『ゴールドマンサックスの決算発表』と『米国の経済指標』に注目！

昨日の為替相場は、原油高の影響などを受けて比較的ドルが軟調に推移した。しかし、円売り傾向も強く、ドル円やクロス円は力強いまま。

今日の為替相場の焦点は、以下の4点にあり。
・『独ZEW景況感調査』
・『ゴールドマンサックスの四半期決算発表』
・『PPIを中心とした米経済指標発表』
・『NY株式や原油などの他の金融市場の動向』

時間的に最初に来るのは、『独ZEW景況感調査』。ユーロ圏のインフレ動向や金融政策が注目される中、注目度は高く、ユーロ圏の金利先高観が増すような内容であれば、市場は大きく反応するだろう。

NYタイムには多くの注目材料が並ぶ。

昨日のリーマンブラザーズに引き続き、本日は『ゴールドマンサックスの第2四半期の決算』が発表される予定。実際に材料視されるかどうかは内容次第となりそうだ。

その他、本日は注目度の高い米国の経済指標が数多く発表される。
現在、金融市場の最大のテーマとなっているインフレ動向を見極めるための『生産者物価指数』。
住宅動向を示し、景気動向と密接な関係を持つ『住宅着工件数/建設許可件数』。
製造業部門の生産性によって、景気全般の動向を表す『鉱工業生産指数』
内容はどうあれ、指標発表前後で相場は大きく動くと思われる。

NY株式相場や原油価格には引き続き注意したい。
特に原油価格が史上最高値を更新し続けるようであれば、ドル売り要因となりやすい。

★本日の注目材料
→米国以外
▼豪)RBA議事録公表（6月3日分）
▼英)消費者物価指数&【コア】
▼英)小売物価指数&【コア】
▼独)ZEW景況感調査
→米国
▼ゴールドマン・サックス第2四半期決算発表
▼生産者物価指数&【コア】
▼住宅着工件数/建設許可件数
▼鉱工業生産

★今週の為替相場の焦点
・G8財務相会合の影響
・日々発表される米国の経済指標や要人発言
・インフレ懸念や景気後退懸念、信用不安などの市場のセンチメント動向
・米国の大手証券会社の四半期決算への思惑やその結果に対する反応
・NY株式や債権、原油・商品など他の金融市場の動向
・ユーロ圏のインフレ動向や金利先高観、それに対する思惑
・ドル買い・ドル売りの傾向、円売り、ユーロ買いの強弱やその傾向

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今日の重要指標			指標ランク	コンセン サス	前回 発表値
豪・RBA議事録公表（6月3日分） 米中戦略経済対話(17日・18日) ゴールドマンサックス決算発表
08:50		日)第3次産業活動指数	×	+0.6%	+0.3%
10:30		豪)RBA議事録公表（6月3日分）	◎	-	-
16:15		ス)第1四半期鉱工業生産	△	+7.5%	+9.1%
17:30		英)消費者物価指数 [前月比/前年比]	◎	+0.4%	+0.8%
				+3.2%	+3.0%
		↑・消費者物価指数【コア】		+1.5%	+1.4%
		英)小売物価指数 [前月比/前年比]	○	+0.4%	+0.9%
				+4.2%	+4.2%
		↑・小売物価指数【コア】		+4.1%	+4.0%
18:00		独)ZEW景況感調査	◎	-42.5	-41.4
		欧)ZEW景況感調査	△	-	-43.6
		欧)貿易収支	△	-15億	-23億
21:30		加)国際証券取扱高	×	-	-
21:30		米)ゴールドマン・サックス 第2四半期決算発表	AA	-	-
		米)第1四半期経常収支	B	-1733億	-1729億
		米)生産者物価指数 [前月比/前年比]	S	+1.0%	+0.2%
				+6.8%	+6.5%
		↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.2%	+0.4%
				+3.0%	+3.0%
		米)住宅着工件数	AA	98.0万件	103.2万件
		↑・建設許可件数		96.0万件	97.8万件
22:15		米)鉱工業生産	AA	+0.1%	-0.7%
		↑・設備稼働率		79.7%	79.7%
要人発言予定(未確認情報含む)
-	-	特になし
■指標ランク について 米指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

先週→ドル買いヨリ 前営業日→ドル売り気味&円売りヨリ ドルは売られ軟調だったが、円売りが強く、ドル円やクロス円は強いまま。

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先週→ドル買いヨリ 前営業日→ドル売り気味 1.52MID-1.53MIDが重要ポイントで跳ね返された。レンジが続くのかブレイクするのか？

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