■条件クリアで、もれなくポイントがもらえるチャンス!
トレードに直接関係ないとはいえ、やっぱり気になるキャンペーン。トレードで勝って、さらにオマケまでもらえればこんなにオイシイことはない。
各社、さまざまなキャンペーンを展開しているが、今回注目したのはネット銀行大手のジャパンネット銀行が提供する「I have a 『FX』キャンペーン」だ。
これは、2016年12月9日(金)~2017年3月1日(水)のキャンペーン期間中、はじめてJNB-FX PLUS口座を開設すると、もれなくJNBスターがもらえるというもの。
ジャパンネット銀行のFX口座には、レバレッジ最大25倍の取引ができる[JNB-FX PLUS一般タイプ]と、レバレッジ1倍取引専用の「JNB-FX PLUS初級タイプ」の2タイプがあり、今回のキャンペーン対象となっているのは一般タイプ。
新規口座開設で1000JNBスターをもらえるほか、期間中に合計200万通貨以上500万通貨未満の新規注文を行うと9000JNBスター、合計500万通貨以上なら2万9000JNBスターがプレゼントされる。
ただし対象となるのは新規注文(約定ベース)のみで、決済注文は対象外。またすでに[JNB-FX PLUS一般タイプ]を開設している場合や、過去に[JNB-FX PLUS一般タイプ]を持っていたが解約している場合は、残念ながら今回のキャンペーンの対象とはならない。
エントリーは不要で、条件を満たせば自動的にキャンペーンが適用される。
実はエントリーしなくてもいいというのは意外と利便性が高い。「あとで手続きしようと思っていたらうっかり忘れてしまい、もらえるはずのものがもらえなかった」という心配もない。
■獲得したポイントは現金に交換できる
ところで、キャンペーンでもらえる「JNBスター」って何?と思う人もいるのではないだろうか。
これは「1JNBスター=1円」で交換できるサービスのこと。ジャパンネット銀行ではサービスの利用やキャンペーンの申込みなどで「JNBスター」が獲得できるプログラムを提供しており、たとえば、ジャパンネット銀行の「Visaデビット付キャッシュカード」でVisaデビットを利用すると、利用金額500円につき1JNBスターが還元される。
獲得したJNBスターを現金に交換するには、ウェブサイトやアプリからログインして手続きすればOK。即時に口座へ入金される。
注意したいのはJNBスターには有効期限があること。獲得した翌月から1年間を過ぎると交換できなくなるので、忘れないうちに手続きをしておきたい。
■口座開設だけでも1000JNBスターをゲット
今回のキャンペーンでは最大3万JNBスターを獲得できる。つまり、実質3万円分がキャッシュバックされることになるわけだ。
ただし、3万JNBスターをもらうにはキャンペーン期間中に合計500万通貨以上の新規注文を行わなければならないので、さすがにこれはちょっと敷居が高い。
しかし、「I have a 『FX』キャンペーン」では、新規に[JNB-FX PLUS一般タイプ]を開設するだけで1000JNBスター=1000円をもらえるというところがミソ。
キャッシュバックをウリにしているキャンペーンでは、新規口座開設に加え、一定以上の取引をしたり、一定金額以上の資金を新たに入金しなければならないといった条件が課せられることが多い。
取引をしなかったとしても、口座を開設するだけで実質1000円もらえるというのはなかなか魅力的と言えるだろう。
■信頼性の高さが大きなウリ
ここで少し、そもそもジャパンネット銀行とはどのような銀行なのかをおさらいしてみよう。
2000年に日本初のネット専業銀行として誕生したジャパンネット銀行。実は銀行として日本で初めてFX業務を開始したのも同行だ。FX業務のスタートは2006年3月なので10年もFXを取り扱っていることになる。
【参考記事】
●大手ネット銀行がFX取引支援ツール導入! 5万円相当のポイントが毎週当たるって?
