■FXCMジャパン証券がスプレッド実績を公開!
楽天証券との経営統合が発表されたFXCMジャパン証券。しかし、FXCMジャパン証券の特徴でもあるNDD(ノー・ディーリング・デスク)方式の4つの口座のうち、インターバンク直結度のより高い2つの口座、「スタンダード口座」と「MT4口座」は、基本的にはそのまま楽天証券に引き継がれることを、先日こちらのコーナーでもご紹介しました。
【参考記事】
●FXCMジャパン証券が消滅!? でも生き残ったインターバンク直結度の高い2口座とは?
●インターバンクレートをそのまま提供! FX会社に疑惑を感じなくてすむNDDとは?
FXCMジャパン証券「MT4口座」と「スタンダード口座」では、マークアップ(FX会社の取り分をスプレッドに上乗せしたもの)なしの純粋なインターバンクレートで取引ができます。しかも、顧客からの取引注文を、1件ずつ約定可能な最も良いレートでつなぐため、場合によってはスプレッドがマイナスになることもあり得ます(※)。
【参考記事】
●インターバンクのナマのレートで取引できる新タイプのNDD方式口座が登場!
(※マイナススプレッドについて、少し細かく説明すると、「スタンダード口座」ではマイナススプレッドが発生し、取引もできます。「MT4口座」はちょっと複雑で、メタトレーダー(MT4)自体がマイナススプレッドでの取引に対応していないため、「MT4」でマイナススプレッドが表示されることはあっても、その際には注文が通らない仕様になっているようです。ただ、「MT4口座」をメタトレーダー(MT4)ではなく、Trading Station(デスクトップ/ウェブ/モバイル)で取引することも可能なのですが、その場合はマイナススプレッドでの取引ができるということです)
FXCMジャパン証券のウェブサイトでは、5秒ごとにレートをスプレッドを表示してくれるコンテンツがあるのですが、たとえばこんな感じに更新されます。
ご覧のとおり、ほんの数秒でかなりスプレッドが変わっていますね。
■ドル/円0.3銭以下で提示される割合は全体の約63%!
でも、相場に貼りついていられないトレーダーにとっては、一瞬一瞬のスプレッドよりも、「平均するとどれくらいのスプレッドが提示されているのか」が重要だったりしますよね。
そんな声に応えてか、5月上旬より、FXCMジャパン証券のウェブサイト上で、「1カ月の平均スプレッド実績」が公開されるようになりました!
こちらが、5月の平均スプレッド実績です。
米ドル/円0.30銭、ユーロ/米ドル0.20pipsなど、業界最狭水準のスプレッドであることがよくわかります。
特に、メタトレーダー(MT4)が使える口座はスプレッドが広めに設定されていることが多いため、FXCMジャパン証券「MT4口座」のこのスプレッドは、どの通貨ペアも驚異的な狭さと言えるのではないでしょうか。
そしてもちろん、スプレッド平均以下になる場合もあります。米ドル/円のスプレッドが平均の0.3銭以下で提示される割合は、全体の約63%! ユーロ/米ドルが平均の0.2pips以下で提示される割合は、実に全体の約79%だったそうです。
下の表は、米ドル/円とユーロ/米ドルのスプレッドが平均以下だった場合の提示率を示したものです。スプレッドが0以下だった割合が、米ドル/円で全体の9%、ユーロ/米ドルだと18%もあったようです!
そうは言っても、相場につきっきりでないとスプレッドなしを狙うのはなかなか難しいかもしれません。しかし、流動性の低すぎる時間帯を除くなどすれば、平均以下のスプレッドで取引できる割合はかなり高そうですね!
