5月13日(水)■『米小売売上高』と『NY株式市場の動向』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米小売売上高』と『NY株式市場の動向』にあり。

米国の経済指標は、
・「輸入物価指数」※１
・「小売売上高」※２
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「日本の貿易収支」
・「ユーロ圏の鉱工業生産」
などが主な注目材料。

また、経済指標以外では、
・「BOE四半期インフレレポート」
・「キングBOE総裁の講演」
・「金融当局者や要人による発言」
・「GMの破綻に関する話題」
・「米金融機関の関する話題」
などに注目したい。

その他、
「NY株式市場の動向」は引き続き重要。その上下に為替相場が影響されやすい地合いが継続している。

「米国の経済指標の結果」や「NY株式市場の動向」などによって発生する「[リスク回避]や[リスク志向]の傾向」に注目したい。
最近の傾向として、[リスク志向]は、「ドル売り・円売り」に、[リスク回避]は「ドル買い・円買い」に向かいやすい。
また、株高は[リスク志向]に、株安は[リスク回避]につながるため、米国の経済指標の良い結果がドル買いにつながるとはいえない状況となっている。

直近の金融市場のテーマは、
以下に関するものが主となっている。
・「経済指標の結果(良い内容に反応が大きめ)」
・「米国の金融機関(ストレステスト結果公表消化後の流れに注目)」
・「米国の自動車業界(5月末に再建計画の提出期限が控えるGM関連など)」
・「ユーロ圏の金融政策(今後の金融政策に焦点が？)」

★本日発表の経済指標の詳細
※１→「輸入物価指数」とは、約4000のモノを調査対象とした輸入時点での物価水準のインデックス。2000年を100とした輸入を限定としたインフレ動向だが、発表時期が早いため先行指標になり得る。
※２→「小売売上高」とは、小売業における売上げに関する指標で個人消費の動向を見るために使われる。耐久財と非耐久財に分けて発表され、比率の高い自動車部門を除いた部分が重要視される。

本日のトレード用のエサ
・06時00分：NZ)RBNZ金融安定レポート
・08時50分：日)貿易収支
・18時00分：欧)鉱工業生産
・18時30分：英)BOE四半期インフレレポート
・18時30分：英)キング：BOE総裁の講演
・21時30分：米)輸入物価指数
・21時30分：米)小売売上高＆【除自動車】
・22時30分：NY株式市場オープン

5月11日からの週の為替相場の焦点
▼NY株式市場の動向(為替相場が影響を受けやすい地合いが継続)
▼米国の経済指標(小売売上高や消費者物価指数など)
▼金融当局者や要人の発言(バーナンキFRB議長の講演が中心)
▼今後のユーロ圏の金融政策への思惑(追加利下げ＆量的緩和強化)
▼米国の金融機関の話題(ストレステスト結果公表消化後の流れ)
▼米国の自動車業界の話題(5月末はGMの再建計画提出期限)
▼加速した「ドル売り傾向」の行方(円以外の通貨に対して顕著)

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5月13日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
-
06:00		NZ)RBNZ金融安定レポート	○	-	-
08:50		日)経常収支	×	+1兆2100億	+1兆1169億
		日)貿易収支	○	+1277億	+2021億
		日)マネーストックM2+CD	×	+2.3%	+2.2%
09:30		豪)Westpac消費者信頼感指数	△	-	+8.3%
13:00		日)企業倒産件数	×	-	+14.1%
14:00		日)景気ウォッチャー調査 [現状判断DI/先行判断DI]	×	30.0	28.4
				-	35.8
17:30		英)失業率	12日に発表済み
18:00		欧)鉱工業生産 [前月比/前年比]	○	-1.0%	-2.3%
				-17.0%	-18.4%
18:30		南ア)実質小売売上高	△	-6.0%	-4.5%
		英)BOE四半期インフレレポート	◎	-	-
		英)キング：BOE総裁の講演	◎	要人発言
未定		日)白川：日銀総裁の講演	△	要人発言
20:00		米)MBA住宅ローン申請指数	C	-	+2.0%
21:30		加)新車販売台数	×	+6.0%	-2.2%
		米)輸入物価指数	A	+0.4%	+0.5%
		米)小売売上高	S	±0.0%	-1.1% (-1.2%)
		↑・小売売上高【除自動車】		±0.0%	-0.9% (-1.0%)
23:00		米)企業在庫	B	-1.2%	-1.3%
23:30		米)週間原油在庫	B	-	+60.5万
		米)デューク：FRB理事の講演	B	要人発言
25:00		米)ロックハート：アトランタ連銀総裁 の挨拶	B	要人発言
太字→赤太字の順番で重要。ピンク太字は金融政策関連。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

下向きも底堅くレンジ推移が続くと判断。ショートで変動を利益化。

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ドル売りヨリでみている。ロングで変動を利益化。

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