5月11日(火)■『ユーロ売りやリスク回避の流れの巻き戻しの行方』と『NYダウの動向』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『ユーロ売りやリスク回避の流れの巻き戻しの行方』と『NYダウの動向』にあり。

米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。

米国以外の経済指標は、
・「中)主要経済指標群(CPI、PPI、小売売上高、鉱工業生産、固定資産投資)」
・「英)鉱工業生産」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・「ス)ヒルデブランドSNB総裁の発言」
・「独)ウェーバー独連銀総裁の発言」
・「ユーロ売りやリスク回避の流れの巻き戻しの行方」
・「ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安」
・「他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「今週相次ぐ米国債入札の状況」
・「中国による金融引き締めや人民元切り上げ観測」
・「米国の主要企業の決算発表」
などの要因に注意したい。

★★★

週明けの金融市場は、ギリシャ支援に対する合意などを好感し、リスク回避の巻き戻しで大きく動いている。

本日は、「注目度の高い米国の経済指標」の発表はない。

「米国の株式市場」の動向は、引き続き、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因。
また、「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」も目が離せない要因。
先月から本格化している「米国の主要企業の決算発表の結果」は株式市場の、「今週相次ぐ米国債入札の状況」は長期金利の変動要因となりやすい。

直近の金融市場は、
「ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安」が主な変動要因となっている。
先週末に加速した「ユーロ売りやリスク回避の流れ」は、今週に入って巻き戻しが加速している。引き続き、この流れの行方を見極めることが重要となりそうだ。

■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・11時00分：中)主要経済指標群(CPI、PPI、小売売上高、鉱工業生産、固定資産投資)
→金融引き締めや人民元切り上げへの思惑を噴出させやすく

・17時30分：英)鉱工業生産
→ポンドへのインパクトは大きめ

※注目度の高い米国の経済指標の発表はない
→他にイベントがないことなどからも、週明けに大きく反発し暴騰したNYダウがどちらに向かうのかが重要となりそう

▼その他の本日の注目材料や注目点
・ユーロ売りやリスク回避の流れの巻き戻しの行方
・ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・金融当局者や要人による発言
・今週相次ぐ米国債入札の状況
・中国による金融引き締めや人民元切り上げ観測
・米国の主要企業の決算発表

【今週の為替相場の注目材料スケジュールと焦点(ドル中心)】
5月10日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼先週末に行われたギリシャ支援に対する合意への反応
▼米国の雇用統計発表明けの各市場の反応
▼ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安
▼ユーロ売りやリスク回避の流れの行方
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼米国を中心とした主要経済指標の結果
▼米国の長期金利の動向
▼今週相次ぐ米国債入札の状況
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の主要企業の決算発表の結果
▼金や原油などの商品市場の動向
▼中国による金融引き締めや人民元切り上げ観測

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5月11日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク 注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・米国の主要企業の決算発表
08:01		英)RICS住宅価格	△	-	+9.0%
11:00		中)生産者物価指数	○	+6.5%	+5.9%
		中)消費者物価指数	◎	+2.7%	+2.4%
		中)小売売上高	△	+18.2%	+18.0%
		中)鉱工業生産	○	+18.5%	+18.1%
		中)固定資産投資	○	+26.0%	+26.4%
14:45		ス)SECO消費者信頼感	△	-1	-7
未定		英)NIESR GDP予想	○	-	0.4%
15:00		独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比]	×	-0.1%	-0.1%
				+1.0%	+1.0%
17:30		英)鉱工業生産 [前月比/前年比]	○	+0.3%	+1.0%
				+0.4%	-0.1%
		英)製造業生産高 [前月比/前年比]	△	+0.3%	+1.3%
				+1.5%	+1.4%
21:20		米)プロッサー：フィラデルフィア連銀総裁 の発言	B	要人発言
21:30		米)ラッカー：リッチモンド連銀総裁の発言	B	要人発言
未定		ス)ヒルデブランドSNB総裁の発言	○	要人発言
23:00		米)卸売在庫	C	+0.5%	+0.6%
		米)IBD/TIPP景気楽観度指数	C	+48.9	+48.4
23:15		独)ウェーバー独連銀総裁の発言	○	要人発言
26:00		米)3年債入札(380億ドル)	BB	-	-
26:15		米)ロックハート：アトランタ連銀総裁の発言	B	要人発言
26:30		米)プロッサー：フィラデルフィア連銀総裁 の発言	B	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

超短期的な[レンジ内での逆張り]や[急変時の追随]

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下落が加速する場面があればショートで追随。メインはドル円と豪ドル円

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