■手数料はネックではない!? 優遇措置もあり
FXCMジャパン証券「MT4口座」と「スタンダード口座」は、マークアップなしの純粋なインターバンクレートを提供しているため、FXCMジャパン証券の取り分は、取引手数料という形で別に徴収しています。
今や「手数料なし」がFX業界の常識とも言えますから、手数料と聞いただけで抵抗を感じてしまう方もいるかもしれません。しかし、実際に手数料はそれほどネックになるものなのでしょうか。
FXCMジャパン証券では、米ドル/円取引片道1万通貨につき、20円の手数料がかかります。つまり往復で40円の手数料になります。
これをスプレッドに換算すると0.4銭ですから、平均0.3銭のスプレッドに上乗せすると0.7銭のコストになり、一般的なFX口座としてはちょっと割高な感じは否めません。しかし、メタトレーダー(MT4)口座としては、標準以上に狭いスプレッドです。
【参考コンテンツ】
●メタトレーダー(MT4)が使えるFX会社を徹底比較!:取引コストで比べる「米ドル/円スプレッドの狭い順」
■優遇手数料を考慮すれば、ユーロ/米ドルは0.52pips相当
さらに、FXCMジャパン証券の手数料には条件に応じて優遇措置があります。
1.150万円以上の取引証拠金残高
2.過去1カ月の取引高が2000万通貨以上
のいずれかの条件を満たせば、米ドル/円手数料が片道15円、ユーロ/円やユーロ/米ドルなど通常片道30円の通貨ペアでは片道20円になります。
ユーロ/米ドルは平均スプレッドが0.2pipsと大変狭いですから、米ドル/円=125円として計算し、優遇手数料往復40円をプラスした上でスプレッドに換算すると、0.52pipsとなります。これは、この時点でもかなり狭いスプレッドと言えるのではないでしょうか。
【参考コンテンツ】
●メタトレーダー(MT4)が使えるFX会社を徹底比較!:取引コストで比べる「ユーロ/米ドルスプレッドの狭い順」
手数料という言葉だけで敬遠してしまっては、もったいないことがわかりますね。
その上、透明性の高い純粋なインターバンクレートで取引できるわけですから、利用価値は高いと言えるのではないでしょうか。
■ザイFX!限定、QUOカード3000円分がもらえる!
また、FXCMジャパン証券では、3000円分のQUOカードがもらえるザイFX!限定タイアップキャンペーンや、書籍がもらえるキャンペーンなども実施しています。
こちらは、ザイFX!を経由してFXCMジャパン証券に新規口座開設を行い、口座開設から60日以内に「スタンダード口座」もしくは「MT4口座」で新規1万通貨以上の取引を行うと、もれなく3000円分のQUOカードがもらえるという、かなりお得なキャンペーンです。
QUOカードは全国のコンビニやファミレス、ドラッグストアや書店などで使えますから、実質現金キャッシュバックと変わらないですよね!?
しかも、楽天証券の子会社となってから、初回入金金額の制限も撤廃されましたので、これはチャンスなのではないでしょうか。
【参考記事】
●FXCMジャパン証券が消滅!? でも生き残ったインターバンク直結度の高い2口座とは?
■MT4完全攻略本がもらえ、VPSが30日間無料で使える!
さらにFXCMジャパン証券「MT4口座」では新たに書籍プレゼントキャンペーンも始まりました。
こちらのキャンペーンでは、「MT4口座」新規口座開設で先着150名にMT4完全攻略本『FXメタトレーダーベストテクニック2014』がプレゼントされます。初めてメタトレーダー(MT4)を使う方も、これがあれば安心ですね。キャンペーン対象となる取引条件などもありませんので、手に入れたい方はお急ぎください!
また、メタトレーダー(MT4)で自動売買を最適な環境で行なう際に必須なVPS(仮想専用サーバ)、「Windowsデスクトップ」を30日間無料で試せるキャンペーンも実施しています。
お試し後、そのまま継続することもできますし、必要なければ更新手続きをしなければ30日で停止となりますので、気軽に試すことができますね。
FXCMジャパン証券としての運営は残り2カ月弱。よってFXCMジャパン証券としてのキャンペーンも残り2カ月弱。楽天証券に統合されたあとは、キャンペーンが変更される可能性もあるかもしれません。
このチャンスをお見逃しなく! キャンペーンをフル活用して、FXCMジャパン証券へ口座開設し、純粋なインターバンクレートを経験してみてはいかがでしょうか。
(※各種キャンペーンの詳しい条件、期間などについては、FXCMジャパン証券のウェブサイトなどで必ずご確認ください。キャンペーン条件が変更されたり、キャンペーン期間が延長されたり、キャンペーンが終了したりすることなどがあります)
>>>FXCMジャパン証券「MT4口座」の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
(ザイFX!編集部・上岡由布子)
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