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		<title>ザイFX！　陳満咲杜のマーケットをズバリ裏読み</title>
		<link>http://zai.diamond.jp/category/chin</link>
		<pubDate>Mon, 21 May 2012 12:23:00 +0900</pubDate>
		<description>最強のＦＸサイトがついに登場！　為替のことならザイFX！にお任せ！</description>
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		<item>
			<title>ユーロ/ドルは「grexit」ショックの逆襲に 注意！ ドル/円の調整は78円台までか？</title>
			<link>http://zai.diamond.jp/articles/-/130509</link>
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			<description><![CDATA[■マーケットは「grexit」を織り込もうとしてきた&emsp;為替市場は激動のときを迎えている。<br />
&emsp;先週末、ドルインデックスは一時1月高値の81.78に迫り、ユーロ/米ドルは年初来安値の更新をトライする勢いだった。また、米ドル/円は終値ベースで79.52円を下回り、円高の余地が広がった。<br />
&emsp;世界的な株安とリンクした米ドル高、円高は「リスク回避」であり、「grexit」を強く意識した動きだ。<br />
&emsp;この「grexit」とは、「greece」(ギリシャ)と「exit」(出る)を組み合わせた造語で、ギリシャのユーロ離脱を意味している。<br />
&emsp;最近のギリシャ政局の混乱で、ユーロ離脱はかつてないほど現実味を帯びてきた。それだけに、「grexit」ショックの収束には時間がかかりそうだ。<br />
&emsp;それでは、マーケットは、ギリシャのユーロ離脱をどれぐらい織り込んでいるのだろうか？ 最新のＣＦＴＣの統計（5月15日現在）を見ると、何となくではあるが、感触をつかむことができる。<br />
&emsp;米ドルのネットポジションは285.2億ドル規模に膨らみ、2008年以来の高い水準である。ユーロのネットショートポジションにいたっては、なんと17万3869枚も積み上げられ、ユーロ発足以来の最高レベルを更新していた。<br />
&emsp;このことから、マーケットは「grexit」を織り込もうとし、また、そういった予測に基づき行動してきたと言える。<br />
&emsp;こうなれば、残る問題はひとつしかない。ギリシャが本当にユーロを離脱するか、否かである。<br />
■ギリシャのユーロ離脱は、言われるほど簡単ではない&emsp;世界中のマスコミがこの問題を連日取り上げ、いろいろな専門家の意見が紹介されてきたが、離脱を確実視する論調が多い。<br />
&emsp;しかし、肝心のギリシャ国民の意向は、どうやらユーロ圏にとどまりたいのが主流のようである。<br />
&emsp;フランスに関しては、新大統領が誕生したものの、ＥＵ（欧州連合）内部でも緊縮財政一辺倒の雰囲気はなく、妥協の余地を模索し始めているとの情報も聞こえてくる。<br />
&emsp;以上、マスコミの論調どおりに展開していくか、なお定かではないことを強調しておきたい。<br />
&emsp;いつものことではあるが、基本的に、市場センチメントはマスコミの論調によって形成される側面が大きい。今回、ユーロのショートポジションが史上最高レベルを更新したことも、ある意味では理に適うものだ。<br />
&emsp;しかし、これもまた、いつものことであるが、市場センチメントが偏り過ぎれば過ぎるほど、反転するリスクも高くなる。<br />
&emsp;「ギリシャが近々、ユーロを離脱する」と断定する論調は多いが、離脱したギリシャはもちろん、離脱を許したＥＵの混乱も想定できないほど大きいものとなるだろう。<br />
&emsp;それだけに、ギリシャのユーロ離脱は簡単にはいかないのかもしれない。<br />
&emsp;ギリシャもＥＵも、耐え切れないリスクを回避する「動機」は十分にあり、リスク自体は回避できないとしても、「先送り」という選択肢が選ばれる確率が、いちばん高いと考えている。<br />
■ギリシャ離脱が起こらなければ、ユーロの逆襲が始まる！&emsp;実際のマーケットも、このようなことを暗示しているようだ。ユーロ/米ドルの週足チャートをご覧いただきたい。<br />
ユーロ/米ドル&emsp;週足（クリックで拡大）（出所：米国FXCM）<br />
&emsp;昨年6月、今年1月と、ユーロ/米ドルは安値を2回つけている。いずれもギリシャ危機に端を発したものだが&hellip;<br />
]]></description>
			<pubDate>Mon, 21 May 2012 12:23:00 +0900</pubDate>
			<category>陳満咲杜のマーケットをズバリ裏読み</category>
		</item>
		<item>
			<title>日本のバブル崩壊後、日本円は買われた。 ＥＵが混乱するほど、ユーロは買われる!?</title>
			<link>http://zai.diamond.jp/articles/-/130136</link>
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			<description><![CDATA[&emsp;欧州問題が再びマーケットの焦点となっている。<br />
&emsp;現職フランス大統領の敗北からギリシャ再選挙まで政局不安が続き、常に懸念されてきたギリシャのＥＵ（欧州連合）離脱問題に加え、スペインの銀行問題も浮上した。<br />
&emsp;ＥＵ危機は一段と拡大しているように見える。<br />
■ＥＵ危機の深刻さが実感できないユーロ/米ドルの値動き&emsp;ところで、肝心の為替レートは、ファンダメンタルズの激動と比べ、つまらないほど静かな値動きだ。ユーロ/米ドルの1.2900ドルを割るか割らないか程度の下落ぶりでは、とてもＥＵ危機の深刻さが実感できない。<br />
ユーロ/米ドル 日足（リアルタイムチャートはこちら &rarr; FXチャート＆レート：ユーロ/米ドル 日足）<br />
&emsp;一般論として、米ＱＥ３（量的緩和策第3弾）の可能性が米ドル全体の頭を重くしているといった見方は多い。<br />
&emsp;一方、ドル資産はリスク回避先と見られる傾向も強いため、最近の株の調整具合からは、本来は米ドルがもっと買われてもおかしくないとも言える。<br />
&emsp;今のところ、株安に敏感に反応したのはむしろ円という見方も根強い。米ドル/円をはじめ、クロス円（米ドル以外の通貨と円との通貨ペア）全般のパフォーマンスから、米ドルよりも円がリスク回避先としての役割を果たしているという見方だ。<br />
世界の通貨 VS 円 日足（リアルタイムチャートはこちら &rarr; FXチャート＆レート：世界の通貨 VS 円 日足）<br />
&emsp;両論ともそれなりに理屈は合っているが、見逃されやすい要素として、以下の2点を指摘しておきたい。<br />
■ＥＵの混乱が深刻化すればするほどユーロは買われる!?&emsp;まず、第1に「危機こそ強い」という現象だ。<br />
&emsp;ファンダメンタルズが悪化したからこそ、通貨が逆に買われた好例は他ならぬ、日本の円であろう。<br />
&emsp;バブル崩壊後、企業のデレバレッジと資金の国内還流が大きな流れとして円高に寄与したことは記憶に新しい。<br />
日本株の長期チャート（JPN225 月足）（出所：米国FXCM）&nbsp;<br />
米ドル/円 月足の長期チャート（出所：米国FXCM）<br />
&emsp;いわゆる「理外の理」である相場の理屈はなかなかリアルタイムでは理解されにくいが、往々にしてその後よく検証すれば、実に理に適う部分が多いのだ。<br />
&emsp;今の欧州で、同じ現象が起こっていると言われたら、みなさんは納得するだろうか。<br />
&emsp;また、同じ理屈で推測していくなら、今のユーロは「買われすぎ」ではなく「売られすぎ」で、ＥＵの混乱が深刻化すればするほど、これからユーロは買われるだろうといった結論に同意できるだろうか。<br />
&emsp;かなりクレイジーな見方だと思われるだろうが、2005、2006年に「不況だからこそ円高」といった見方が嘲笑されたように、もしかしたら相場の真実はクレイジーの方に近いのかもしれない。<br />
]]></description>
			<pubDate>Fri, 11 May 2012 17:10:00 +0900</pubDate>
			<category>陳満咲杜のマーケットをズバリ裏読み</category>
		</item>
		<item>
			<title>フランスの政局云々だけでユーロ安とは 限らない。米国にも２つの不安が再浮上！</title>
			<link>http://zai.diamond.jp/articles/-/129900</link>
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			<description><![CDATA[■米雇用統計の結果は、多くの市場関係者をガッカリさせた&emsp;ウォール街には、「sell in May and go away（5月は売り払え！）」という相場格言がある。例年、5月は株安になりやすい傾向にあるから、ポジションを手仕舞うべきだということである。<br />
&emsp;今年の場合も、そのとおりの展開になりそうだ。先週末に発表された米雇用統計が弱く、米国株は下落し、弱気サインが点灯したかのように見える。<br />
&emsp;そして、リスク回避で米ドル買いと円買いの傾向が強まった。諸外貨のうち、大幅に利下げした豪ドルの反落幅が大きく、これが一層の弱気センチメントを醸し出している。<br />
