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• 2014年10月02日(木)06時15分

  ■NY為替・1日＝円全面高　ドル円は109円割れまで調整

  　NYタイムでは円が全面高となった。米経済指標の弱含みを受けてドルが売られる場面もあったが、株安や米長期金利の低下を受けて円買い戻しが優勢となった。米国でエボラ出血熱と診断された患者が出たことも市場のセンチメントを悪化させ、ダウ平均は一時250ドル安付近まで大幅下落。米10年債利回りは逃避的な債券需要も背景に2.40％割れまで低下幅を広げた。リスク回避の様相を呈するなか、ドル円は下値模索を続けながら引け間際に108.87円まで下値を拡大。東京タイムに6年ぶりの110円乗せを果たし、短期的な達成感も意識されるなか調整が加速した。クロス円も全面安。ユーロ円は先月10日以来の安値となる137.41円まで、ポンド円は176.19円、豪ドル円は95.10円、NZドル円は84.71円、加ドル円は97.48円までそれぞれ安値を塗り替えた。

  　この日発表された米9月ADP全国雇用者数は+21.3万人と、市場予想の+20.5万人をわずかに上回った。同データでは6カ月連続で20万人を超える雇用増が確認された。ただ、コンセンサスとのブレは少なく、ドル買いは限定的。その後発表された製造業PMIの下方修正や、ISM製造業景況指数の予想以上の鈍化がドル売りにつながった。もっとも、ユーロドルは1.2640ドル、ポンドドルは1.6252ドルまでの上振れで失速。ポンドドルは対ユーロでのポンド安やクロス円の下落が重しとなって、1.61ドル後半まで反落している。

  　豪ドル／ドルは弱い米指標を受けたドル売りで、序盤に日通しのレンジ上限付近となる0.87ドル半ばへ上昇し、NZドル／ドルは0.7861ドルまで高値を更新した。ただ、NZドルはNZ乳業大手のフォンテラが実施した電子入札（GDT）で、物価指数が前回から大きく低下していたことを嫌気して0.77ドル半ばへ急落。豪ドルも上昇一巡後はNZドルの下落につれて上げ幅を縮小させた。

  　6時現在、ドル円は108.89円、ユーロドルは1.2623ドル、ユーロ円は137.46円で推移。

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• 2014年10月02日(木)05時06分

  円買い止まらず　ドル円は明確に109円を割り込む

  　NY終盤になっても円買いの流れは止まらない。米長期金利も2.39％付近まで低下幅を拡大させるなど、市場のセンチメントが悪化するなかでリスク回避的な動きも背景に円が一段高。ドル円は108.90円まで下値を広げ、109円を明確に割り込んで推移。ユーロ円は137.41円、ポンド円は176.23円、豪ドル円は95.13円、NZドル円は84.82円、加ドル円は97.48円まで下げを加速させた。

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• 2014年10月02日(木)04時24分

  ドル円は109円割れまで下値拡大　終盤になっても円買い続く

  　ドル円は108.99円まで下げ幅を拡大させた。東京タイムに110円の大台を回復させてからの調整幅は1円超となった。NYタイム終盤にかけても円高地合いは緩まず、ユーロ円は137.50円、ポンド円は176.38円、豪ドル円は95.23円、NZドル円は85.08円、加ドル円は97.57円まで一段安。

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• 2014年10月02日(木)03時56分

  ドル円やクロス円の重い動き続く　ユーロ円は137.62円まで

  　NYタイム午後も、米株価の一段安に圧迫される格好でドル円やクロス円が上値の重い推移を継続させている。ドル円は109.15円付近で安値更新への機運を高めている。ユーロ円は137.62円、ポンド円は176.61円、NZドル円は85.11円、加ドル円は97.69円までレンジ下限を拡大させた。

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• 2014年10月02日(木)03時23分

  ドル円は低位もみ合い、関連市場の反発も鈍い

  　ドル円は109.30円前後とこの日の安値圏で推移している。ダウ平均が下げ幅を広げているなかにあって下値は固い印象もあるが、戻りもほとんどなくこの日の低水準でもみ合っている。米長期金利は2.41％付近で低下傾向を一服させているが、上昇に転じる兆しはない。

