週明け月曜日。『米中古住宅販売件数』と『暴落したNY株式市場の影響』に注目！

週明け月曜日。
オーストラリアが女王誕生日のため祝日でシドニー市場が休場。
その他、香港や中国市場も休場の模様。

本日の為替相場の焦点は、以下の2点。
『米国の経済指標である中古住宅販売保留』
『先週末に大幅安で終了したNY株式市場の影響や本日の動向』

『米中古住宅販売保留』は、売買契約は成立しているが所有権の移転が完了していないもの。高い確率で完了に至る為、先行指標となり得る。

また、『先週末に大幅安で終了したNY株式市場の影響や本日の動向』への注目度も高い。市場予想と大幅に反して高水準となった米国の失業率や原油の史上最高値の更新などから、前日比400ドルを超す下げを見せたNYダウ。週明けの今日、各国の株式市場への影響や本日の動向に大きな注目が集まる。
この下落が続くようであれば、ドル売りやリスク回避の動きが加速しそうだ。

今週は毎日のように注目度の高い経済指標が予定されているほか、要人発言も数多い。
明日にはカナダの政策金利発表や米国の貿易収支が控える。

★本日の注目材料
→米国以外
・英)生産者物価指数【コア】
・加)住宅着工件数
→米国
・米)中古住宅販売保留

★今週の為替相場の焦点
・日々発表される米国の経済指標
・インフレ懸念や景気後退懸念、信用不安などの市場のセンチメント動向
・NY株式や債権、原油・商品など他の金融市場の動向
・ユーロ圏の金利先高観やそれに対する思惑
・ドル買い・ドル売りの傾向、円売り、ユーロ買いの強弱やその傾向
・週末のG8財務省会合に向けての思惑やポジション調整

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今日の重要指標			指標ランク	コンセン サス	前回 発表値
・週明け月曜日 ・シドニー休場(女王誕生日) ・香港・中国も休場
08:50		日)マネーサプライM2+CD	×	+2.0%	+1.9%
14:00		日)景気動向調査【速報値】 [先行指数/一致指数]	×	-	18.2%
				-	30.0%
14:45		ス)失業率	△	2.5%	2.6%
15:00		独)貿易収支	×	+157億	+167億
		独)経常収支	×	+147億	+172億
16:00		日)景気ウォッチャー調査 [現状判断DI/先行き判断DI]	×	34.0	35.5
				-	36.1
17:30		英)生産者物価指数【コア】	○	+4.7%	+4.6%
21:15		加)住宅着工件数	○	21.75万件	21.39万件
23:00		米)中古住宅販売保留	AA	±0.0%	-1.0%
要人発言予定(未確認情報含む)
16:00		欧)トゥンペルグゲレルＥＣＢ理事◆講演
21:30		欧)パパデモス副総裁◆記者会見
23:00		ス)ロート：SNB総裁◆講演
25:15		米)ガイトナー：NY連銀総裁★講演【経済見通し】
25:30		欧)トリシェＥＣＢ総裁◆講演
翌6:00		米)ローゼングレン：ボストン連銀総裁★あいさつ[ボストン連銀主催会議]
翌7:00		米)バーナンキFRB議長★講演【インフレ】[ボストン連銀主催会議]
■指標ランク について 米指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

先週→ドル買いヨリから週末にドル売りヨリに変化 雇用統計の失業率の悪化や原油高から一気にドル売り相場へ。

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先週→ドル買いヨリからユーロ買いヨリ＆ドル売りヨリへ トリシェ総裁のコメントからユーロ買いになったが、雇用統計でドル売りとなりさらに加速。

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