&emsp;もっとも、市場センチメントの悪化は理に適っていると言える。米国の景気回復への期待が高かった分だけ、この米雇用統計の結果は、多くの市場関係者をガッカリさせた。<br />
&emsp;ＦＲＢ（米連邦準備制度理事会）の要人も含めて、「ＱＥ３（量的緩和策第3弾）」の必要性に疑問を呈していた市場関係者には「不都合な真実」が告げられたことになる。<br />
&emsp;すなわち、米国の雇用情勢の悪化が周期性ではなく、構造的な問題であることを示唆したということになる。<br />
&emsp;バーナンキＦＲＢ議長の景気見通しに関する慎重な姿勢に、納得した市場関係者も多くいたことだろう。<br />
■市場はフランスとギリシャの選挙結果を懸念している&emsp;そうであれば、「ＱＥ３」の可能性が増大しているのだから、本来ならば、米ドルは全面安となってもおかしくない。ところが、リスク回避の様相のマーケットは、対円を除いて米ドル買いに傾いている。<br />
&emsp;その理由は、「ＱＥ３」よりも、マーケットの心配がもっと身近なところにあるからだ。それは言うまでもなく、フランスとギリシャの選挙の結果に対する反応である。<br />
&emsp;週明けのオセアニア市場とアジア市場でユーロが売られたのは、サルコジ仏大統領の敗北を受けた反応と見られている。それは、31年ぶりの現職大統領の落選という結果はもちろんだが、左派の社会党の党首であるオランド第1書記の政策に対する不安が、より大きい。<br />
&emsp;フランスの社会党は、ドイツ主導の財政緊縮政策の見直しを示唆したり、高所得層に75％の課税を提案したりしている。その第1書記のオランド氏が当選したということは、フランス国民の不満が色濃く出たということになる。<br />
&emsp;ギリシャも同様で、与党の敗北で、ＥＵ（欧州連合）主導のギリシャ支援策への反発が予想されている。<br />
■ＥＵの混乱で、ユーロがたちまち暴落するとは限らない&emsp;この2つの選挙結果を受けて、ユーロ圏内の政局は混乱するに違いないが、為替相場に対する影響としては、次の3点を指摘しておきたい。<br />
&emsp;まず、政局の方向性と為替相場の方向性の間に、必ずしも高い相関関係は存在しないということ。次に、相場はいつも先のことを予測し、その影響を先に織り込もうとするということ。<br />
&emsp;そして3つ目が政治家は当選前と当選後で、往々にして言行不一致になりやすいということである。<br />
&emsp;これからＥＵが大変だからと言って、ユーロがたちまち暴落していくとは限らないし、フランスの大統領が変わったとして、その後の政策が修正されるとは限らない。<br />
&emsp;政治家の本質に照らして見れば、むしろ、逆の可能性が高い。政権政党が変わっても、その後の政策に大した変化が見られず、それどころか「政権交代前の政策よりも後退した」というケースが少なからず見受けられる。<br />
&emsp;緊縮政策に反対しないと当選できないから、それとは真逆の政策を打ち出すものの、当選後は政権与党として、経済成長や財政均衡、ＥＵの大国としての責務を果たしていかなければならなくなる。結局のところ、現状維持か、それどころか、逆戻りさえあるかもしれない。<br />
&emsp;このようなケースは、「どこかの国」をご覧いただけば、おわかりいただけるはずだ。外国とはいえ、政治の本質はいっしょである。<br />
■米国サイドの２つの大きな不安とは？&emsp;話を米ドルのパフォーマンスに戻そう。今年も例年のように、「sell in May and go away」で米国株が下落するかどうか、現時点ではわからない。<br />
&emsp;だが&hellip;<br />
]]></description>
			<pubDate>Mon, 07 May 2012 15:45:00 +0900</pubDate>
			<category>陳満咲杜のマーケットをズバリ裏読み</category>
		</item>
		<item>
			<title>「日本は少子化、低成長だから円安になる」 という考え方は根本的に間違っている！</title>
			<link>http://zai.diamond.jp/articles/-/129599</link>
			<guid isPermaLink="true">http://zai.diamond.jp/articles/-/129599</guid>
			<description><![CDATA[&emsp;今週に入ってからもドルインデックスは弱含みに推移しており、米ドルの弱さを証左する事例は今週に入ってからいくつも挙げられる。<br />
■ユーロ圏の混乱からユーロの高安を論じるのは無意味&emsp;まず、ユーロ/米ドルだが、先週も指摘したように、巷に溢れる「スペイン危機云々によるユーロ下落論」はあまり効いていないようだ。<br />
&emsp;何しろ、4月26日（木）のユーロは一時1.3263ドルまで上昇していたから、英ポンドほど強くはなかったものの、スペイン危機を感じさせる値動きではなかった。<br />
ユーロ/米ドル 1時間足（リアルタイムチャートはこちら &rarr; FXチャート＆レート：ユーロ/米ドル 1時間足）<br />
&emsp;それもそうである。<br />
&emsp;ギリシャにしても、スペインにしても、あるいはこれからはポルトガルか、イタリアか、さらにはフランスかはわからないが、ユーロ圏の混乱はこれからも続くことだろう。<br />
&emsp;しかし、それをもってユーロの高安を論じるのはある意味ではインチキである。なぜなら、これはユーロ圏の構造的な問題であるだけに、言い続ければいつかは当たるものだからだ。<br />
&emsp;その過程において、ユーロの値動きはとんでもない上下動を記録しているのだから、ユーロ圏の混乱をユーロの値動きに結びつけて論じることは、まったくと言っていいほど無意味であろう。<br />
■「日本は少子化、低成長だから、円安になる」のウソ&emsp;このような教訓、実は日本人ほどわかってもらえるのではないかと思う。<br />
&emsp;というのは、ある外資系銀行出身者の著作が一世を風靡したように、一時期「トンデモ円安論」が普通に受け入れられていた。<br />
&emsp;曰く「日本は少子化、低成長だから、円安になる」といったロジックと結論であった。<br />
&emsp;2006、2007年あたりにはこのような理論が正しく見えたせいか、当時、円安の原因が相場サイクルに基づいた変動であったことを知らずに、スワップ金利（死語？）を狙う「放置プレイヤー」がいた。しかし、その多くがその後、相場に放置されるハメになったことは記憶に新しい。<br />
豪ドル/円 月足（出所：米国FXCM）<br />
&emsp;要するに、日本の少子化、低成長といった構造論をもって為替相場の動きを推測するのは極めて危険であり、ロジックも根本的に間違っている。<br />
&emsp;今になってやっと、このような話は理解してもらえると思うが、円からユーロに話を移すと、多くの方はまたこういった教訓を忘れてしまう。本質はいっしょなのだが。<br />
&emsp;言い換えれば、「ユーロ圏の危機が続くからユーロは必ず暴落する」といったロジックは、「日本は少子化、低成長だから円安になる」といった考え方と大して変わらない。<br />
&emsp;だから構造論の視点で延々と相場を説明する者は能なしか、インチキそのものである。<br />
■トンデモ論ほど一般的には受け入れられやすい&emsp;残念ながら、トンデモ論ほど一般的に受け入れられやすい傾向が強く、また一般人が受けた教育自体も、「理外の理」とされる相場の真実を受け入れることに拒絶反応を起こさせるものだから、どうしても「わかりやすく、常識で納得できる」トンデモ論に支配されがちなのだ。<br />
&emsp;もっとも、構造論なら、本来誰でもできるのだから、あれこれと解釈する者はいらないし、相場がそんなに簡単なものなら、相場自体が壊れて成り立たないはずだ。<br />
&emsp;この意味では、自称ファンダメンタルズ派アナリストの多くは、すでに発生していることをさらに複雑に解釈しているだけである。構造論の延長で相場の値動きをとらえようとしているから、常に後解釈になってしまうのも当然の結果と言えるだろう。<br />
&emsp;ただし、注意していただきたいのは、市場センチメントはファンダメンタルズ上の材料によって形成されることが多いから、ファンダメンタルズ上の材料や市場センチメントを常にチェックする価値はあるということだ。<br />
&emsp;なぜなら、時々ファンダメンタルズ上の材料や市場センチメントと値動きの間に明らかなギャップが生じることがあるからだ。それはトレーダーに絶好の取引チャンスを教えてくれるのである。<br />
■「不安だメンタルズ」になってくればチャンス！&emsp;最近の例を簡単にまとめたので、次のチャートを見てほしい。<br />
&emsp;まず、ユーロ/米ドルの例だが、2月24日（金）の高値をトップに。三尊型（※）を形成していたように見えたので、4月16日（月）の安値が一時1.3000ドルの節目を割れると、同フォーメーションの下放れを果たしたように見えた。<br />
（※編集部注：「三尊型」はチャートのパターンの１つで、天井を示す典型的な形とされている。仏像が３体並んでいるように見えるために「三尊型」と呼ばれていて、人の頭と両肩に見立てて「ヘッド＆ショルダー」と呼ぶこともある）<br />
ユーロ/米ドル 日足（クリックで拡大）（出所：米国FXCM）<br />
&emsp;しかし、結局ダマシであったから、残る道は１つしかない。<br />
]]></description>
			<pubDate>Fri, 27 Apr 2012 17:58:00 +0900</pubDate>
			<category>陳満咲杜のマーケットをズバリ裏読み</category>
		</item>
		<item>
			<title>エリオット波動論で説明！ なぜドル/円は 79円台前半への深押しがなさそうなのか？</title>
			<link>http://zai.diamond.jp/articles/-/129264</link>
			<guid isPermaLink="true">http://zai.diamond.jp/articles/-/129264</guid>
