5月1日(金)■『米経済指標』と『NY株式市場の動向』、そして『週明けに米銀のストレステストの結果発表が控える点』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米経済指標』と『NY株式市場の動向』、そして『週明けに米銀のストレステストの結果発表が控える点』にあり。

5月最初の営業日で週末金曜日。
メーデー(レイバーデー)でドイツ、フランス、スイス、中国、香港、シンガポール、南アフリカなどが祝日・休場となっている。

米国の経済指標は、
・「ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】」※１
・「ISM製造業景況指数」※２
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「日本のCPI」
・「英国の製造業PMI」
に注目が集まる

また、経済指標以外では、
・「金融当局者による発言」
・「クライスラーの破産法申請絡みの話題」
・「5月4日に米銀へのストレステストの結果発表が控える点」
などの材料に注目したい。

「米銀のストレステストの結果」には大きな注目が集まっており、結果発表を週明けに控え、思惑やポジション調整での変動も発生しやすい。

その他、
「NY株式市場の動向」は引き続き重要。
最近の金融市場のテーマは、「豚インフルエンザ」、「米国の金融機関」、「米国の自動車業界」、「ユーロ圏の金融政策」など。

本日が「5月最初の営業日」や「週末金曜日」であること、「4日月曜日が日本と英国が祝日で連休前に当たる点」などから、ポジション調整など実需による変動にも気をつけたい。

★本日発表の経済指標の詳細
※１→「ミシガン大消費者信頼感指数」とは、消費者マインドに関するアンケート結果で、速報値の対象は300人、確報値の対象は500人となっている。
※２→「ISM製造業景況指数」とは、ISM(全米供給管理協会)が実施した製造業の購買担当役員へのアンケート結果。歴史も古く、発表時期が早い事から注目度は非常に高い。50％が景気拡大と景気後退の分岐点と言われるが、このところはずっと50を下回って推移している。

本日のトレード用のエサ
▼主要材料
・17時30分：英)製造業PMI
・22時30分：NY株式市場オープン
・22時55分：米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
・23時00分：米)ISM製造業景況指数

4月27日からの週の為替相場の焦点
▼G7＆G20財務相・中央銀行総裁会議明けの動向
▼NY株式市場の動向
▼米国の経済指標
▼FOMC政策金利＆声明
▼金融当局者や要人による発言
▼ユーロ圏の金融政策に対する思惑
▼米国の金融機関に関する話題(資本・経営・ストレステスト等)
▼米国の自動車業界の問題(資本・経営・破綻処理等)

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5月1日(金)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・週末金曜日 ・5月最初の営業日 ・メーデー(レイバーデー)で多くの国が祝日 ・ドイツ、フランス、スイス、中国、香港、シンガポール、南アが休場 ・5月4日から銀行へのストレステストの結果が公表開始 ・4日月曜日は、日本と英国が祝日で休場となるため、連休前となる
08:30		日)失業率	×	4.5%	4.4%
		↑・有効求人倍率		0.55	0.59
		日)全世帯家計調査	×	-2.7%	-3.5%
		日)東京消費者物価指数	△	+0.1%	+0.2%
		↑・東京消費者物価指数【除生鮮】		+0.2%	+0.4%
		日)全国消費者物価指数	○	-0.3%	-0.1%
		↑・全国消費者物価指数【除生鮮】		-0.2%	±0.0%
17:30		英)マネーサプライM4【確報値】	△	-	+17.6%
		英)消費者信用残高	×	+2億	-2億
		英)モーゲージ承認件数	×	4.0万件	3.8万件
		英)製造業PMI	○	40.3	39.1
21:00		米)ガイトナー：財務長官の講演	BB	要人発言
22:45		米)ブラード：セントルイス連銀総裁の講演	BB	要人発言
22:55		米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】	A	61.5	61.9
23:00		米)ISM製造業景況指数	S	38.0	36.3
		米)製造業受注指数	BB	-0.7%	+1.8%
太字→赤太字の順番で重要。ピンク太字は金融政策関連。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

様子見

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「ドル買い・ユーロ売り」に傾けば、追随

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