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■払い戻し率104.23%! トレーダーに有利なバイナリーとは
バイナリーオプション(BO)を取り扱うFX会社から、毎月発表されるBOの月次取引実績。3月の取引実績が出揃う中、今回はGMOクリック証券【外為オプション】に注目してみたいと思います。
GMOクリック証券【外為オプション】には、ラダーオプションとレンジオプションという2種類のバイナリーオプションがあります。
ラダーオプションは、複数の目標価格の中から1つを選んで、判定時の価格が選んだ価格よりも上か下かを予想するというオプション。
レンジオプションは、複数の目標価格帯の中から1つ選び、判定時の価格が選んだ価格帯の中に入るか入らないかを予想するというオプションです。
【参考記事】
●GMOクリック証券で新外為オプション!3つのタイプで相場状況に合わせた取引を
そして下の表は、ここ3カ月のGMOクリック証券【外為オプション】のラダーオプション、レンジオプションそれぞれの月次取引実績になります。

(出所:GMOクリック証券株式会社・外為オプション取引の月次取引実績)
表中の「総取引金額に対する総支払金額の割合」とは、一言でいうと「払い戻し率」のこと、そして「取引口座に対する損失発生口座の割合」とは、同じく「負け口座率」のことです。
【参考記事】
●バイナリーオプション各社が取引実績発表。業者が損!? 払戻し率100%を超えた月も!
1月の実績を見てみると、ラダーオプションの払い戻し率が98.40%、負け口座率が73.54%なのに対し、レンジオプションは払い戻し率92.22%、負け口座率71.74%となっています。負け口座率こそ互角ですが、払い戻し率はラダーオプションの方がトレーダーにとって有利だったと言えます。
ところが2月、3月の実績になると、両者が逆転! 特に3月はラダーオプションの払い戻し率99.52%に対し、レンジオプションの払い戻し率はなんと104.23%! レンジオプションだけ見ると、GMOクリック証券としては赤字、ということです。
負け口座率も、ラダーオプションの72.34%に対し、レンジオプションは58.10%と、6割を切っています。これはかなり、トレーダーに有利なようですね。
■相場の値動きとオプションの勝ち負けの関係って?
1月にはラダーオプションの払い戻し率の方が高かったのに、2月、3月はレンジオプションが逆転している――これには何か、理由があるのでしょうか。
秘密を探るべく(?)GMOクリック証券のウェブサイトを見てみると、こんな記載がありました。

【参考記事】
●GMOクリック証券で新外為オプション! 3つのタイプで相場状況に合わせた取引を
ラダーオプションはトレンド相場と相性◎、レンジオプションのうちレンジインオプション、つまりレンジ内に価格が収まることを予想するオプションはレンジ相場と相性◎。つまり、相場の値動きとオプションの種類には、相性の良し悪しがある! ということです。
そこで、1月、2月、3月の実際の相場の動きがどうだったか、確認してみましょう。
まずは、1月のチャートをご覧ください。背景が薄紫色になっている部分が、1月になります。
ご覧のとおり1月は、上昇トレンド・下降トレンドが繰り返されていました。よって、GMOクリック証券のウェブサイトにあるとおり、ラダーオプションと相性の良い相場だったと言えますね。

(出所:米国FXCM)
続いて、2月のチャートを見てみましょう。同じく、薄紫色の部分が2月に該当します。
2月は、比較的値幅が狭い期間、つまりレンジ相場が続いていました。よって、レンジインオプションと相性の良い相場だったということです。

(出所:米国FXCM)
最後に、3月のチャートを確認してみましょう。3月は、上昇、下降トレンドとなった期間があったものの、レンジ相場になっている部分の値幅は、2月よりもさらに狭くなっています。レンジオプションの払い戻し率がいっそう上がったのは、このあたりが理由なのではないでしょうか。

(出所:米国FXCM)
ちなみに、FXトレード・フィナンシャル【FXTF バイナリー・トレード】の払い戻し率も確認してみたところ、ラダーオプションは2月が95.5%、3月が97.0%だったのに対し、レンジオプションは104.6%、105.2%と、2月、3月ともに100%超えとなっていました。
ラダーオプションはトレンド相場と相性が良い、レンジオプションはレンジ相場と相性が良い、ということがリアルな払い戻し率の数字にこれだけハッキリ表れるんですね。
GMOクリック証券【外為オプション】にチャレンジする方は、前後の相場を俯瞰してから注文方法を選ぶと、勝率が上がるかもしれませんよ!
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(ザイFX!編集部・上岡由布子)