			<description><![CDATA[&emsp;今週に入ってから、米ドル全体の状況を測るドルインデックスは一進一退を繰り返しているが、はっきりした変化を見せてくれた通貨ペアもある。<br />
&emsp;それは英ポンド/米ドルと米ドル/円だ。<br />
■予想どおり、高値を更新してきた英ポンド/米ドル&emsp;まず、英ポンド/米ドルだが、先週のコラムでも強調したように、英ポンド/米ドルのメイントレンドに関する筆者の判断は変わらず、いずれ高値を更新してくるとみていた。<br />
&emsp;すると案の定、4月19日（木）に年初来の高値更新となった。<br />
【参考記事】<br />
●ドル/円は79円台前半までの深押しはなく、早晩85円台を目指すと予想する！<br />
英ポンド/米ドル 日足（リアルタイムチャートはこちら &rarr; FXチャート＆レート：英ポンド/米ドル 日足）<br />
&emsp;英国の中央銀行（以下、英中銀）の議事録が市場の予想ほどハト派ではなかったという説明は、今でこそあちこちから聞こえてくるが、つい最近まで、英中銀の量的緩和拡大を懸念した向きが多く、それを根拠に英ポンドの売りポジションを建てた方も多かったようだ。<br />
&emsp;この点も実に重要だ。売りポジションが多い一方で、見込まれた方向に動かないとなると、逆の方向に大きく振れるのは為替相場でいつも見られる習性である。<br />
■英ポンド/米ドルが高値を更新できた本当の理由とは？&emsp;ところで、3月23日（金）から本コラムの記事をひととおり読んでいただければ、英ポンド/米ドルが高値更新できた本当の理由がおわかりいただけると思う。<br />
【参考記事】<br />
●ポンド/ドルは今度こそ「教科書どおり」に反落する！ ドル/円は引き続き上昇基調か（陳満咲杜、3月23日）<br />
●教科書どおりに動かず&ldquo;ダマシ&rdquo;発生。それこそがドル安トレンドの強力なシグナル（陳満咲杜、3月30日）<br />
●米雇用統計がどうなっても影響は限定的。米ドル全体の上昇は長く続かない！（陳満咲杜、4月6日）<br />
●ドル/円は79円台前半までの深押しはなく、早晩85円台を目指すと予想する！（陳満咲杜、4月13日）<br />
&emsp;英中銀の政策動向を知らなくても──いや、知らないほうがよりいい──きちんと判断ができたわけだ。要するにマーケットにおける本流（メイントレンド）と傍流（サブトレンド）を見極めれば、英ポンドの上昇傾向はとらえられたのである。<br />
&emsp;このような見方を再度証左してくれた値動きが今週もあった。くどいようだが、再度4月5日（木）のチャートを掲載し、それと比較してみよう。<br />
&emsp;まずは4月5日（木）のチャートだ。<br />
英ポンド/米ドル 4時間足（4月5日作成、クリックで拡大）（出所：米国FXCM）<br />
&emsp;そして、本稿執筆時点のチャートは以下のとおり。<br />
英ポンド/米ドル 4時間足（4月20日作成、クリックで拡大）（出所：米国FXCM）<br />
&emsp;チャート上に丸囲みで示したように、1月安値から引かれたメインサポートラインは4月16日（月）に再度試された。<br />
&emsp;が、そのサポートラインの役割が確認されたわけだから、遅くても4月17日（火）から英ポンドのショートポジションは手仕舞いすべきだった。<br />
&emsp;英中銀の議事録云々よりも、値動きの内部構造に集中していれば、おのずと判断と行動の基準が得られたと思う。<br />
■トレンドの本流と傍流を見極めろ！&emsp;このように、相場における本流と傍流を見極めることはとても大事であるがゆえに、よく間違われがちだ。<br />
&emsp;人間である以上、時には迷いや間違いを犯すことは避けられないものだが、大事なのは常に値動きから内部構造のあり方を探り出すこと、また常に自らのロジックを検証し、その正誤を見極めることではないだろうか。<br />
&emsp;筆者の場合も、3月23日（金）における「一葉知秋」（※）なしでは現在に至るまでメイントレンドの進行を見誤っていたところであろう。<br />
【参考記事】<br />
●ポンド/ドルは今度こそ「教科書どおり」に反落する！ ドル/円は引き続き上昇基調か（陳満咲杜、3月23日）<br />
&emsp;本来、テクニカルアナリシスの醍醐味は相場における内部構造の把握にあり、またマーケットにおける「宿命」的な方向や転換ポイントの発見にあるが、残念ながら、市販の教科書程度の知識と経験では、なかなかそこまでは至らない。<br />
&emsp;そのせいか、テク二カルアナリシスの視点でまとめられた多くの市況分析は表面的なものにとどまり、単純に価格の高安のあとを追う形に終始してしまっているわけだ。<br />
&emsp;最近の米ドル/円はその好例であろう。<br />
（※編集部注：「一葉知秋」とは一枚の葉が落ちることから、秋の訪れに気づくこと。わずかな前兆から、ものごとの大勢や本質などを察知することをいう）<br />
■米ドル/円の深押しがなさそうと判断した理由は？&emsp;米ドル/円がぐんぐん上がっていくにつれて、85円、87円や90円といった上値ターゲットが多くの方から提示されたが、3月15日（木）の高値から反落してくると、一転して78円、75円など下値ターゲットが提示されるようになった。<br />
&emsp;そして、トレンドと合っているように見えるから、ついには72円台の下値目標を示すレポートも出回ったほどだった。<br />
]]></description>
			<pubDate>Fri, 20 Apr 2012 18:50:00 +0900</pubDate>
			<category>陳満咲杜のマーケットをズバリ裏読み</category>
		</item>
		<item>
			<title>ドル/円は79円台前半までの深押しはなく、 早晩85円台を目指すと予想する！</title>
			<link>http://zai.diamond.jp/articles/-/128939</link>
			<guid isPermaLink="true">http://zai.diamond.jp/articles/-/128939</guid>
			<description><![CDATA[&emsp;先週のコラムにて「米雇用統計のデータがどうであれ、その影響は限定されると思う」と記した。<br />
【参考記事】<br />
●米雇用統計がどうなっても影響は限定的。米ドル全体の上昇は長く続かない！（陳満咲杜、4月6日）<br />
&emsp;結果的にはそのとおりであったが、米雇用統計はマーケットの予想より悪い内容であっただけに、一部の市場関係者をがっかりさせたに違いない。<br />
■雇用統計が良くても悪くても、相場の動きは同じだったはず&emsp;では、マーケットの楽観論のとおり、先週、4月6日（金）の米雇用統計が良かったらどうなっていたであろうか。恐らく結果は同じであろう。<br />
&emsp;値動きが先行し、ファンダメンタルズ上の材料、あるいは材料に対する解釈やマーケットの反応が後からついてくるといった相場の真実を悟れば、同統計の良し悪しが本当の決定要素ではないことが理解できるはずだ。<br />
&emsp;言い換えれば、4月6日（金）の米雇用統計が悪かったのは、相場の内部構造に沿った形で材料が出たにすぎなかったとも言える。これは本当はある程度推測できることで、まったくサプライズではなかった。<br />
&emsp;こういった根拠は先週、4月6日（金）のコラムでもしっかり説明している。<br />
&emsp;先週は英ポンド/米ドルのチャートをもって説明したが、修正波と推進波といった属性と位置関係から考えて、米ドル安がメイントレンドである以上、米国サイドから続々と好材料が出てくる状況ではないのだ。少なくとも相場を解釈すれば、そういうことになる。<br />
■想定どおりの変動パターンだった英ポンド/米ドル&emsp;このような見方を証左する好例は同じく英ポンド/米ドルである。本稿執筆時点の英ポンド/米ドルと先週掲載した4月5日（木）作成のチャートを見比べれば一目瞭然だ。<br />
英ポンド/米ドル 4時間足（4月5日作成、クリックで拡大）（出所：米国FXCM）<br />
英ポンド/米ドル 4時間足（本稿執筆時点で作成、クリックで拡大）（出所：米国FXCM）<br />
&emsp;英ポンド/米ドルは、想定どおりの変動パターンを演じてきたことがおわかりいただけると思う。<br />
&emsp;このように想定された変動パターンを繰り返したのは、3月12日安値を起点とした上昇変動は推進波であり、4月2日高値を起点とした反落は調整波にすぎないからだ。<br />
&emsp;つまり、現在は英ポンド高・米ドル安の波動の途上にあるため、1月安値から引かれたメインサポートラインを割り込んでいくのは難しいのである。<br />
&emsp;注意していただきたいのは、実は米ＱＥ３（量的緩和策第3弾）よりも英国の中央銀行が5月にさらなる量的緩和に踏み切るといった観測のほうがテーマとして緊急性があるということだ。<br />
&emsp;にもかかわらず、英ポンド上昇につれ、こういった材料を持ち出して市況を語る人は少なくなっていくことだろう。<br />
■ファンダメンタルズ上の根拠は値動き次第で修正可能&emsp;ユーロのケースもしかりだが、ユーロが少し落ちてくれば、スペイン危機云々を語り出す者が多い。しかし、ユーロの切り返しが継続していくなら、こういった材料が持ち出されなくなり、反対に米ＱＥ３などの材料がはやされることになるものなのだ。<br />
&emsp;言い換えれば、ファンダメンタルズ上の根拠は値動き次第でいくらでも修正できるのである。この意味では、ファンダメンタルズ派の論者たちは実に隠れたテクニシャンであり、また後解釈の面においてテクニカル派よりも器用である。<br />
&emsp;もちろん、多くの自称テクニカル派も&hellip;<br />
]]></description>
			<pubDate>Fri, 13 Apr 2012 18:17:00 +0900</pubDate>
			<category>陳満咲杜のマーケットをズバリ裏読み</category>
