米政府の対応策により金融不安が大きく後退。『金融不安やリスク回避の傾向』と『NY株式市場の動向』に注目！

週明け月曜日。
注目材料が目白押しの今週だが、本日は小粒。
注目度の高い米国の経済指標の発表はない。

先週末、米政府による対応策により金融不安が大きく後退し、リスク回避の動向は解消へと傾いた。
週明けの本日は、その動向がどうなるのか大きな注目が集まる。
米政府による対応策の進展状況や新たな対応策、それらに対する思惑などと共に注視したい。

為替相場の焦点は、『金融不安やリスク回避の傾向』と『NY株式市場の動向』にあり。

NY株式市場は現在、最も重要な監視対象。市場のリスク回避の動向を敏感に反映しやすく、更にそれを加速させやすい。ここしばらく、為替相場に大きな影響を与え続けている。先週末に大きく買われた原油や商品価格にも注目したい。

明日は、日本が祝日で東京市場が休場。
明日から、バーナンキFRB議長やポールソン財務長官の議会証言が連日行われる。

本日の注目材料
→米国以外
▼加)小売売上高＆【除自動車】 →米国
▼特になし

今週の為替相場の焦点
・米政府の不良資産対策とそれに対する金融市場の反応
・バーナンキFRB議長とポールソン財務長官の議会証言
・日米欧6中銀の協調でのドル資金供給などの施策
・米国の経済指標
・ドイツのIFO景況感調査を中心としたユーロ圏の経済指標
・NY株式市場の動向
・原油・商品価格の動向
・欧・米の金融当局者や要人の発言

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今日の重要指標			指標ランク	コンセン サス	前回 発表値
・週明け月曜日 ・自民党総裁選
08:01		英)ライトムーブ住宅価格	△	-	-2.3%
08:50		日)日銀金融政策決定会合議事要旨 （8月18日・19日分）	△	-	-
		日)全産業活動指数	×	+0.7%	-0.9%
10:30		豪)新車販売台数	×	-	-3.4%
21:30		加)小売売上高	◎	+0.3%	+0.5%
		↑・小売売上高【除自動車】		+0.3%	+1.4%
-		米)特になし	-	-	-
要人発言予定
16:00		欧)トリシェECB総裁◆講演
17:00		英)ギーブBOE副総裁◆講演
24:30		米)フィッシャー：ダラス連銀総裁★講演【経済と金融】
■指標ランク について 米指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

大きな変動後の週明けで一先ず様子見。

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