■FXCMジャパン証券はMT4もNDD方式!
2015年年初のスイスショック→親会社米FXCM Incの財政難の影響を被り、4月1日(水)より楽天証券の子会社となったFXCMジャパン証券。
顧客から注文を受けたFX会社の先にはインターバンク市場がありますが、FXCMジャパン証券はそのインターバンク市場へのつなぎ方に大きな特徴があります。今回はそのことを改めてご紹介しましょう。
FXCMジャパン証券のシステムの大きな特徴はNDD(ノー・ディーリング・デスク)方式を採用していること。ノー・ディーリング・デスクですから、FXCMジャパン証券内にはディーリング・デスクがなく、ディーラーがいません。
顧客の注文は1件ずつ、自動的に直にインターバンク市場につながれているのです。
【NDD方式に関する参考記事】
●【徹底解剖】2014年大注目のNDD(1) NDDでマイナススプレッドが出る原理
●【徹底解剖】2014年大注目のNDD(2) NDDでスキャルパーが歓迎されるワケ
FX会社では、「マリー」といって、顧客の売り注文と顧客の買い注文を相殺し、その分はインターバンク市場でのカバー取引を行わないということをやることがありますが、NDD方式の場合はそのようなことがないはずなのです。
また、レートを見ながら、その場で発注する注文の場合、注文したときのレートよりも約定したレートが不利な方向にすべる(スリッページする)ことがあります。それがインターバンク市場のレートが非常に早く動いたためにそうなったのなら仕方がないですが、FX会社が何か操作しているのでは?と疑惑を感じる人もいるかもしれません。
【参考記事】
●あなたは経験したことがありますか? 怪しいスリッページやレートずらしを…
しかし、NDD方式であれば、すべるように見えたことがあったとしても、それはインターバンク市場のレートがそうなっただけであり、FX会社が故意に操作してそうなることはないはずなのです。
このようにNDD方式は取引に公平性や透明性を求めるトレーダーに向いているものと言えるでしょう。
■4口座のうち、特にインターバンク直結度が高いのは?
FXCMジャパン証券には4種類の口座がありますが、そのすべてがNDD方式を採用しています。なかでも、根強いファンを持つ高機能のFX取引ツール・メタトレーダー(MT4)が使える[MT4口座]と、一般的な店頭取引口座の[スタンダード口座]はその中でもインターバンク直結度が高くなっています。
[MT4口座]と[スタンダード口座]ではマークアップ(FX会社の取り分の上乗せ)なしで、一切加工がない純粋なインターバンクレートが提供されているのです。
しかし、単純にインターバンクレートそのものを提供してしまえば、FXCMジャパン証券は利益を上げることができず、ビジネスが成り立たなくなってしまいます。そこで、[MT4口座]と[スタンダード口座]ではインターバンクレートそのものを提供する代わりに外付けの取引手数料をとっているのです。
現在、日本では外付けの取引手数料を取るFX会社は非常に少なくなりました。
表面的なスペックだけ見れば、取引手数料を取るのは時代に逆行するように思えるかもしれませんが、これには上記のような事情があり、繰り返しになりますが、公平性や透明性を求めるトレーダーにとってはFXCMジャパン証券の[MT4口座]や[スタンダード口座]は開設を検討する価値のある口座ではないでしょうか。
■3000円分のQUOカードがもらえる限定キャンペーンも!
さて、そんなFXCMジャパン証券ですが、現在、3000円分のQUOカードがもらえるザイFX!限定タイアップキャンペーンを実施中です!
2015年4月30日(木)までにザイFX!経由でFXCMジャパン証券に口座開設を行い、口座開設後60日以内に片道1万通貨以上の取引を行うと、もれなく3000円分のQUOカードがプレゼントされます。
多彩な口座でFX初心者からベテラントレーダーまで幅広くバックアップしてくれるFXCMジャパン証券、新規口座開設を検討中の方は、ぜひ、この機会にチェックしてみてくださいね。
(※各種キャンペーンの詳しい条件、期間などについては、FXCMジャパン証券のウェブサイトなどで必ずご確認ください。キャンペーン条件が変更されたり、キャンペーン期間が延長されたり、キャンペーンが終了したりすることなどがあります)
>>>FXCMジャパン証券[MT4口座]の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
(ザイFX!編集部・上岡由布子&井口稔)
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)