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• 2014年10月02日(木)02時01分

  ユーロ買い・ポンド売り　ポンド円は176.86円まで一段安

  　NY正午過ぎの為替市場では、ユーロポンドでユーロ買い・ポンド売りが散見。この動きが対ドルや対円に波及している。ユーロドルが1.26ドル前半で底堅く推移する一方、ポンドドルは1.6180ドル台まで上値を切り下げた。また。ポンド円は176.86円まで一段安。ユーロ円は137.80円近辺で下げ渋っているが戻りは鈍い。

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• 2014年10月02日(木)01時17分

  ドル円は昨日安値割り込み、ようやく調整らしい調整局面に

  　ドル円は昨日安値を割り込んで109.14円まで下値を拡大させた。先月29日安値109.13円の攻略も目前にしている。今日は6年1カ月ぶりに110円の大台乗せを達成した。節目として意識されていたポイントを攻略したことで、短期的な達成感も台頭した。週末の雇用統計も前に、弱い経済指標や株安などにも後押しされて、ようやく調整らしい調整が入っている格好。

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• 2014年10月02日(木)01時06分

  ドル円は109.23円まで安値塗り替え

  　ドル円は米株価の一段安や、長期金利の低下幅拡大を受けて109.23円まで安値を塗り替えた。ユーロ円は137.85円、ポンド円は177.15円、加ドル円は97.74円まで下落。円高基調が続いている。

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• 2014年10月02日(木)00時26分

  ■LDNFIX＝ドル安・円高　米指標の弱含みなどを嫌気

  　ロンドンフィックスにかけてはドルが下落。米経済指標の弱い部分への反応を強めて調整が進んだ。欧米の株安や米長期金利の低下を受けてリスク回避的な円買いも入った。米国でエボラ出血熱と診断された患者が出たことも市場のセンチメントを悪化させている。米9月ADP全国雇用者数は+21.3万人と、市場予想の+20.5万人をわずかに上回った。6カ月連続で20万人を超える雇用の増加が確認されたがドル買いは限定的。その後の製造業PMIの下方修正や、ISM製造業景況指数の予想以上の鈍化を嫌気してドル売りが加速した。ISMでは内訳の雇用や新規受注も総じて前回から鈍化していた。

  　ドル円は節目の110円を攻略したことで短期的な達成感も意識されるなか、ドル売り・円買いが強まると109.26円まで下落。ダウ平均は前日比180円安近辺まで下落し、米10年債利回りは先月5日以来の低水準となる2.416％まで低下基調を強めた。ただ、関連市場に強い反転の兆しはみられなかったが、ドル円は109.50円台まで下値を切り上げるなどドル売りは一時的。ユーロドルはドル安のなかで一時1.2640ドルまで上振れたものの、再び1.26ドルを割り込んだ。明日の欧州中央銀行（ECB)理事会を前に買い戻しも進みづらい状態。ユーロ円は137.91円まで下値を広げ、先月11日以来の安値水準を示現している。ポンドドルは1.6252ドルまで上昇したあと失速。ポンド円は円買い圧力に押されて一時177.39円まで下値を広げた。

  　資源国通貨も対ドルで買いが先行した。豪ドル／ドルは日通しのレンジ上限付近となる0.87ドル半ばまで買い戻されたほか、NZドル／ドルは0.7861ドルまで反発した。もっとも、NZ乳業大手のフォンテラが実施した電子入札（グローバルデーリートレード・GDT）で、物価指数が前回から大きく低下していたことが嫌気されてNZドル／ドルは0.7770ドル付近へ急落。NZドル円は85.18円まで日通しの安値を更新した。豪ドル／ドルも上昇一巡後はドル安地合いの後退やNZドルの下落につれて上げ幅を縮小させている。豪ドル円は一時95.24円まで下値を拡大。

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