		</item>
		<item>
			<title>米雇用統計がどうなっても影響は限定的。 米ドル全体の上昇は長く続かない！</title>
			<link>http://zai.diamond.jp/articles/-/128614</link>
			<guid isPermaLink="true">http://zai.diamond.jp/articles/-/128614</guid>
			<description><![CDATA[■株安、米ドル高、円高のリスクオフ相場に&emsp;為替マーケットは再び米ドル高の基調を強めている。<br />
&emsp;4月3日（火）に発表されたＦＯＭＣ（米連邦公開市場委員会）議事録は市場が想定するほどハト派ではなかったため、米ドルショート筋に打撃を与えた。<br />
&emsp;少なくともＦＲＢ（米連邦準備制度理事会）による早期ＱＥ3の実行といった観測は後退し、米ドルのリバウンドをもたらした。<br />
&emsp;足元では、早くもＱＥ3なしといった観測が盛んになっているが、4月6日（金）の夜に発表される米雇用統計は重要なヒントを示唆してくれるだろう。何しろ、ＦＲＢの本音は「状況次第」ではないかと思われるからだ。雇用統計のデータは判断材料として重視されるだろう。<br />
&emsp;当然のように、量的緩和策の継続を期待していた米国株は反落し、今週（4月2日～）は年初来最大の週間下落幅を記録した。<br />
&emsp;株安の進行は一般的にリスクオフと解釈され、米ドルと円が買われやすいだけに、今週（4月2日～）の米ドル/円やクロス円（米ドル以外の通貨と円との通貨ペア）相場の軟調も納得できる。<br />
&emsp;というのは、これ以前のリスクオン相場でもっとも売られていたのが円であったので、その反動として円が少々買われるのは自然な成り行きなのである。<br />
■ＦＯＭＣ議事録は値動きの変動率を拡大させただけ&emsp;ところで、米ドルの切り返しが急であっただけに、当方の米ドル安シナリオがまた転換されるのではないかと推測している読者も少なくないと思うが、今のところ、答えはノーである。<br />
&emsp;その根拠については、おもに以下の２点に集約できると思う。<br />
&emsp;まず第一に、米ドルの切り返しは表ではＦＯＭＣ議事録の示唆がもたらした現象だが、本当のところは、相場の内部構造に沿った値動きで、ＦＯＭＣ議事録が値動きの変動率を拡大させたに過ぎない。<br />
&emsp;言い換えれば、足元の状況は米ドル安トレンドにおけるスピード調整と見なすべきだ。<br />
&emsp;最近、当コラムではユーロ/米ドルより英ポンド/米ドルを多く取り上げており、時系列的に見やすいので、今回も英ポンド/米ドルの例で見てみよう。<br />
&emsp;下のチャートは4月2日（月）に作成したもので、テクニカル分析の始点ではすでに英ポンド/米ドルの反落、すなわちドルインデックスの切り返しの理由を明確に示していた。<br />
&emsp;当然のようにＦＯＭＣ議事録がリリースされる前のチャートなので、ＦＯＭＣの内容を筆者は知る術もなかった。<br />
英ポンド/米ドル ４時間足（クリックで拡大）（出所：米国FXCM）<br />
&emsp;図示したように、フォーメーションとしての「上昇ウェッジ」とオシレーター系指標が示す弱気ダイバージェンスの組み合わせが英ポンドの反落を示唆し、英ポンドが頭打ちしやすく、早晩、一旦反落してくる時期に差し掛かっていた（※）。<br />
&emsp;言い換えれば、英ポンドの反落はＦＯＭＣ議事録という材料ではなく、短期スパンの相場の内部構造によって決定されている。<br />
（執筆者注：「上昇ウェッジ」というフォーメーションは名前と逆に、反落の確率が大きいと示唆するもの）&nbsp;<br />
]]></description>
			<pubDate>Fri, 06 Apr 2012 17:54:00 +0900</pubDate>
			<category>陳満咲杜のマーケットをズバリ裏読み</category>
		</item>
		<item>
			<title>教科書どおりに動かず“ダマシ”発生。 それこそがドル安トレンドの強力なシグナル</title>
			<link>http://zai.diamond.jp/articles/-/128241</link>
			<guid isPermaLink="true">http://zai.diamond.jp/articles/-/128241</guid>
			<description><![CDATA[&emsp;今週の記事を書くのは気分がいいとは言えない。<br />
&emsp;というのは、英ポンド/米ドルは明らかに「教科書どおり」には動いておらず、「値動きがファンダメンタルズ上の材料に先行する」という筆者のロジックに照らして、先週述べた「ＱＥ３（量的緩和策第３弾）」自体の「不胎化」といったシナリオも危うくなっているからだ。<br />
【参考記事】<br />
●ポンド/ドルは今度こそ「教科書どおり」に反落する！ ドル/円は引き続き上昇基調か（陳満咲杜、３月23日）<br />
■「朝令暮改」ならぬ「昼令暮改」も時には必要&emsp;筆者のスタンス変更は「風見鶏」か「君子豹変」なのかに関するご判断は読者のみなさまにお任せするが、特に記しておきたいのは、筆者のスタンス転換は今、始まったわけではなく、先週金曜日（３月23日）の18：00前後に始まっていたことである。<br />
&emsp;その事実の証明として、「@ZAiFX 君子豹変！当方の見方がすでに変っているので、今回の記事はあまり参考になりません。お詫びを申し上げます」と、ザイＦＸ！公式ツイッターに対してつぶやきの返事を書いたのは同日18：49。<br />
&emsp;先週金曜日（３月23日）の原稿は同日14：00に執筆したものであり、「風見鶏」にしろ「豹変」にしろ、多くの方は筆者のスタンス転換のスピードに驚いたのではないだろうか。<br />
&emsp;だが、10年以上相場とつき合い、多くの失敗と成功の事例を見てきた筆者は、このような「朝令暮改」ならぬ、「昼令暮改」も時には必要であり、相場で生き残る秘決の１つだと心得ている。<br />
&emsp;『ＦＸ市場を創った男たち』（小口幸伸著）という本の中で、伝説のディーラーとして最初に紹介されていた久保田伸也氏は「為替取引でもっとも大事なことは何か」という質問に対して、「朝令暮改」と答えたと書かれている。これは相場の真実の一側面を伝えていると思う。<br />
■一葉落ちて天下の秋を知る&emsp;さて、「言い訳」はここまでにしよう。<br />
&emsp;では、なぜ先週金曜日（３月23日）にあんなに早く「豹変」したのか、なぜ英ポンド/米ドルが「教科書どおり」になれないことが先週の時点でわかったのか、そして、より重要なのはこれによって米ドル全体に関する見通しを180度修正していいか、といったご質問（筆者が勝手に推測）に対してお答えしよう。<br />
&emsp;まず下のチャートが示すように、前回記事にて提示した「三尊型」（※）が崩壊し、また教科書どおりになっていないことがはっきりとわかる。<br />
（※編集部注：「三尊型」とはチャートパターンの１つで、左、中央、右と３つの山がある形。中央の山が一番高く、天井を示す典型的な形とされている。「ヘッド＆ショルダー」「三尊天井」などとも呼ばれる）<br />
英ポンド/米ドル 日足（クリックで拡大）（出所：米国FXCM）<br />
&emsp;注意しておきたいのは、「右肩」に相当する部分では、３月21日（水）の高値を更新しないと、同フォーメーションを完全崩壊させると判定できないのだが、英ポンドが同高値を更新したのは週明けの３月26日（月）だったことだ。<br />
&emsp;また、ザラ場で一時、３月23日（金）の安値をわずかに割り込んでいたこともあり、確信をもって同フォーメーションの崩壊を金曜日の時点で述べるのは性急と言える。原稿執筆４時間後のスタンス修正はどう考えても「クレージー」であった。<br />
&emsp;しかし、「一葉落ちて天下の秋を知る」という言葉のとおり、小さな値動きから相場全体の変化を察知、シナリオとストラテジーを合理的に建てられるかどうかは相場師の腕の見せどころである。<br />
■ユーロ/米ドルに先んじて「三尊型」崩壊の兆し&emsp;実際に、英ポンド/米ドルではなく、ユーロ/米ドルにこのような兆しがしっかり出ていた。<br />
ユーロ/米ドル １時間足（クリックで拡大）（出所：米国FXCM）<br />
&emsp;上に図示したように、ユーロ/米ドルも「三尊型」のパターンを示していたので、３月23日（金）には「教科書どおり」なら、反落していくはずだった。<br />
&emsp;しかし、「右肩」の高値を早くも３月23日（金）18：00前後にブレイクしたので、同フォーメーションの崩壊が示唆されていた。<br />
&emsp;注意してほしいのは、同日18：00前後の時点では一時の高値更新に留まり、本格的に上昇したのは週明けの３月26日（月）だったことである。<br />
&emsp;この意味では、３月23日（金）の時点で、ユーロ/米ドルのわずかな高値更新で立場をドテンするのは、文字どおり、ひとつ落ちた葉から秋の到来を予測するようなものだった。<br />
&emsp;が、現実の世界でも、結局些細な動きを察知しないと、世の変化についていけないし、後手になるリスクが大きい。現実の世界より相場の世界なら、なおさらだ。<br />
&emsp;ユーロ/米ドルと英ポンド/米ドルにおける「三尊型」というフォーメーション成立の有無にここまでこだわってきたのは他ならぬ、米ドル全体のシナリオに大きな影響があるからだ。<br />
&emsp;先週まで述べた米ドル全体に対する楽観論は&hellip;<br />
]]></description>
			<pubDate>Fri, 30 Mar 2012 19:12:00 +0900</pubDate>
			<category>陳満咲杜のマーケットをズバリ裏読み</category>
		</item>
		<item>
			<title>ポンド/ドルは今度こそ「教科書どおり」に 反落する！ ドル/円は引き続き上昇基調か</title>
