2月27日(金)■週末＆月末。『米第4四半期GDP【改定値】』と『NY株式市場の動向』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米第4四半期GDP【改定値】』と『NY株式市場の動向』にあり。

週末金曜日で月末最終営業日。

本日は注目材料が非常に多い。
まずは、最近、円安の要因にされている日本の経済指標に注目したい。
「CPI」や「鉱工業生産」での悪い結果で円売りに反応しやすいだろう。

米国の経済指標は「第4四半期GDP【改定値】」への注目度が高い。
「四半期GDP」とは、米国内で新たに生産された財やサービスの付加価値の総額。経済成長や景気動向を総合的に判断でき、中長期的な景気動向をつかみやすい。四半期ごとの数字だが、速報値→改定値→確定値と3回発表されるため毎月発表される。

その他、「ユーロ圏の消費者物価指数【速報値】」や米国の「シカゴ購買部協会指数」、「ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】」も相場を動かす材料になりそうだ。

また、このところ不安定に推移している「NY株式市場の動向」からは引き続き目が離せない。
週末金曜日で2月の月末最終営業日である事から、ポジション調整や週末・月末要因などにも気をつけたい。

本日のトレード用のエサ
▼主要材料
・06時45分：NZ)住宅建設許可

・08時30分：日)東京都区部消費者物価指数＆【除生鮮】
・08時30分：日)全国消費者物価指数＆【除生鮮】
・08時50分：日)鉱工業生産【速報値】
→円安のキッカケにされやすいか

・時間未定：英)ロイズ銀行の決算発表
→ポンド売りの材料になりやすい。

・19時00分：欧)消費者物価指数【速報値】＆【コア】
→どちらかと言えば、ユーロ売り材料。

・22時30分：米)第4四半期GDP【改定値】/個人消費
→本日メイン。内容よりも流れができるキッカケとして利用したい。追随する感じで。

・23時30分：NY株式市場オープン
→このところ不安定な推移が継続中。為替相場との相関性も薄れてきているが、要注目。

・23時45分：米)シカゴ購買部協会景気指数
・23時55分：米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
→週末で流れが加速しそうな雰囲気。

▼その他の本日の注目材料や注目点
・週末金曜日
・2月月末最終営業日
・米中国防対話（27日・28日）
・ASEAN首脳会議（2月27日～3月1日）

2月23日からの週の為替相場の焦点
▼バーナンキFRB議長の議会証言
▼米国の経済指標
▼NY株式市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の金融及び景気に対する施策
▼米国の銀行の国有化に関する話題
▼ユーロ圏の金融政策に対する思惑

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2月27日(金)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・週末金曜日 ・2月月末最終営業日 ・米中国防対話（27日・28日） ・ASEAN首脳会議（2月27日～3月1日） ・英)ロイズ銀行の決算発表
06:45		NZ)住宅建設許可	◎	-	-6.0%
08:30		日)失業率	×	4.6%	4.4%
		↑・有効求人倍率		0.69	0.72
		日)全世帯家計調査・消費支出	△	-5.5%	-4.6%
		日)東京都区部消費者物価指数	○	+0.3%	+0.5%
		↑・【除生鮮】		+0.3%	+0.5%
		日)全国消費者物価指数	○	±0.0%	+0.4%
		↑・【除生鮮】		-0.1%	+0.2%
08:50		日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比]	◎	-10.0%	-9.8%
				-30.7%	-20.8%
		日)大型小売店販売額【速報値】	△	-5.7%	-6.3% (-6.2%)
		↑・小売業販売額【速報値】		-3.0%	-2.7%
09:01		英)GFK消費者信頼感調査	△	-39	-37
14:00		日)住宅着工戸数	×	-14.9%	-5.8%
18:00		欧)ゴンザレス・パラモ：ECB理事の講演	△	要人発言
19:00		欧)消費者物価指数【速報値】 [前月比/前年比]	○	-0.8%	-0.1%
				+1.1%	+1.6%
		↑・【コア】[前年比]		+1.8%	+1.8%
		欧)失業率	×	8.1%	8.0%
19:30		ス)KOF先行指数	△	-0.93	-0.87
21:00		南ア)貿易収支	△	-55億	-16億
22:30		加)第4四半期経常収支	△	-51億	+56億
		加)鉱工業製品価格	×	-0.5%	-0.3%
		米)第4四半期GDP【改定値】	AA	-5.4%	-3.8%
		↑・個人消費【改定値】		-3.7%	-3.5%
		↑・GDPデフレーター【改定値】		-0.1%	-0.1%
		↑・コアPCEデフレーター【改定値】		-	+0.6%
未定		独)消費者物価指数【速報値】 [前月比/前年比]	△	+0.3%	-0.5%
				+0.8%	+0.9%
23:45		米)シカゴ購買部協会景気指数	A	33.0	33.3
23:55		米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】	A	56.0	56.2
24:00		米)イエレン：サンフランシスコ連銀総裁の講演	B	要人発言
		米)ブラード：セントルイス連銀総裁の講演	B	要人発言
26:00		米)ローマー：CEA委員長の講演	B	要人発言
27:30		米)プロッサー：フィラデルフィア連銀総裁 の講演	BB	要人発言
		米)ローゼングレン：ボストン連銀総裁の講演	BB	要人発言
太字→赤太字の順番で重要。ピンク太字は金融政策関連。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

堅調な動向が継続しやすい。100円は大きなポイント。

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上下に大きく振れやすくなっている。しばらくはレンジの可能性も、行きつく先は「ユーロ売り・ドル買い」とみるが。

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