羊飼い

7月22日(水)■『米国の金融機関や主要企業の決算発表』と『NY株式市場の動向』、そして『FRB議長の議会証言2日目』に注目！

2009年07月22日(水)08:17公開 [2009年07月22日(水)08:17更新]

本日の為替相場の焦点は、『米国の金融機関や主要企業の決算発表』と『NY株式市場の動向』、そして『FRB議長の議会証言2日目』にあり。

米国の経済指標は、
本日は注目度の高いモノはない。

米国以外の経済指標は、
・「豪)第2四半期消費者物価」
・「欧)鉱工業新規受注」
・「加)小売売上高＆【除自動車】」
などが主な注目材料。

経済指標以外では、
・「英)BOE議事録(7月8日・9日開催分)」
・「米)モルガン・スタンレー決算発表」
・「米)ウェルズ・ファーゴ決算発表」
・「バーナンキFRB議長の議会証言の2日目」
・「米国の主要企業の決算発表」
・「金融当局者や要人による発言」
・「米国の株式市場の動向」
・「米国の債券市場や長期金利の動向」
・「原油などの商品相場の動向」
などに注目したい。

★★★

本日も、注目度の高い「米国の経済指標」の発表はない。
決算発表は、金融機関では「モルガン・スタンレー」や「ウェルズ・ファーゴ」、その他の主要企業では、「イーベイ」「ファイザー」「ペプシコ」「ボーイング」などが予定されている。

「NY株式市場の動向」は引き続き最重要項目。
現在の金融市場のリスク許容度は「NY株式市場」が主導しており、為替相場と株式市場は強く連動している。特に、直近では「米国の金融機関や主要企業の決算」で一喜一憂しやすくなっている。
また、「原油などの商品価格」の存在感も高まっているため、注意したい。

その他、「FRB議長の議会証言」の2日目が行われる点も重要。
昨日はバーナンキFRB議長の発言後、為替相場がリスク回避ヨリに反応した。2日目もベースとなるテキストは同じだが、質疑応答部分で深い言及が行われる可能性もあるため、目が離せない。

■□■本日のトレード用のエサ
・10時30分：豪)第2四半期消費者物価
・17時30分：英)BOE議事録(7月8日・9日開催分)
・18時00分：欧)鉱工業新規受注
・時間未定：米)モルガン・スタンレー決算発表
・21時00分：米)ウェルズ・ファーゴ決算発表
・21時30分：加)小売売上高＆【除自動車】
・22時30分：NY株式市場オープン
・23時00分：米)バーナンキ：FRB議長の議会証言
【金融政策や経済見通しなど】[上院銀行委員会]

7月20日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼NY株式市場の動向
▼バーナンキFRB議長の金融政策報告などに関する議会証言
▼米国の経済指標
▼米国の金融機関の決算発表
▼米国の主要企業の決算発表
▼金融当局者や要人の発言
▼米国の債券相場や長期金利の動向
▼原油などの商品相場の動向

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7月22日(水)の為替相場の注目材料

指標ランク
(注目度＆重要度)

コンセン
サス

前回
発表値

・「FRB議長の議会証言」2日目
・米大手企業の決算発表→モルガン・スタンレー、ウェルズ・ファーゴ、サンディスク、
イーベイ、ファイザー、ペプシコ、イーライリリー、ボーイング、ノーザン・トラスト、
バンク・オブ・ニューヨーク・メロン

10:30

豪)第2四半期消費者物価
[前期比/前年比]

◎

+0.5%

+0.1%

+1.5%

+2.5%

日)山口：日銀副総裁の講演

要人発言

17:30

英)BOE議事録(7月8日・9日開催分)

◎

18:00

欧)鉱工業新規受注
[前月比/前年比]

○

+1.9%

-1.0%

-27.9%

-35.5%

19:00

英)CBI製造業受注指数

△

-51

20:00

米)MBA住宅ローン申請指数

+4.3%

未定

米)モルガン・スタンレー決算発表

21:00

米)ウェルズ・ファーゴ決算発表

21:30

加)小売売上高

◎

+0.5%

-0.8%

↑・小売売上高【除自動車】

+0.5%

-0.5%

23:00

米)住宅価格指数

-0.2%

-0.1%

米)バーナンキ：FRB議長の議会証言
【金融政策や経済見通しなど】
[上院銀行委員会]

要人発言

23:30

米)週間原油在庫

-281万

太字→赤太字の順番で重要。ピンク太字は金融政策関連。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言。
指標ランクについて	米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記	指標部分についての免罪事項及びご利用上注意点