに向かって再度の売り込みに遭った。私も133.80でオファーを出しておいたのだが、後から見ればちょっと欲張りすぎだった(笑)。

 さて今晩も引き続きリスク重視、すなわちクロス円で攻めたいと思う。むろん、リスク回避の方向で見ている。昨日の米国株の引け方がちょっとまずい。終了間際の30分で大きく売り込まれた。そして売りきれないで終わっているので、株価の一段安も見込めるかもしれない。私もユーロ円の133円台はむろんのこと、ドル円の98円台の後半は売っていってもよいのと思っている。


日本時間 15時00分

 


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