“銀行でFX”のウリと言えるのはなんといっても信頼性が高いこと。ジャパンネット銀行は財務の健全性の維持に努めている。
銀行の自己資本比率は、国際的に業務を行う銀行は8%、国内を中心に業務を行う銀行は4%を維持することが法令で定められているが、ジャパンネット銀行は34.61%(平成28年9月末実績)と高水準をキープ。
JCR(日本格付研究所)による長期優先債務格付でもA+という高い評価を獲得している。
出資企業も三井住友銀行やヤフー、NTTドコモなど大企業が名前を連ねている。また、ユーザーの資金は三井住友銀行に信託保全している。
【参考コンテンツ】
●FX会社徹底比較!:会社の信頼性で比べる
このように信頼性はバッチリなのだが、残念ながらスペックはFX専業会社と比べると少々見劣りする。
たとえば、ジャパンネット銀行はスプレッドの公式発表をしていないが(※)、ウェブブラウザ版の取引画面で実際に確認してみると、米ドル/円の実勢スプレッドは3銭強程度。
今や0.3銭原則固定というFX会社も珍しくないのでちょっと残念な水準だ。取引コストが高いのでスキャルピングなど頻繁に売買を繰り返すスタイルには向かないと言えるだろう。
ただし、外貨預金感覚で長期間保有するならスプレッドの幅はそれほど気にならないはずだ。
(※このため、ザイFX!の「FX会社徹底比較!」でもジャパンネット銀行のスプレッドは掲載していない)
■未来を予測するチャートも利用できる
ジャパンネット銀行[JNB-FX PLUS一般タイプ]はウェブブラウザでも取引できるが、本格的なアプリ版の取引ツールも提供されている。
その画面は以下のような感じだ。ネット銀行のFXといっても、FX専業会社に見劣らないツールが利用できるようになっている。
また、トレードを支援してくれるツールとしては「テクニカるナビ」を利用できる。これは初心者でも高度なテクニカル分析を可能にしてくれるというもの。
分析結果をパネル形式で表示し、直観的に売買タイミングを把握できる「シグナルパネル」、シグナルパネル上で選択した通貨ペア/足種/テクニカルのテクニカルチャートを表示する「テクニカルチャート」やランキングを搭載。
さらに、過去のチャートの中から現在のチャートと類似した形を見つけ出し、近似率の高いものから3つを予測チャートとして表示する「形状予測チャート」も搭載されている。

なかでも注目したいのは「形状予測チャート」だろう。
特にFX初心者の場合は高機能なテクニカルチャートが用意されていても使い方がわからなかったり、どう分析してトレードに活用したらいいのかわからないという人も多い。
「形状予測チャート」は「過去の経験からすると次はこうなる」ということがパッと見てわかるので超便利。
未来チャート的なツールに関しては、以下の【参考記事】で詳しく解説しているので、ご参考に。
【参考記事】
●相場を予測する未来チャート的なツールを総まとめ! 急落したドル/円を分析すると
銀行の場合、FXは預金や投信などのラインナップのひとつとして扱われ、FX専業会社と比べると取引ツールはちょっとしょぼいというイメージがある。
そんな中にあって、先ほど紹介した「アプリ版の取引ツール」とともに「テクニカるナビ」はかなりがんばっているという印象だ。しかも「テクニカるナビ」にはパソコン版とスマホ版の2つが用意されているのもうれしいところ。
スマホアプリはジャパンネット銀行の口座を持っていなくても無料で利用できる。

最大3万円分のポイントがもらえるキャンペーンも展開されていることだし、この機会にジャパンネット銀行に口座開設して、「テクニカるナビ」を使ってみてはどうだろう。
(※各種キャンペーンの詳しい条件、期間などについては、ジャパンネット銀行のウェブサイトなどで必ずご確認ください。キャンペーン条件が変更されたり、キャンペーン期間が延長されたり、キャンペーンが終了したりすることなどがあります)
>>>ジャパンネット銀行[JNB-FX PLUS一般タイプ]の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
(佐乃美歩絵)