			<link>http://zai.diamond.jp/articles/-/127849</link>
			<guid isPermaLink="true">http://zai.diamond.jp/articles/-/127849</guid>
			<description><![CDATA[■ドルインデックスの上昇には、円以外の「役割」も必要&emsp;足元の為替相場は一進一退を繰り返している。ドルインデックスは3月15日（木）高値から反落が続いていたが、1週間経った22日（木）になって、ようやく下げ止まったように見える。<br />
&emsp;先週のコラムでも申し上げたが、米ドル全体の上昇トレンドに疑いの余地はないものの、短期スパンでは、ユーロをはじめとする諸外貨のリバウンドの可能性を無視すべきではなかった。性急な外貨売りは避けるべきだったのである（「多少の買われ過ぎサインは強気シグナル。米ドル/円は85.52円、87.57円が射程に！」を参照）。<br />
&emsp;実際のところ、今週（3月19日～）の値動きを見ると、ユーロ/米ドルは1.3285ドル、英ポンド/米ドルは1.5923ドルの高値をトライした。ゆえに、ユーロ/円は111.43円、英ポンド/円は133.48円まで上昇し、高値を更新できたのである。<br />
&emsp;また、従来のパターンとは異なり、米ドル/円とドルインデックスの連動性が強まっていることが、足元の相場で確認されている。<br />
&emsp;そのような状況下で、米ドル/円は3月15日（木）高値から調整色を強めており、22日（木）には節目の83.00円を割り込んできた。このことを考慮すると、円だけでなく、ユーロなど主要外貨の「役割」も、今後はドルインデックスの上昇を引っ張っていくには必要だろう。<br />
■クロス円の上昇が一服し、調整に入る可能性が高い&emsp;このような見方が正しければ、クロス円（米ドル以外の通貨と円との通貨ペア）の上昇も一服し、徐々に反落リスクが高まってくると推測できる。<br />
&emsp;もっとも、ユーロ/円や英ポンド/円は、3月21日（水）につけた高値で、1月安値を起点とした上昇変動における「5波構造」がほぼ完成した。「エリオット変動論」の視点では、むしろ、これから調整変動に入っていくのが当然の成り行きである。<br />
&emsp;先週のコラムに英ポンド/円のチャートを提示したが、改めて、下に最新のものを示した。「5波構造」の完成の可能性とＲＳＩが示す弱気ダイバージェンスのサインにご注意いただきたい。<br />
英ポンド/円&emsp;日足（クリックで拡大）（出所：米国FXCM）<br />
&emsp;先週も申し上げたが、クロス円相場から、ドルストレート通貨ペアの動向も、逆に推測できる。<br />
&emsp;英ポンド/円の反落が続くならば、米ドル/円、英ポンド/米ドルのいずれかの下落変動が強まるということになる。<br />
&emsp;そして、英ポンド/円に暴落の兆しが出てくれば、米ドル/円と英ポンド/米ドルの反落が、そろって早まるということになる。<br />
&emsp;3月21日（水）まで英ポンド/円の高値更新が続いたが、それは、英ポンド/米ドルの大幅な切り返しがもたらした結果に過ぎない。何しろ、米ドル/円が3月15日（木）の高値を更新できずにいるので、英ポンド/米ドルの大幅な切り返しがなくては、英ポンド/円の高値更新はあり得ないからだ。<br />
■英ポンドは対円の上昇一服で、対米ドルの上昇も一巡へ&emsp;筆者が見る限り、一般の個人投資家ばかりか、金融業界の関係者の大半が、このような見方を理解できていないようだ。そのために、先週末の英ポンド/米ドルの大幅な切り返しは、マーケットで予想されていなかった。<br />
&emsp;ゆえに、先週時点で、性急な売り推奨が多数見られたのである。<br />
&emsp;2月安値を割り込んでいたから、さらなる下値余地が広がっていくといった予測は「教科書どおり」であった。<br />
&emsp;ましてや、先週も申し上げたように、「三尊型」の形成も想定されていたので、「教科書どおり」に下値トライが続くと、想定しやすかったはずである。<br />
]]></description>
			<pubDate>Fri, 23 Mar 2012 18:20:00 +0900</pubDate>
			<category>陳満咲杜のマーケットをズバリ裏読み</category>
		</item>
		<item>
			<title>多少の買われ過ぎサインは強気シグナル。 米ドル/円は85.52円、87.57円が射程に！</title>
			<link>http://zai.diamond.jp/articles/-/127445</link>
			<guid isPermaLink="true">http://zai.diamond.jp/articles/-/127445</guid>
			<description><![CDATA[&emsp;引き続き、為替市場は米ドル高の基調となっており、米ドル/円は一時、84.18円まで上昇した。<br />
&emsp;また、このような米ドル/円の堅調な値動きが、主要通貨ペアをリードしている。そして、米ドルの全面高を押し進めている印象が強い。<br />
■近日中に、ドルインデックスは年初来高値を更新へ&emsp;米ドル高の背景として、米国の景気回復に伴う「ＱＥ３（量的緩和策第3弾）」観測の後退など、ファンダメンタルズ上の理由がよく聞かれる。だが、テクニカルの視点も重要であり、やはり、ドルインデックスの「78」が守られたことが大きかった。<br />
&emsp;このコラムでも指摘してきたように、「78」を死守することが米ドル高の基調を続けるためには重要で、3月15日（木）に、一時「80.67」まで上昇したことはそのよい証左である（「マーケットは春景色となるか？春吹雪か？ドルインデックスの『78』が超重要ポイント！」など参照）。<br />
&emsp;ドルインデックスの重要性については今さら強調するまでもないが、今後の相場を見る上でも欠かせないため、ここで、その値動きを検証しておこう。<br />
ドルインデックス&emsp;日足（クリックで拡大）（出所：米国FXCM）<br />
&emsp;日足チャートでまず注目していただきたいのは、2月16日（木）につけた直近の高値を上回ってきたことだ。これは2月29日（水）安値の「78.09」を起点とした切り返しがホンモノであり、米ドル高基調の継続を示唆するシグナルとして意識される。<br />
&emsp;さらに、2011年11月安値からのリバウンド継続により、現状は、2011年5月安値を「ヘッド」とする「逆三尊型」のフォーメーションを形成していると、読めなくもない。<br />
&emsp;「78」の節目がを守られたことで、フォーメーションの指示どおりに、これからさらに高値をトライしていく可能性も考えられる。<br />
&emsp;ただし、筆者は、この「逆三尊」の成立には若干疑問を感じており、必ずしも、完全に同意しているわけではない。<br />
&emsp;だが、目先でのブル（強気）基調の継続は疑う余地がないので、近日中に、ドルインデックスは年初来高値を更新していくとみている。<br />
■米ドル/円のパフォーマンスはオーバーとは言えない&emsp;米ドル/円については、ドルインデックスから得られた結論に沿った形で見ていくと、納得する部分は多いと思う。<br />
&emsp;一見すると、米ドル/円は買われ過ぎのように思われるが、前回のコラムでも申し上げたように、じつは82円台に乗せないかぎり、オーバーボート（買われ過ぎ）とは言えない側面があった（「誤解を恐れずに言えば、ギリシャ問題はユーロ相場を左右しない！」を参照）。<br />
&emsp;前述のように、過去のパターンとは打って変わり、足元では米ドル/円が全体的な米ドル高をリードする役割を果たしている。したがって、ドルインデックスの堅調地合いを考慮すると、必ずしも、米ドル/円のパフォーマンスはオーバーとは言えないということを、認識できるはずだ。<br />
&emsp;次に強調しておきたいのは、足元の円安は長期にわたって進行してきた円高の反動であり、その期間が長かったため、いったん円安に転換すると、スピードを伴いやすいということだ。<br />
&emsp;マグマが溜まりに溜まっていた分、その後の反動も大きいのである。<br />
■米ドル/円もクロス円も、強気の見通しを堅持する！&emsp;また、その値幅に関しては、じつは2011年10月31日と深い関係があった。これは言うまでもなく、日本政府・日銀が史上最大規模の円売り介入を行った日であり、その値幅は大きかった。<br />
&emsp;さらに、「日柄」的にも、2011年10月31日の安値は、もっと前につけた95円の安値から198ヵ月サイクルの底打ちの時期にぴったり合っていた。これは重要な意味を持つ。<br />
&emsp;過去を現在に「投射」する形で今の値動きが決められるわけだから、米ドル/円が買われ過ぎか、否かは、2011年10月31日の値幅から測定しないと、正確に把握できない可能性が高かった。<br />
&emsp;その具体的な話は筆者のブログに書いたので、ここでは詳説を省かせていただくが、結論を言えば、米ドル/円の上値ターゲットは、再度、上方修正しなければならないと考えている。<br />
&emsp;根拠は単純明快だ。ドルインデックスがこれから高値を更新していく可能性が高いため、そして、米ドル/円が引き続き、米ドルの全面高をリードしていく可能性が高いためである。<br />
&emsp;さらに、オーバーボートでないと本当のブル相場とは言えないというのも、根拠の1つだ。米ドル/円が84円台に乗せたことで「多少の」買われ過ぎサインが出ているが、だからこそ、強気シグナルとしてとらえなければならない。<br />
&emsp;なお、米ドル/円は、3月15日（木）の海外市場あたりから調整が見られているが、オーバーボートの「程度」が緩和されれば、また次なる上昇余地が開けると予想される。<br />
&emsp;具体的な上値のターゲットとしては&hellip;<br />
]]></description>
			<pubDate>Fri, 16 Mar 2012 18:22:00 +0900</pubDate>
