ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

ザイFX!キャンペーン比較
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

ユーロドル今年の安値を更新、
合意離脱後の世界からの反応も注視!

2018年05月09日(水)15:43公開 (2018年05月09日(水)15:43更新)
持田有紀子

【副業FXで勝つためのメルマガ】田向宏行さんのFXメルマガは儲かるのか? ダウ理論の転換トレードで検証したらこうなった!

 昨日の欧州時間ではドル高が進んでいるが、これは夕方にスイスでの講演でパウエル議長が利上げの正当性を強調したためだ。言っている内容は従来のものとは代わり映えはしないのだが、いかんせん、ユーロドルは1.18台を臨んでいる。今年のフレッシュゾーンだ。

 新鮮味があって、市場参加者がどこまでいくのかなと見守ってもいる。大注目のレベルなのだ。それによってユーロドルは欧州時間はひたすら下げ続けることとなった。比較的、容易に1.18台の中盤まで下がっていった。

 しかしドル高の流れもドル円には波及せず、ドル円が109円ちょうどをはさんで行ったり来たりのまま。それだけドル円でのロングポジションが積み上がっていたということの現われでもあろう。私は夜中のイラン核合意に向けて、すでに重くなっているように見える109円台の前半で売り姿勢で構えていた。

 アジア時間では109円台に乗せはするものの、109.05とかまでがやっと。損切りの買い戻しを109.40で設定したいために、もうちょっと上で売りたいところだった。何品政策も考慮して、109.20と109.30でショートにして、それを109.40で買い戻すというのが望ましい。

 ドル円の109.40というのは前日の高値のちょっと外側だ。そこを超えてきたら目先のドル買いの勢いには頭を下げねばならないだろう。しかしユーロドルの下げには、ドル円は簡単に追随しなかった。

 夜中の2時半には起きようと思っていたために、早めに就寝。その間に上記の注文だけ出しておいたが、これらはニューヨーク序盤でダンになったようだ。そしてストップもついていない。ドル円は下がってはいないが、109.20くらいでもんでいた。

 前倒しになったイラン核合意の結果発表は、実に予想通りのものとなった。いうまでもなく、合意からの離脱で決まり。これはトランプ大統領が選挙戦のときから問題視していただけに、公約に素直に従っただけに過ぎない。

 また発表が早まるということは、それだけでも合意からの離脱を選択したとしか解釈されえない。もしも離脱しないのならば、ギリギリまで公表を引き延ばして交渉に時間をかけるべきであるはずだからだ。

 ともかくもマーケットへの影響は実に小さいものであった。ドル円は108円台に突っ込んだが、深押しはせず。予想通りなので、突っ込みたくもないのだろう。私も早々に108.94で買い戻した。もしドルの見直し売りが出てくるようならば、そのときにまた売り直せばいい。

 そのドル円が今日の東京時間の午前中に109.60あたりまで駆け上がった。これで短期的なショートは切れたものと思われる。ユーロドルも小安い。いつ今年の最安値を更新してくるとも限らないくらいなレベルで位置している。

 今日のイベントしては日中韓の首脳会談。これは米韓会談や米朝会談に向けての地ならしのようなものだろう。だから画期的なコメントが出てくるとは思われない。経済イベントとしてはアメリカのPPIがあるが、これもとても大きな数字でも出てこない限り、マーケットは反応しない。現在のマーケットではインフレへの関心が薄くなってきているからだ。

 やはり要注意なのはイラン合意の離脱に関する発言だろう。昨日もイギリスやEUから声明も出されていたが、どれもアメリカの立場を汲んだものが多い。中国やロシアなどからのコメントも見てみたいところだ。場合によっては中東情勢の悪化につながるからだ。要ウォッチである。

 


日本時間 15時40分


取引コストで比べる スワップポイントで比べる
キャンペーンで比べる 人気ランキングで比べる
最低取引単位で比べる FX会社比較トップページへ
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング)
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定 0.3pips原則固定 1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
【総合3位】 楽天証券「楽天FX」
楽天証券「楽天FX」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定 0.4pips原則固定 1000通貨 28ペア
【楽天証券「楽天FX」のおすすめポイント】
業界上位水準のスプレッドと、株取引で培ったノウハウが活かされた、取引環境の良さが魅力のFX口座です。取引量に応じて楽天ポイントが貯まるので、楽天グループのサービスをよく利用する人にもおすすめ。また、楽天証券には大手ネット証券で唯一の、MT4を使うFX口座「楽天MT4」もあります。
【楽天証券「楽天FX」の関連記事】
■楽天証券「楽天FX」の特徴やスプレッド、スワップポイント、取り扱い通貨ペア数などを紹介!
▼楽天証券「楽天FX」▼
楽天証券「楽天FX」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年4月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

FX会社徹底比較 キャンペーンで比べる 初心者にやさしい 1000通貨取引可能 10種類の項目で比較 取引コスト スワップポイント 通貨ペア レバレッジ 為替ニュース 入出金サービス 注文機能・システム モバイル対応 ロスカット・メール機能 会社の信頼性
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
キャンペーンおすすめ10 jfx記事 トレーディングビュー記事
キャンペーンおすすめ10 jfx記事 トレーディングビュー記事
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る