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ザイFX!で2016年を振り返ろう!(1)
英国がEU離脱! 英ポンドは二度死ぬ!?

2016年12月12日(月)14:08公開 (2016年12月12日(月)14:08更新)
ザイFX!編集部

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■Brexitを受けて英ポンドは大暴落

 このBrexitを受けて、英ポンドはものすごい動きに。

【参考記事】
英国はEU離脱により、国家崩壊の道へ!? ポンド下落はまだ不十分でさらなる暴落も
英国はEU離脱で国家崩壊へ踏み出した! セリングクライマックはまだこれからか?(6月28日、西原宏一&松崎美子)

 英ポンド/円は、6月24日(金)だけで、なんと30円近くも暴落。

6月24日(金)の英ポンド/円 4時間足
6月24日(金)の英ポンド/円 4時間足

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:英ポンド/円 4時間足

 そして、英国の代表的な株価指数FTSE100は暴落し、英国債は買われ、利回りは急低下した。

6月24日(金)のFTSE100 15分足
6月24日(金)のFSTE100 15分足

(出所:Bloomberg)

6月24日(金)の英国10年物国債利回り 15分足
6月24日(金)の英国10年物国債利回り 15分足

(出所:Bloomberg)

■そもそもなぜ、英国国民投票は実施されたのか?

 Brexitという結果に世界中が驚いた英国の国民投票。でも、そもそも、なぜ、英国は国民投票を実施することになったのだろうか? 少し振り返ってみたい。

 これは、2013年1月にキャメロン首相(当時)が宣言したことに始まる。その内容は、2015年1月の議会選挙で与党・保守党が勝利し、政権続投が決まった場合、EU離脱の是非を問う国民投票を実施するというものだった。

 そして、2015年1月に実施された議会選挙で保守党は圧勝し、公約どおり国民投票実施という流れになったわけだ。

 では、キャメロン首相がこのような公約を掲げた背景には何があったのだろう。

 その大きな理由として、英国に流入してくる東欧からの移民増加が挙げられる。

 EUに加盟している国は法律により移民を拒否することができない。そして、多くの移民が英国に流入することで仕事を奪われると感じる英国国民が増えていき、「EUに加盟していてもメリットよりデメリットが多いのでは?」という声が英国国民の間で高まっていった。

 結果、EU離脱を訴えた野党・UKIP(イギリス独立党)が支持を伸ばしていったのだ。

 保守党としては、このUKIPの勢いに歯止めをかける狙いがあったほか、同じ保守党内のEU離脱派を押さえ込みたいとの思惑もあって、EU離脱の是非を問う国民投票実施ということになったようだ。

【参考記事】
英国がEU離脱なら英ポンドは20%暴落か。7500万円払えば、いち早く結果がわかる!?

 実際、英議会選挙は保守党の圧勝だったわけで、キャメロン首相が掲げた国民投票実施の公約は見事にハマったことになる。

 でも結局、国民投票ではEU離脱が決定。キャメロン首相は辞任に追い込まれたわけだから、もしEU離脱の可能性はないと踏んで、国民投票実施を選挙対策だけで公約に盛り込んだとしたら、これは完全に裏目に出た格好だ。

 今回の国民投票でEU離脱派を勝利に導いた…

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