3月17日(水)■『FOMC結果発表明けの各市場の反応』と『日銀による追加金融緩和策』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『FOMC結果発表明けの各市場の反応』と『日銀による追加金融緩和策』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)生産者物価指数＆【コア】」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「英)失業率＆失業保険申請件数」
などに注目が集ま る。

経済指標以外では、
・「日)BOJ政策金利発表＆白川日銀総裁の会見」
・「英)BOE議事録(3月3日・4日開催分)」
・「米)バーナンキFRB議長の議会証言【金融政策関連】」
・「『米国の出口戦略や金融政策』への思惑(「FOMC政策金利＆声明発表」明けの動向)」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原 油、米国以外の株式市場など)」
・「『ユーロ圏の財政懸念や信用不安』」
・「『日銀による追加金融緩和策』への思惑(本日、「日銀金融政策決定会合結果発表」)」
・「『中国による金融引き締め』への思惑」
・「『期末・年度末(リパトリ＆他)要因』」
・「『金融当局者や要人による発言』」
などの要因に注意したい。

★★★

「FOMC政策金利＆声 明発表」明け。

米国の経済指標は、「生産者物価指数＆【コア】」がメイン。

経済指標以外には、「BOJ政策金利発表＆白川日銀総裁の会見」や「BOE議事録(3 月3日・4日開催分)」への注目度が高い。

「NY株式市場」の動向は、引き続き、金融市場の流れを見極める上で最も重要 な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」からも目が離せない。

現在の金融市場の焦点は、「ユーロ圏の財政懸念や信用不安」、「米国の出口戦略や金融政策」、「日銀による追加金融緩 和策」、「中国による金融引き締め」が中心。

本日は、、「FOMC政策金利＆声 明発表」明けである上に、追加金融緩和策が焦点となっている「BOJ政策金利＆白川総裁の会見」なども行われる事から、それぞれへの思惑や結果での反応をシッカリと見極めた い。

その他、「期末・年度末(リパトリ＆他)要因」にも気を付けたいところ。

■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・正午過ぎ：日)BOJ政策金利発表
・15時30分：日)白川日銀総裁の会見
→追加金融緩和策が焦点。ただ、既に円売りに動いていることもあり、材料出尽 くしとなる可能性も。

・18時30分：英)BOE議事録(3月3日・4日開催分)
・18時30分：英)失業率＆失業保険申請件数
→どちらもポンドの大きな変動要因になる。

・21時30分：米)生産者物価指数＆【コア】
→FOMC結果発表明けで世界を1周してのNY勢の方向性を見極めたいとこ ろ。

・27時00分：米)バーナンキFRB議長の議会証言【金融政策関連】
→基本、言及次第も、市場に大きな反応を与えやすい。

▼その他の本日の注目材料や注目点
・『米国の出口戦略や金融政策』への思惑(「FOMC政策金利＆声明発表」明けの動向)
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原 油、米国以外の株式市場など)
・『ユーロ圏の財政懸念や信用不安』
・『日銀による追加金融緩和策』への思惑(本日、「日銀金融政策決定会合結果発表」)
・『中国による金融引き締め』への思惑
・『期末・年度末(リパトリ＆他)要因』
・『金融当局者や要人による発言』

3月15日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼16日までに『ギリシャから提出される予定の財政再建計画の内容』
▼米国を中心とした『株式市場の動向』
▼米国を中心とした『主要経済指標の結果』
▼『ユーロ圏の財政懸念や信用不安』
▼『FOMC政策金利＆声明発表』への思惑や結果
▼『米国の出口戦略や金融政策』への思惑
▼『日銀による追加金融緩和策』への思惑や結果
▼『金融当局者や要人による発言』
▼『中国の金融引き締め強化』への思惑
▼『金や原油などの商品市場の動向』
▼『期末・年度末(リパトリ＆他)要因』
▼『米国の長期金利の動向』
▼『オバマ大統領による金融規制案』への思惑

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3月17日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
-
08:30		豪)Westpac先行指数	△	-	+0.5%
08:50		日)第3次産業活動指数	△	+1.3%	-0.9%
09:30		豪)第4四半期新規住宅	×	+6.4%	+9.4%
10:00		豪)デベルRBA総裁補佐の発言	△	要人発言
昼 過ぎ		日)BOJ政策金利発表	◎	0.10% 据え置き	0.10% 据え置き
15:30		日)白川日銀総裁の会見	◎	要人発言
18:10		独)ウェーバー独連銀総裁の発言	○	要人発言
18:30		英)BOE議事録(3月3日・4日開催分)	◎	-	-
		英)失業率	◎	5.0%	5.0%
		↑・失業保険申請件数		+0.60万件	+2.35万件
		南ア)実質小売売上高	○	-2.4%	-3.7%
19:00		欧)建設支出 [前月比/前年比]	×	-	+0.5%
				-	-3.1%
20:00		米)MBA住宅ローン申請指数	C	-	+0.5%
21:30		加)卸売売上高	△	+0.5%	+0.7%
		米)生産者物価指数[前月比/前年比]	AA	-0.2%	+1.4%
				+4.9%	+4.6%
		↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.1%	+0.3%
				+1.0%	+1.0%
23:30		米)週間原油在庫	BB	-	+143万
27:00		米)バーナンキFRB議長の議会証言 【金融政策関連】	AA	要人発言
29:00		米)フィッシャー：ダラス連銀総裁の発言	B	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

日銀による追加金融緩和策次第。発表直後は材料出尽くしでの変動も有り得るために難しいが、流れを見極めて利益化したいところ。一方で、リパトリによる下方向への圧力にも注意。

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FOMC結果発表を消化しての、方向性を見極めたい日。NYダウが主体での金融市場のリスク許容度による流れが主導しやすい。

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