3月18日(木)■『米国の経済指標の結果での反応』と『NY株式市場が主導する金融市場のリスク許容度』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標の結果での反応』と『NY株式市場が主導する金融市場のリスク許容度』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)消費者物価指数＆【コア】」
・「米)週間新規失業保険申請件数」
・「米)第4四半期経常収支」
・「米)フィラデルフィア連銀景況指数」
・「米)景気先行指数」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「英)財政収支」
などに注目が集まる。

経済指標以外では、
・「ECB理事会(※金融政策の決定はない)」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「『ユーロ圏の財政懸念や信用不安』」
・「『期末・年度末(リパトリ＆他)要因』」
・「『米国の出口戦略や金融政策』への思惑」
・「『中国による金融引き締め』への思惑」
・「『金融当局者や要人による発言』」
などの要因に注意したい。

★★★

米国の経済指標は、「消費者物価指数＆【コア】」や「週間新規失業保険申請件数」、「フィラデルフィア連銀景況指数」、「景気先行指数」など、注目度の高いものが多い。

「NY株式市場」の動向は、引き続き、金融市場の流れを見極める上で最も重要 な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」からも目が離せない。

現在の金融市場の焦点は、「ユーロ圏の財政懸念や信用不安」、「米国の出口戦略や金融政策」、「中国による金融引き締め」が中心。

その他、「期末・年度末(リパトリ＆他)要因」にも気を付けたい他、今週数多くのビッグイベントを消化したため、週末に向けての動向が気になるところ。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・18時30分：英)財政収支

・21時30分：米)消費者物価指数＆【コア】
・21時30分：米)週間新規失業保険申請件数
・21時30分：米)第4四半期経常収支
→CPIと新規失業保険申請件数、どちらへの注目度も高い。まずは、その発表内容で一喜一憂するだろう。

・23時00分：米)フィラデルフィア連銀景況指数
・23時00分：米)景気先行指数
→こちらも注目度も相場へのインパクトも大きい。まずは発表内容に、その後はNYダウを含めた相場のリスク許容度の流れを掴みたい。

▼その他の本日の注目材料や注目点
・ECB理事会(※金融政策 の決定はない)
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・『ユーロ圏の財政懸念や信用不安』
・『期末・年度末(リパトリ＆他)要因』
・『米国の出口戦略や金融政策』への思惑
・『中国による金融引き締め』への思惑
・『金融当局者や要人による発言』

3月15日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼16日までに『ギリシャから提出される予定の財政再建計画の内容』
▼米国を中心とした『株式市場の動向』
▼米国を中心とした『主要経済指標の結果』
▼『ユーロ圏の財政懸念や信用不安』
▼『FOMC政策金利＆声明発表』への思惑や結果
▼『米国の出口戦略や金融政策』への思惑
▼『日銀による追加金融緩和策』への思惑や結果
▼『金融当局者や要人による発言』
▼『中国の金融引き締め強化』への思惑
▼『金や原油などの商品市場の動向』
▼『期末・年度末(リパトリ＆他)要因』
▼『米国の長期金利の動向』
▼『オバマ大統領による金融規制案』への思惑

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3月18日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・ECB理事会(※金融政策の決定はない)
08:50		日)第1四半期景況判断BSI[全産業]	△	-	-1.9
		↑・景況判断BSI[大企業製造業]		-	+13.2
14:00		日)日銀金融経済月報(基本的見解)	△	-	-
		日)景気動向指数【改訂値】 [先行CI指数/一致CI指数]	×	-	94.3
				-	97.6
16:15		ス)貿易収支	×	+22.0億	+24.2億
17:15		ス)第4四半期鉱工業生産 [前月比/前年比]	△	+5.0%	+3.4%
				-3.5%	-6.7%
18:00		欧)経常収支	△	+29億	+19億
18:30		英)財政収支	○	-	-43億
		英)マネーサプライM4【速報値】	×	+4.3%	+4.9%
19:00		欧)貿易収支	×	-40億	+44億
20:00		英)CBI製造業受注指数	△	-33	-36
20:30		米)デュークFRB理事の発言	B	要人発言
21:30		加)国際証券取扱高	△	+80.0億	+112.2億
		米)消費者物価指数[前月比/前年比]	S	+0.1%	+0.2%
				+2.3%	+2.6%
		↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.1%	-0.1%
				+1.4%	+1.6%
		米)週間新規失業保険申請件数	A	45.5万件	46.2万件
		米)第4四半期経常収支	BB	-1193億	-1080億
		米)ホーニング：カンザスシティ連銀総裁 の発言	BB	要人発言
23:00		米)フィラデルフィア連銀景況指数	AA	+18.0	+17.6
		米)景気先行指数	AA	+0.1%	+0.3%
25:45		英)センタンスBOE政策委員の発言	△	要人発言
26:00		ス)ダンシンSNB理事の発言	△	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

方向感が無く、ポジションを取りにくい。上を試す可能性もある一方で、リパトリによる下方向への圧力にも注意。

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NYダウが主体での金融市場のリスク許容度による流れが主導しやすい。日々のロンドン＆NY市場の方向性を重視したい。

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