			<category>陳満咲杜のマーケットをズバリ裏読み</category>
		</item>
		<item>
			<title>誤解を恐れずに言えば、 ギリシャ問題はユーロ相場を左右しない！</title>
			<link>http://zai.diamond.jp/articles/-/127051</link>
			<guid isPermaLink="true">http://zai.diamond.jp/articles/-/127051</guid>
			<description><![CDATA[■米ドル高のモメンタムが失われているように見える&emsp;足元の為替市場では、一進一退が繰り返されている。<br />
&emsp;先週のコラムで指摘したように、ドルインデックスの「78」は極めて重要である。先週（2月27日～）はこの節目が守られたため、米ドル高の基調となっていた（「マーケットは春景色となるか？春吹雪か？ドルインデックスの『78』が超重要ポイント！」を参照）。<br />
&emsp;ところが、3月7日（水）あたりから、モメンタムが失われているようにも見える。<br />
&emsp;この点は、ユーロ/米ドルの値動きにもっとも顕著に現れているので、確認してみよう。下のチャートは、ユーロ/米ドルの日足である。<br />
ユーロ/米ドル&emsp;日足（クリックで拡大）（出所：米国FXCM）<br />
&emsp;2月29日（水）に行われた議会証言で、ＦＲＢ（連邦準備制度理事会）のバーナンキ議長が「ＱＥ３（量的緩和策第3弾）」に言及しなかったことを理由に米ドル買いが強まり、ユーロ/米ドルは「ダブルトップ」をつけた形で下落した。<br />
&emsp;この流れは3月6日（火）まで1週間ほど続き、この日の米国株式市場で、ダウ指数が年初来最大の下げ幅となったことを受けて、リスクオフのユーロ売りは一段と膨らんだもようだ。<br />
&emsp;だが、翌3月7日（水）に、米ＷＳＪ（ウォール・ストリート・ジャーナル）紙の「米ＦＲＢ、ＱＥ３の不胎化（※）を模索」といった報道が流れた後、ユーロは下げ止まった。<br />
&emsp;その後は現執筆時点まで、リバウンド基調となっている。<br />
（※編集部注：「不胎化」とは、当局が金融緩和や市場介入を通じて供給した通貨について、その需給の変動をオペレーションなどの公開市場操作により調節し、市場金利に影響を与えないようにすること）<br />
■マーケットに「春吹雪」が吹くかどうかは、ＦＲＢしだい&emsp;テクニカルの要素として注目していただきたいのは、2月16日（木）の値動きと同様に、今回も50日移動平均線がサポートゾーンとして意識されたことだ。<br />
&emsp;また、100日移動平均線をめぐる攻防で、2月9日（木）はユーロのアタマを押さえ込んだものの、目先では、ユーロがやや優勢になっていることも見逃せない。<br />
&emsp;ユーロ/米ドルの日足チャートから見えてくるのは、最近の相場において、市場センチメントの良し悪し、すなわち「リスクオン/オフ」の切り替えが米ドル全体の高安を左右しているということだ。<br />
&emsp;ＦＲＢの「次の一手」に対する思惑が市場センチメントを支配しており、ゆえに、マーケットに「春吹雪」が吹くかどうかは、じつに、ＦＲＢしだいといった見方にならざるを得ない。<br />
■ギリシャ問題は「本質的な問題」ではない&emsp;ここまで言ってしまうと、皆さんから抗議の声が寄せられることも、容易に推測できる。<br />
&emsp;ギリシャの債務交換に対する懸念にまったく言及がなされていないため、「ギリシャ問題がユーロを左右するのでは？」といった指摘を受けるに違いない。<br />
&emsp;確かに、ギリシャの債務交換の行方は重要なテーマであり、市場関係者はそれに神経をとがらせてきた。<br />
&emsp;しかし、誤解を恐れずに言うと、それは「表面上の緊張」であって、「本質的な問題」ではない。<br />
&emsp;究極の言い方をすれば、実際のところ、ユーロの高安はちまたで言われるほど、ギリシャ危機をはじめとするＥＵ（欧州連合）のソブリン危機とは緊密な関連性がなく、むしろ、米ドル全体のサイクルに支配されているところが大きい。<br />
&emsp;このことは、ユーロ以外の外貨にも言えるが、とりわけ、米ドルの対極として位置づけられるユーロでは、かなり鮮明である。<br />
&emsp;したがって、ギリシャ問題云々よりも、ドルインデックスのサイクルのほうが重要であって、支配性を有していると言えるのだ。<br />
■ギリシャ問題の一段落は当然の成り行きである&emsp;ちなみに、ギリシャの債務交換をめぐる懸念や思惑はいろいろあったものの、結局のところ、無風で通過した。<br />
&emsp;だが、筆者にしてみれば、これは想定の範囲内である。細かい技術的な問題を挙げればキリがないのだが、次の2点だけを認識しておけば、冷静に相場とつき合えたと思っている。<br />
&emsp;まず、「ギリシャがＥＵ離脱か？」との懸念が広がったが、実際にそうなれば欧州に莫大な損失がもたらされるため、ＥＵはあの手、この手を使って、ギリシャのデフォルト（債務不履行）を回避すると推測できた。<br />
&emsp;次に、債務交換交渉はギリギリまで駆け引きが行われたものの、現時点で言えば、ギリシャをデフォルトに追い込むことは誰の利益にもならない。つまり、誰もが敗者になるので、最後は利害関係者たちがどこかで妥協せざるを得なかった。<br />
&emsp;以上、ギリシャ問題の一段落は当然の成り行きであり、本質的な問題ではないと思っていた。<br />
]]></description>
			<pubDate>Fri, 09 Mar 2012 18:25:00 +0900</pubDate>
			<category>陳満咲杜のマーケットをズバリ裏読み</category>
		</item>
		<item>
			<title>マーケットは春景色となるか？春吹雪か？ ドルインデックスの「78」が超重要ポイント！</title>
			<link>http://zai.diamond.jp/articles/-/126649</link>
			<guid isPermaLink="true">http://zai.diamond.jp/articles/-/126649</guid>
			<description><![CDATA[■急速に市場心理が改善している&emsp;3月に入り、春の足音が聞こえてきた。為替市場においても、米ドル/円が「厳冬」のような安値圏から脱出し、その他のメジャー通貨も高値圏で推移し続けている。<br />
&emsp;クロス円（米ドル以外の通貨と円との通貨ペア）も総じて堅調で、株高と相まって、急速に市場心理が改善している状況がうかがえる。<br />
&emsp;もっとも、米ドルと円は「伝統的」にリスク回避先とされているため、一般的に、「米ドル安」かつ「円安」の状況は、市場センチメントの向上として解釈される。<br />
&emsp;ここでややこしいのは、本来であれば、「米ドル安」はその裏返しとして「円高」につながるはずだが、円もリスク回避先の通貨とされているために、米ドル/円は米ドル全体の動きとカイ離する傾向が強いということだ。<br />
&emsp;したがって、「米ドル売りで、円売り加速」といった市況報道はよくあるものの、「米ドル売りで、ユーロ売り加速」といったニュースはあまり見られない。<br />
&emsp;また、そのために、クロス円通貨ペアも、じつにややこしい存在である。往々にして、その値動きはオーバーシュートする傾向が強いと言える。<br />
■「プチ・バーナンキショック」で急速に北風が吹く可能性も&emsp;さて、リスクオンの米ドル売りと円売りが続く状況を「春」と呼ぶならば、春景色が、いつまで続くのかかが重要な問題である。<br />
&emsp;結論から言えば、「プチ・バーナンキショック」で急速に北風が吹く可能性も浮上しており、場合によって「春吹雪」もあり得るとみている。<br />
&emsp;ただし、足元はかなり「微妙」な状況であることから、テクニカルアナリシスにおけるポイントをしっかり押さえないと、見極めることは難しい。<br />
&emsp;「プチ・バーナンキショック」については、次のチャートをご覧いただきたい。<br />
ユーロ/米ドル&emsp;１時間足（クリックで拡大）（出所：米国FXCM）<br />
&emsp;2月29日（水）は、まず、ＥＣＢ（欧州中央銀行）が第2回の「3年物資金供給オペ（ＬＴＲＯ２）」を実施した。このオペに5295.31億ユーロの資金需要があったことが報じられ、ユーロは想定したどおりに上昇した。<br />
&emsp;だが、その後にべージュブック（米地区連銀経済報告）がリリースされ、ＦＲＢ（連邦準備制度理事会）のバーナンキ議長の発言が「プチ・ショック」となり、ユーロは急落した。2月16日（木）安値からの上昇トレンドは、いったん挫折したのだ。<br />
&emsp;皮肉なのは、バーナンキ議長が何かを発言したことで「プチ・ショック」が起きたのではなく、その逆で、「肝心な言葉」を言わなかったために、「プチ・ショック」がもたらされたということである。<br />
&emsp;もちろん、その「肝心な言葉」とは量的緩和である。<br />
■「ＱＥ３」が行われないならば、どうなる？&emsp;バーナンキ議長は、米国の景気回復に対して慎重な姿勢を崩しておらず、悲観的過ぎるとも思えるような見通しを述べた。その一方で、かつて念仏のように唱え、実行を示唆してきた「第3次量的緩和策（ＱＥ３）」についてはまったく言及しなかった。<br />
&emsp;「これぞ問題だ！」と騒ぐ市場関係者は、いっせいに米ドルのショートポジション（売り持ち）を手仕舞ったのである。<br />
&emsp;ここで問題なのは、米国の景気回復がマーケットの想定よりも遅れるならば、リスクオンからリスクオフへ、市場のムードが再転換する可能性が高まるということだ。多くの市場関係者が、米ドルを再びロングポジション（買い持ち）にしてくることも予想される。<br />
