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ユーロ/米ドルは4時間足で売りシグナル!
1.05ドル近辺を下抜けしたら要注意!

2017年02月22日(水)東京時間 15:58

■ユーロ/米ドルは週足でウェッジを下抜け

 今回はユーロ/米ドルの分析を行なう。まずは、週足チャートをご覧いただきたい。週足チャートに、長期のレジスタンス・ライン「赤の破線(太線)」を表示した。そして、1.18台ミドルの水平線「赤の破線(太線)」を表示した。 

ユーロ/米ドル 週足(クリックで拡大)
ユーロ/米ドル 週足

(出所:ヒロセ通商

 ユーロ/米ドルは、2012年の安値1.20ドル台ミドルから、2014年の高値1.4000ドル近辺(高値は、「1.3990-95ドルレベル」)まで、上昇した。

 この上昇は、サポート・ライン「紫の破線(太線)」に従っていた、と考える。

 サポート・ライン「紫の破線(細線)」は、サポート・ライン「紫の破線(太線)」の平行線だ。

 中長期のチャートで見ると、ユーロ/米ドルはレジスタンス・ライン「赤の破線(太線)」とサポート・ライン「紫の破線(太線)」で、「三角保ち合い(ウェッジ)」を形成していた、と考える。

 そして、週足チャートを見てのとおりに、ユーロ/米ドルは、サポート・ライン「紫の破線(太線)」を割り込み、「三角保ち合い(ウェッジ)」を下に抜けて、「売りシグナル」を発した、と考える。

 ユーロ/米ドルは、1.2000ドルを割り込んだ時点で、「窓(Gap)」を空けて、「売りシグナル」を発した、と考える。

 そして、1.18ドル台ミドルの水平線「赤の破線」を割り込み、従来の安値を更新して、「売りシグナル」を発した、と考える。

■直近の「売りシグナル」が有効か否かは不確実

 一番右のレジスタンス・ライン「ピンクの破線(太線)」と、その平行線「ピンクの破線(細線)」を表示した。

ユーロ/米ドル 週足(再掲載、クリックで拡大)
ユーロ/米ドル 週足

(出所:ヒロセ通商

 このレジスタンス・ライン「青の破線(太線)」は、その傾きを、実際の相場に合わせて調整し、直近の高値に合わせている。

 ユーロ/米ドルは、「緑の破線」で示したボックス相場を形成中、と考える。

ユーロ/米ドル 週足(クリックで拡大)
ユーロ/米ドル 週足

(出所:ヒロセ通商

ボックス相場「緑の破線」の上限は1.17ドル台前半程度、下限は1.0350ドル近辺、と考える。

 チャートの形状を見ると、ボックス相場「緑の破線」の上限(1.17ドル台前半程度)が、目先のレジスタンス(上値抵抗)だ。

 つまり、今のところ、このレジスタンス(上値抵抗)を上に抜けていないので、ユーロ/米ドルのダウン・トレンド(=下落傾向)に変化がない、と考える。

 別な言い方をすると、トレンド転換を考えるには、1.17ドル台前半程度を上に抜ける必要がある、ということだ。

 2016年12月中旬の値動きで、従来の最安値(1.0450ドル近辺)を下に抜けて、「売りシグナル」を発したと考えたのだが、1.0350ドル近辺を底値に、反発(上昇)したので、ボックス相場「緑の破線」が持続している、と修正する。

 ただし、大局での下落トレンドに変化はない、と考える。

■日足チャートは大きなボックス相場の中に入っている

 続いて、日足チャートをご覧いただきたい。日足チャートを俯瞰すると、ユーロ/米ドルは、この日足チャートの全体を含むボックス相場「茶色の破線」を形成した、と考える。

ユーロ/米ドル 日足(クリックで拡大)
ユーロ/米ドル 日足

(出所:ヒロセ通商

 このボックス相場「茶色の破線」の上限は1.16ドル台前半程度、下限は1.0500ドル近辺、に表示している。本来ならば、このボックス相場「茶色の破線」の上限は1.17ドル台前半程度だ。

 ユーロ/米ドルは、このボックス相場「茶色の破線」のインサイド(内側)で、大きく上下動を繰り返している。

 2015年10月22日(木)のECB(欧州中央銀行)理事会後のドラギ総裁の発言を機に、ユーロ/米ドルは、大きく下落した。

 ドラギ総裁は、この時(2015年10月22日)に、2015年12月の金融緩和策を示唆した。

 マーケットは、2015年12月の追加の金融緩和策に期待して、「ユーロ売り・米ドル買い」を行った、と考える。

 その結果として、ユーロ/米ドルは1.0500ドル近辺まで下落している。この下落は、レジスタンス・ライン「青の破線」に従っていた、と考える。

■ドラギ総裁は追加緩和示唆もユーロは強烈な買い戻し

 2015年の12月3日(木)のECB理事会では、事前予想どおりに、金利据え置きとなった。

 2015年12月3日(木)のECB理事会後の会見で、事前に示唆していたとおりに、ドラギECB総裁は、追加の緩和策を発表した。

 しかし、「事前に期待していた緩和策よりも、たいした内容ではない」と、マーケットは判断した様子で、強烈な「ユーロの買い戻し」となった。

 追加の緩和策を期待して作られた「ユーロ売りポジション」の買い戻しで、1.05ドル台から、1.10ドル台にまで急上昇した、と考える。ドラギ総裁の会見で、「買いシグナル」を発した格好だ。

 レジスタンス・ライン「青の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。

 日足チャートを見てのとおりに、2015年の12月3日(木)の値動きは、激しい急上昇だった。

ユーロ/米ドル 日足(再掲載、クリックで拡大)
ユーロ/米ドル 日足

(出所:ヒロセ通商

 1.07ドル台を越えてからは、ストップ・ロス(損切り)を巻き込みながらの急騰だった、と考える。

 2016年1月下旬(1月21日)のECB理事会でも…

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松田 哲 (まつだ・さとし)

早稲田大学法学部卒業。三菱信託銀行、フランス・パリバ銀行、クレディ・スイス銀行などを経て、オーストラリア・コモンウェルス銀行のチーフ・ディーラーとして活躍。現在は松田トラスト&インベストメント代表取締役として、法人・個人向けコンサルティング業務を行っている。著書『外貨崩落』(技術評論社)などで米ドル/円相場、クロス円相場の下落を見事的中。近著に『1勝9敗でも勝てる松田式FX!』(ダイヤモンド社)がある他、『FXで稼ぐ人はなぜ「1勝9敗」でも勝つのか?』(技術評論社)、『FXの教科書』(扶桑社)、『投資で浮かぶ人、沈む人』(PHP研究所)、『FX「シグナル」を先取りして勝つ!』(技術評論社)などの著書がある。

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