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 昨日の欧州序盤では、ドル円は120円ちょうど近辺、ユーロドルは1.08ちょうどをはさんでの状況だった。アジア時間からドルは安いほうに向かっている。ドル円も120円台を維持できず、ズルズルと下がってきている。でもドル円は底が浅そうでもあり、売りたくはない。

 ドル円が思ったほども下がらないので、ドル円の一日あたりの変動幅がどんどん小さくなっている。それに比べてユーロドルは値幅が大きい。どちらかというとユーロドルでドル売りをしたい感じ。ユーロドルが1.07台に沈んできたので、さっそく拾い場を探した。

 そう思っていたら、30分ほどですぐに1.08台に戻ってきた。これはよろしくないと思って、1.0808でユーロ買いした。即座にストップ注文を1.0795に置いておく。これだけよく動くユーロドルなのだから、13ポイントのストップロスに意味があるのかという考えもある。

 でもまあ、ここはトレンドフォローのつもりで持つことにした。13ポイントも反転したら、相場の流れは逆転したともいえるからだ。そして13ポイントのリスクを取っているのだから、自分が狙うべき利益の幅は少なくとも2倍の26ポイントが最初のターゲットとなる。すなわち1.0834アッパーで利食いとする。

 ところが、これは思っていたよりも早く来た。利食いを引き延ばすどころではなかった。また買えばいいやと軽く考えていたら、もう押し目なしだ。ニューヨーク勢が参入する頃には1.09台まで乗せてきてしまった。ここ2週間での高値ゾーンに向かっている。

 今日の早朝にユーロドルは1.0970あたりまで上昇して、その後はちょっと押されている。今はドル売りの流れは強いようだ。昨晩のフィッシャー副議長の発言で「利上げしても、その後でも利下げするかも」といったコメントがドル売りを勢いづかせているようにも見える。やはり夕方までにドル売りしておくべきで、そのステージを探していくのが妥当のようだ。

日本時間 15時10分
 

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