&emsp;また、ＦＲＢがこれまで、率先して世界的な「過剰流動性相場」を作り出してきた経緯があるために、「ＱＥ３」が行われないならば、欧州、英国、日本などの金融緩和政策が一層浮き彫りとなる。このことが外貨安につながり、米ドルをさらに押し上げるといった思惑につながっている。<br />
&emsp;ゆえに、米ドル全体が買われ、その一方で、円は蚊帳の外に置かれ、あまり買われなかったのである。<br />
■マーケットには「神の見えざる手」が常に存在している！&emsp;以上、ここまで理屈を申し上げてきたが、本音を言えば、こういったものはすべて「後づけ」の部類に入り、テクニカルアナリシスの視点なしでは、蓋然性はそう大きくないと思っている。<br />
&emsp;値動きについて、いくらでも違った解釈ができるのが為替相場であって、前記のように、肝心なテクニカルポイントを見極めなければ、正しい判断は下せない。<br />
&emsp;それでは、肝心のポイントはどこにあるのか、ズバリ提示しよう。次のページをご覧いただきたい。<br />
]]></description>
			<pubDate>Fri, 02 Mar 2012 15:53:00 +0900</pubDate>
			<category>陳満咲杜のマーケットをズバリ裏読み</category>
		</item>
		<item>
			<title>今回の円安は「ホンモノ」の可能性が高い。 米ドル/円は85円、豪ドル/円は90円へ！</title>
			<link>http://zai.diamond.jp/articles/-/126221</link>
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			<description><![CDATA[■最近の円安トレンドは「ホンモノ」になる可能性が高い！&emsp;足元の為替市場では、米ドル安と円安の基調が続いている。<br />
&emsp;通貨ペア別に見ると、ユーロ/米ドルと米ドル/円の値動きが目立っており、前者は年初来高値を更新し、後者は昨年７月以来の高値をトライしている状況だ。<br />
&emsp;また、米ドル/円の上昇に連れて、クロス円（米ドル以外の通貨と円との通貨ペア）も軒並み高騰しており、ユーロ/円は昨年８月以来の200日移動平均線のブレイクをトライしている。<br />
&emsp;なお、米ドル/円について言えば、２月安値の76.02円からほぼ一本調子の上昇となっているため、短期的には過熱感が出てきた。しかし、円安トレンドは今後も続く可能性が高い。<br />
&emsp;先週のコラムでも申し上げたが、そもそも、米ドル/円のプライマリーサイクルは円安への転換を示唆していた（「19カ月サイクルがユーロの切り返しを示唆。性急なユーロ売りは避けたほうがいい」を参照）。<br />
&emsp;そのような状況下で、日銀が追加の金融緩和を発表し、それが引き金となって、「絶妙」と言えるほどのタイミングで円安トレンドをスタートさせた。したがって、今回の円安は「ホンモノ」になる可能性が高い。<br />
■４月末までに、米ドルは85円台に到達できる可能性も&emsp;この見方を検証するために、ファンダメンタルズとテクニカルの両面から簡潔に説明しよう。それぞれ、以下の如きである。<br />
&emsp;まずはファンダメンタルズの面からで、確かに、日銀の量的緩和拡大は米ドル/円のレンジ相場を打ち破るきっかけとなった。だが、円売りの進行を推進させた背景にあるものは、日米の２年国債の利回り差だろう。<br />
&emsp;日米２年債の利回り差の縮小が続いていたが、昨年９月末あたりに一服し、その後は拡大傾向にある。マーケットでは、日銀の２月14日（火）の決定を受け、利回り差拡大は続くという見方が広がりつつあり、そのため、投機筋が円のロングポジション（買い持ち）の解消を急いだとみている。<br />
&emsp;そして、再反落でもしないかぎり、米ドル/円は上値を追いやすいと考える。<br />
米ドル/円&emsp;週足（2011年10月31日制作）（クリックで拡大）（出所：米国FXCM）<br />
&emsp;次はテクニカルの視点からであるが、2008年８月高値を起点としたレジスタンスラインをブレイクしたことは見逃せない。これにより、大型の「下落ウェッジ」のフォーメーションを上放れたことになるため、極めて重要である。<br />
&emsp;マーケットでは、これをトレンド転換のシグナルととらえる傾向が強く、米ドル/円の上値余地拡大の土台となるだろう。<br />
&emsp;上のチャートは昨年10月末に制作したものだが、米ドル/円は想定よりも早めに底打ちしたと言える。<br />
&emsp;また、チャートのように、2008年８月高値の110.68円を起点にした「下落ウェッジ」を上放れたことから、エリオット波動論に基づく各序列のＥ波も、昨年10月末安値の75円台前半で達成されたと修正せざるを得なくなった。<br />
&emsp;だが、ターゲットの85円台はそのまま有効であり、ゆえに、短期スパンにおける過熱感が解消された後、米ドル/円は再び高値トライを続けると見ている。<br />
&emsp;早ければ今年前半、理想としては４月末までに、従来の上値ターゲットである85円台に到達できるかもしれない。<br />
■ユーロの切り返しはまだ２ヵ月足らずで、始まったばかり&emsp;続いて、ユーロ/米ドルを見てみよう、このコラムでも指摘し続けてきたが、性急なユーロ売りは避けるべきであった（「『問題児』ユーロの反発が続くワケは？切り返し一服との性急な判断は避けたい」など参照）。<br />
&emsp;ユーロの切り返しは１月13日（金）のいわゆる「Ｓ＆Ｐショック」から始まっているが、それからの騰勢はまだ２ヵ月足らずである。<br />
&emsp;下のチャートをご覧いただければ、ユーロ売りが性急であったことが、おわかりいただけるだろう。<br />
ユーロ/米ドル&emsp;週足（クリックで拡大）（出所：米国FXCM）<br />
&emsp;2008年秋の「リーマン・ショック」以降のユーロ相場を見ると、急落を経て反転した局面では、１年程度の反騰が続いている。<br />
&emsp;これに基づいて考えると、今回、１月13日（金）に始まったばかりのユーロの切り返しが、今の時点で終了するというのは、あまりにも短すぎる。<br />
■膨らんだユーロ・ショートの解消には時間がかかる&emsp;また、上記の見方に加えて、次の２点も見逃せない。<br />
&emsp;まずは、マーケットの内部構造である。下に示したのは、ＩＭＭにおける先物ポジションとユーロ/米ドルの関係であるが、これをご覧いただけば、2010年６月当時よりもユーロ・ショート（売り持ち）がはるかに多く、そのポジション解消には時間がかかるということが、容易に推測できるだろう。<br />
ＩＭＭのユーロのポジション動向（クリックで拡大）&emsp;2010年のときは、半年かけてやっと解消することができた。それに対して今回は、仮に全部解消しないとしても、２ヵ月足らずの期間ではあまりにも短すぎる。<br />
&emsp;ゆえに、ユーロ圏が景気後退入りするとの観測がくすぶっているにも関わらず、ユーロ/米ドルは続伸できたのだ。<br />
]]></description>
			<pubDate>Fri, 24 Feb 2012 18:53:00 +0900</pubDate>
			<category>陳満咲杜のマーケットをズバリ裏読み</category>
		</item>
		<item>
			<title>19カ月サイクルがユーロの切り返しを示唆。 性急なユーロ売りは避けたほうがいい</title>
			<link>http://zai.diamond.jp/articles/-/125823</link>
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			<description><![CDATA[■なぜ、ドルインデックスが週明けから反騰したのか？&emsp;週明け（2012年２月13日から始まる週）から米ドルの切り返しが鮮明となり、特に対円では上値トライの雰囲気が濃厚だ。ドルインデックスは再び80の節目をトライし、２月16日（木）にやっと一服感が出たものの、なお勢いを維持している。<br />
&emsp;たびたび指摘してきたように、個別の通貨を見る前に、まずドルインデックスを見ておくことが大事だ。<br />
&emsp;では、なぜドルインデックスが週明けから反騰してきたのだろうか？<br />
<br />
&emsp;下のチャートをご覧いただきたい。<br />
ドルインデックス&emsp;日足（2月13日作成、クリックで拡大）（出所：米国FXCM）<br />
&emsp;２月13日（月）に作成したものだが、図が示すように、ドルインデックスにおける短期サイクルの13～14週サイクルの終了に伴い、米ドルが全般的に一旦切り返す機運が高まったのが、週明けから反騰した理由だ。<br />
&emsp;やや極端な言い方をすれば、米ドル高の背景はこれだけで、これ以上の説明はいらない。<br />
&emsp;この見方を証明するように、米ドルの対極にあるユーロが興味深い値動きを見せていた。<br />
&emsp;周知のように、週明けの２月13日（月）の朝イチに、ギリシャ議会による財政緊縮法案が可決された。これはユーロにとって好材料だった。<br />
&emsp;このため、ユーロは一時買われたものの、まもなく頭打ちとなって、大きく反落し、２月16日（木）には一時1.3000ドルの節目を割り込んでしまった。<br />
&emsp;ファンダメンタルズのみの視点では、このような値動きは不可解で矛盾しているように見えるが、相場の「理外の理」やテクニカルアナリシスのセンスを理解していれば、むしろ当然の成り行きと受け止められるだろう。<br />
&emsp;そして、ユーロの「好材料」をユーロ売り・米ドル買いのサインとして利用できたはずだ。<br />
■「悪材料」出尽くしで反発なら「好材料」実現で反落もある&emsp;テクニカルアナリシスの部分は、前述のドルインデックスのサイクル以外、私のブログに「一歩先を行くには」という記事としてまとめたので、ここでは重複を避け、「相場の理」の視点のみで検証してみたい。<br />
