3月2日(月)■『米ISM製造業景況指数』と『NY株式市場の動向』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米ISM製造業景況指数』と『NY株式市場の動向』、そして『3月入りの動向』にあり。

週明け月曜日で3月最初の営業日。

米国の経済指標は「ISM製造業景況指数」への注目度が高い。
「ISM製造業景況指数」とは、ISM(全米供給管理協会)が実施した製造業の購買担当役員へのアンケート結果。歴史も古く、発表時期が早い事から注目度は非常に高い。50％が景気拡大と景気後退の分岐点と言われるが、このところはずっと50を下回って推移している。

「NY株式市場の動向」からは引き続き目が離せない。
「金融危機の再燃」と思われる材料も出てきており、NYダウは直近の安値を更新し続けている。

その他、木曜日に「ECB政策金利発表」を控えることから「ユーロ圏の消費者物価指数【速報値】」も大きな変動要因になりそうだ。
金利先安観が出てくるようであれば、ユーロ売りが加速しやすい。

また、明日に「バーナンキFRB議長の議会証言」を控える点や、本日が「週明け月曜日」で「3月の最初の営業日」である点に注意したいところ。

本日のトレード用のエサ
▼主要材料
・時刻未定：HSBCの決算発表
→内容次第も、先週、英系銀行の決算で大きく反応しているため注意したい。

・18時30分：英)製造業PMI
→意外と大きく反応する可能性アリ。

・19時00分：欧)消費者物価指数【速報値】
→木曜日のECB政策金利発表を意識して、要注意。

・22時30分：加)GDP/第4四半期GDP

・22時30分：米)PCEコア・デフレータ
→まずは週明けの動向を確認したいところ。

・23時30分：NY株式市場オープン
→このところ不安定な推移が継続中。為替相場との相関性も薄れてきているが、要注目。

・24時00分：米)ISM製造業景況指数
→先週の流れを継続するか？

▼その他の本日の注目材料や注目点
・週明け月曜日
・3月最初の営業日
・明日に『バーナンキFRB議長の議会証言』を控える

3月2日からの週の為替相場の焦点
▼バーナンキFRB議長の議会証言
▼米国の経済指標
▼NY株式市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼米銀の国有化などに関する話題
▼ユーロ圏の政策金利発表や今後の金融政策への思惑
▼年度末・四半期末に向けた動向

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3月2日(月)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・週明け月曜日 ・3月最初の営業日 ・HSBCの決算発表 ・明日に『バーナンキFRB議長の議会証言』を控える
17:30		ス)SVME購買部協会景気指数	△	35.0	35.0
17:55		独)製造業PMI【確報値】	×	32.2	32.2
18:00		欧)製造業PMI【確報値】	×	33.6	33.6
18:30		英)消費者信用残高	×	+5億	+3億
		英)製造業PMI	○	34.9	35.8
		英)マネーサプライM4【確報値】	×	-	+17.5%
		英)モーゲージ承認件数	×	3.3万件	3.1万件
		南ア)第4四半期失業率	×	-	23.2%
19:00		欧)消費者物価指数【速報値】	◎	+1.0%	+1.1%
22:30		加)GDP	◎	-0.5%	-0.7%
		↑・第4四半期GDP		-3.2%	+1.3%
		米)個人所得	A	-0.2%	-0.2%
		↑・個人支出		+0.3%	-1.0%
		↑・PCEデフレータ		+0.5%	+0.6%
		↑・PCEコア・デフレータ [前月比/前年比]		+0.1%	±0.0%
				+1.6%	+1.7%
24:00		米)ISM製造業景況指数	AA	33.8	35.6
		米)建設支出	B	-1.5%	-1.4%
25:30		米)ローゼングレン：ボストン連銀総裁の講演	B	要人発言
26:45		米)ラッカー：リッチモンド連銀総裁の講演	BB	要人発言
27:30		ス)ロート：スイスSNB総裁の講演	○	要人発言
太字→赤太字の順番で重要。ピンク太字は金融政策関連。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

週明けの動向確認も、堅調な推移が継続しやすいと見る

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週明けの動向確認も、下落ヨリに見ている

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