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■メイントレンドに戻った米ドル/円は早晩103円へ！

 前回のコラムでご紹介したとおり、米ドル/円は100円台を回復。

【参考記事】
●注目はイエレン次期ＦＲＢ議長の公聴会。米ドル/円は早晩100円台回復が濃厚！(2013年11月14日、西原宏一)

 ただ、欧米短期筋が100～102円台のオプションをホールドしており、彼らからの利益確定の米ドル売りに阻まれ、急騰することはなく、本日の高値は100.51円と上昇は緩慢(※)。

 一方、1万5000円台を回復した日経平均は、海外投資家が大幅に買い越している模様で、底堅く推移しています。

 日本株には欧米のリアルマネーの買いが断続的に持ち込まれている模様で、2013年の年初来高値をうかがう展開。

(※編集部注：本稿が執筆されたあと、編集作業中の11月21日(木)16時過ぎには100.8円台の高値をつけている)

日経平均 日足

（出所：株マップ.com）

 日経平均に比較すると、米ドル/円の上昇は緩慢ですが、前述の海外勢からの米ドル売りもオプションの利益確定の動きだけですので、上昇スピードを緩める程度です。

 逆に下落局面では、ガンマ(※)からの米ドルの買い戻しが散見され、底値も切り上がってきています。

 数カ月における調整期間を終え、メイントレンドに戻った米ドル/円は、早晩103円へ向けて上昇することが濃厚です。

(※編集部注：「ガンマ」とは、オプション取引で使われる用語の1つ)

米ドル/円 週足

（リアルタイムチャートはこちら → FXチャート＆レート：米ドル/円 週足）

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