&emsp;ただし、実際、この部分に関しては、検証の必要はないかもしれない。というのは、先週のコラムでも以下に記したように、前もってヒントを提示したつもりだったからだ（「『米ドル安はまだ続く』と結論できたシンプルで皮肉なある方法とは？」参照）。<br />
&emsp;１月13日（金）、Ｓ＆Ｐ（スタンダード＆プアーズ）によるフランスなどＥＵ（欧州連合）諸国の格下げという悪材料が出て、ユーロは一旦底打ちした。それと似たような形で、今度はギリシャに関して何らかの合意がなされるという好材料が出れば、ユーロの騰勢は一旦一服してもおかしくないだろう<br />
&emsp;つまり、織り込まれた「悪材料」の出尽くしで反発したのであれば、期待された「好材料」の実現で反落といったパターンもあり得る、ということだ。<br />
&emsp;これが短期スパンでの注目ポイントになる。<br />
&emsp;つまり、先週の当コラムで指摘したとおりの相場展開となっただけに、ユーロの反落はそれ以上の説明がいらないし、説明があったとしても後解釈にしかならない（「『米ドル安はまだ続く』と結論できたシンプルで皮肉なある方法とは？」参照）。<br />
&emsp;言い換えれば、「相場の理」とは値動きが先で、材料は後でついてくるもの。そして、相場は常に次なる材料を先に織り込み、相応の値動きを先行させ、その材料の出現で反対方向への修正が起きるわけだ。<br />
■ユーロの変動とＥＵソブリン危機は関係ない&emsp;短期スパンだけでなく、長期スパンでも同じ視点をもって相場に臨むことが大事だ。<br />
&emsp;また極端な言い方となるが、本当のところ、ユーロの高安は現在問題となっているギリシャ云々のＥＵソブリン危機とあまり関係ないかもしれない。<br />
&emsp;少なくとも世間が思っているほど両者の関係は緊密ではない。<br />
&emsp;このような「暴論」を検証するために、下のチャートを見ていただきたい。<br />
ユーロ/米ドル&emsp;週足（クリックで拡大）（出所：米国FXCM）<br />
&emsp;図に示したように、ユーロ/米ドルのボトムを数えると、2000年の安値から５年の大きなサイクルが存在し、2008年のリーマンショック後の安値から19カ月のサイクルを発見できる。<br />
&emsp;だから、最初のギリシャ危機発生の2009年半ばから、2010年６月まで激しいユーロ安をもたらした。<br />
&emsp;当時、あたかもギリシャがすぐにでも破綻しそうな雰囲気だったが、ふたを開けてみると、実はパニック的な売りは５年サイクルの「ニーズ」に応えるために起きただけのことだった。<br />
&emsp;その後、ギリシャ問題はまったく改善されず、むしろＰＩＩＧＳ問題（※）に発展していったにもかかわらず、ユーロは2011年に1.4940ドルまで大幅に切り返すこととなった。それもほかならぬ５年サイクルの終焉に対する反動に過ぎなかったのである。<br />
（※編集部注：「ＰＩＩＧＳ」とは欧州で財政面に不安があるとされるポルトガル、アイルランド、イタリア、ギリシャ、スペインを指す言葉）<br />
■19カ月サイクル底打ちが１月13日のユーロ切り返しを示唆&emsp;なぜ１月13日（月）の「Ｓ＆Ｐショック」をもってユーロは切り返したのか。前述のような材料を前もって織り込み、その材料が実現すれば反対の値動きとなるという「相場の理」のほかに、より重要なのは19カ月サイクルの存在だ。そのサイクルが底打ちを示していたのである。<br />
&emsp;同じロジックでも、2009～2010年のギリシャ危機と比べ、今回のギリシャ問題がより深刻さを増しているにもかかわらず、ユーロ売りが2010年の夏に比べ、かなり穏やかなレベルに留まっているのはおわかりいただけると思う。<br />
&emsp;そう、現段階で2010年安値を下回れば、優先順位が上位に位置する５年サイクルが崩壊してしまうから、ちまたで言う「ユーロ崩壊」は時期尚早なのだ。<br />
&emsp;では、これからどうなるか？<br />
]]></description>
			<pubDate>Fri, 17 Feb 2012 18:19:00 +0900</pubDate>
			<category>陳満咲杜のマーケットをズバリ裏読み</category>
		</item>
		<item>
			<title>「米ドル安はまだ続く」と結論できた シンプルで皮肉なある方法とは？</title>
			<link>http://zai.diamond.jp/articles/-/125401</link>
			<guid isPermaLink="true">http://zai.diamond.jp/articles/-/125401</guid>
			<description><![CDATA[&emsp;米ドルの対円を除く主要通貨に対する下落が続いている。<br />
&emsp;米ドル安モメンタム継続を証左するものとして、２月３日（金）に発表された米雇用統計が有力な材料と言えるだろう。<br />
■米雇用統計は良かったのにドルインデックスは安値更新&emsp;マーケットの想定よりかなり良かった米雇用統計は米ドルの切り返しをもたらさず、ドルインデックスはまた安値を更新した。これは短期スパンにおける米ドル安トレンドの強さを示唆していると言える。<br />
&emsp;下のチャートは２月８日（水）に作成したものだが、ドルインデックスの下落チャネルと５波変動構造が示されている。<br />
ドルインデックス&emsp;１時間足（クリックで拡大）（出所：米国FXCM）<br />
&emsp;その後、安値更新となったので、上に図示したように、77.67前後の安値を打診する余地がある。<br />
&emsp;本稿執筆時点で、ユーロ/米ドルは一時1.3322ドルまで高値更新となったが、仮にドルインデックスが78の節目を割り込み、77.67前後のターゲットを照準とするなら、ユーロ/米ドルもなお高値をとる余地があるだろう。<br />
&emsp;前回も指摘したように、ユーロの切り返しがすぐ頭打ちになるといった性急な判断は避けるべきだった（「『問題児』ユーロの反発が続くワケは？ 切り返し一服との性急な判断は避けたい」参照）。<br />
&emsp;けれど、プロもアマチュアも戻り売りばかり狙っていたから、踏み上げの余地が残ることとなった。<br />
■英国は量的緩和拡大を発表したが英ポンド下落は限定的&emsp;同じように２月９日（木）、イングランド銀行（ＢＯＥ、英国の中央銀行)が量的緩和拡大策を発表したものの、１月13日（金）以来ほぼ一本調子の上昇となっていた英ポンド/米ドルの調整は限定的だった。<br />
&emsp;これも米ドル安モメンタムの強さをうかがわせるものだ。<br />
英ポンド/米ドル 日足（リアルタイムチャートはこちら &rarr; FXチャート＆レート：英ポンド/米ドル 日足）<br />
&emsp;ユーロと同様、英ポンドが切り返すにつれて、英国の量的緩和拡大に期待する向きの新規売りや、単純な「上げ過ぎ」に対する逆張りの衝動による新規売りが多かった模様で、その分、英ポンドも大した調整なく上がってきたわけだ。<br />
&emsp;ちなみに、これからの相場の試金石として、英ポンド/米ドルの200日移動平均線超えがあるかどうかが注目される。<br />
英ポンド/米ドル 日足（クリックで拡大）（出所：米国FXCM）<br />
&emsp;上に図示したように、英ポンド/米ドルはしばしば200日移動平均線によってサポートされたり、頭打ちになったりしていた。<br />
&emsp;２月８日（水）の高値もちょうど同線に頭を押さえ込まれたので、英ポンドの切り返しが終了する可能性もある。<br />
&emsp;しかし、テクニカルアナリシスの結論はともかく、前述のように、ユーロ、英ポンドの切り返しをもたらしている最大の要因はファンダメンタルズ上の要素ではなく、莫大な売りポジションの存在だ。<br />
&emsp;こういったポジションが一掃されるまで、切り返しは続く余地がある。<br />
■後解釈を得意とする「センセイ」の見解をフォローせよ！&emsp;より重要なのは、米国のＱＥ３（量的緩和第３弾）が実行されることを危惧する声より、なおＥＵ（欧州連合）問題に注目が集まり、これを懸念する声が多いことだ。売り方はまだ総撤退していないのではないかと思われる節がある。<br />
&emsp;ＩＭＭデータは少し遅れて発表されるため、最新の状況がつかめないが、筆者がもっとも重視している、ある１つの方法で測れば、「米ドル安はもう少し続いてもおかしくない」という結論が得られる。<br />
&emsp;それは実にシンプルでやや皮肉な方法だ。<br />
&emsp;つまり、内外を問わず、後解釈を得意とする何人かの「センセイ」の見方を常にフォローすることだ。<br />
&emsp;筆者の「守備範囲」でいえば、彼らの多くがまだ「オーバーした値動き」といった段階に留まっているため、さらに一段の米ドル安があり得るだろう。<br />
&emsp;言い換えれば、米ドルの一段安が進行し、彼らの「後解釈」の根拠が「ＱＥ云々」へ変わるまでは、米ドルは底打ちしないかもしれない。<br />
■短期スパンでは「好材料」の実現による反落に注意&emsp;ところで、例のギリシャ救済案は大きく前進している。<br />
&emsp;１月13日（金）、Ｓ＆Ｐ（スタンダード＆プアーズ）によるフランスなどＥＵ諸国の格下げという悪材料が出て、ユーロは一旦底打ちした。<br />
&emsp;それと似たようなことで、今度はギリシャに関して何らかの合意がなされるという好材料が出れば、ユーロの騰勢は一旦一服してもおかしくないだろう。<br />
&emsp;つまり、織り込まれた「悪材料」の出尽くしで反発したのであれば、期待された「好材料」の実現で反落といったパターンもあり得る、ということだ。<br />
&emsp;これが短期スパンでの注目ポイントになる。<br />
&emsp;中期スパンでは、やはり&hellip;<br />
]]></description>
			<pubDate>Fri, 10 Feb 2012 17:36:00 +0900</pubDate>
			<category>陳満咲杜のマーケットをズバリ裏読み</category>
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