2016年12月12日(月)のFXニュース(5)
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2016年12月12日(月)23時35分
【NY為替オープニング】原油先高感&伊政局不安緩和でリスクオン
◎ポイント
・OPECとロシアなどの非加盟の主要産油国、協調減産で合意15年ぶり
・イタリア銀行大手モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ(モンテ・パスキ)年末までに50億ユーロ増資へ
・イタリア新首相にジェンティローニ外相
・イタリア経済財務省筋は「モンテ・デイ・パスキ、必要なら政府が公的資金を注入する用意がある」12日のニューヨーク外為市場では石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟の主要産油国が協調減産で合意したため、原油先高感が世界経済への懸念を後退させ、リスク選好の動きにつながる可能性がある。また、イタリアの政局不安が後退したこともリスク選好の動きを後押しする。イタリア銀行大手モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ(モンテ・パスキ)、イタリアの金融は短期的なリスクとなり得るが、世界的な金融危機につながるとの警戒感は今のところない。
OPECとロシアなどの非加盟の主要産油国は10日、ウィーンのOPEC本部で閣僚会合を開き、15年ぶりに協調減産で合意した。11月末のOPEC総会での減産合意を受けて、ロシアなど非加盟国も減産で協力する。非加盟国全体で日量60万バレル弱を減産する方針で、OPECと合わせて世界生産の2%近くを削減し、原油市場の需給改善を後押しする。目先60ドルまで上昇するとの予測も浮上。今後、インフレ、インフレ見通しを押し上げることで、FOMCの利上げもより正当化されることになる。
巨額の不良債権を抱え経営難に陥っているイタリア3位のイタリア銀行大手モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ(モンテ・パスキ)は当初の計画通り、年末までに50億ユーロの増資を目指す。欧州中央銀行(ECB)に増資期限を年末から1月20日まで延長することを打診したものの、要請は拒否されたと伝わっている。ECBのドラギ総裁は8日の記者会見で、モンテ・パスキを含むイタリアの銀行について「長い間、脆弱性にさらされている。イタリア政府が何を対処すべきか把握し、取り組むことを確信している」と言及。
イタリア経済財務省筋は「モンテ・デイ・パスキ、必要なら政府が公的資金を注入する用意がある」としたことや、首相を辞任したレンツィ氏の後任として、レンツィ政権で外相を務めてきたジェンティローニ氏が指名され、政治や経済の安定化のため早急に暫定政権の組閣に取り組むことになり政局不安も一時緩和。2018年までに総選挙を行うことになる。
・ドル・円は、200日移動平均水準の106円45銭を上回っている限り上昇基調。
・ユーロ・ドルは、200日移動平均水準の1.1132ドルを下回っている限り中期的な下落基調に入った可能 性。
ドル・円115円78銭、ユーロ・ドル1.0597ドル、ユーロ・円122円70銭、ポンド1.2630ドル、ドル・スイスは1.0167フランで寄り付いた。Powered by フィスコ -
2016年12月12日(月)23時26分
円買い戻し継続、ドル円は115.20円台
現在の推移(レンジ)
ドル円 115.25円 (116.12 / 115.16)
ユーロドル 1.0623ドル (1.0626 / 1.0520)
ユーロ円 122.43円 (122.93 / 121.41)※レートは気配値などを含む場合があり、実際の取引レートと異なることがあります。
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2016年12月12日(月)22時42分
【NY市場の経済指標とイベ ント】:12月12日
[欧米市場の為替相場動向]
日本時間
12月12日
・01:30 米財務省3年債入札(240億ドル)
・03:00 米財務省10年債入札(200億ドル、リオープン)
・04:00 米・11月財政収支(予想:-995億ドル、15年11月:-645.52億ドル)Powered by フィスコ -
2016年12月12日(月)22時28分
NY入りのドル円は115円半ば、ロンドンタイムからの調整進む
ドル円はNY入りに掛けて115.40円付近と、ロンドンタイムに2月8日以来の高値116.12円をつけて以降の調整をじりじり進めている。ユーロ円が122.93円を高値に122円半ばまで水準を下げるなど、クロス円にも円買い戻しが入っている。
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2016年12月12日(月)22時07分
ドル・円は116円12銭まで上昇後、115円61銭に下落
[欧米市場の為替相場動向]
12日のロンドン外為市場では、ドル・円は116円12銭まで上昇した後、115円61銭まで下落した。米国10年債利回りが一時2.52%台まで上昇したことでドル買いが先行したが、米国10年債利回りの上昇一服や欧州株軟調を受けて(イタリア株は大幅高)、ドル買い・円売りは後退した。
ユーロ・ドルは1.0562ドルから1.0614ドルまで上昇し、ユーロ・円は122円38銭から122円93銭まで上昇した。イタリア金融システムへの懸念がやや弱まり、ユーロの買い戻しが優勢になった。
ポンド・ドルは、1.2567ドルまで下落後、1.2647ドルまで上昇。対ユーロでのポンド売りが波及した後、ショートカバーの買いに転じたとの見方。ドル・スイスフランは1.0183フランから1.0144フランまで下落した。
[経済指標]
・特になし[要人発言]
・イタリア経済財務省筋
「モンテ・デイ・パスキ、必要なら政府が公的資金を注入する用意がある」
・モスコビシ欧州委員
「イタリアに銀行危機の脅威はない」
・独経済省月例報告書
「国内経済のリスクは、ブレグジット、米次期政権の政策、イタリアの政局不安など」Powered by フィスコ -
2016年12月12日(月)21時36分
ユーロドル伸び悩む、伊銀への公的支援ならば投資家も負担必要
ユーロドルは、イタリア経済財務省がモンテ・パスキ銀行へ公的支援を行った場合、投資家も負担が必要と表明したことで、1.0595ドル付近で伸び悩む展開。ユーロ円も122.70円付近で伸び悩み。
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2016年12月12日(月)21時12分
ドル・円は115円66銭まで下落
[欧米市場の為替相場動向]
12日のロンドン外為市場では、ドル・円は116円12銭まで上昇した後、115円66銭まで下落している。米国10年債利回りが一時2.5262%まで上昇し、ドル買いが先行。その後、米国10年債利回りの上昇一服や欧州株軟調を受けて(イタリアは大幅高)、ドル買い・円売りはやや後退している。
ユーロ・ドルは1.0562ドルから1.0614ドルまで上昇し、ユーロ・円は122円38銭から122円93銭まで上昇している。イタリア金融システムへの懸念がやや弱まった可能性。
ポンド・ドルは、1.2567ドルまで下落後、1.2638ドルまで上昇。対ユーロでのポンド売りが波及した後、ポンドのショートカバーの買いに転じたもよう。ドル・スイスフランは1.0183フランから1.0144フランまで下落している。
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2016年12月12日(月)20時16分
ドル・円は115円71銭から116円12銭で推移
[欧米市場の為替相場動向]
12日のロンドン外為市場では、ドル・円は116円12銭まで上昇した後、115円71銭に下落している。米国10年債利回りが一時2.5262%まで上昇し、ドル買いが先行。その後、米国10年債利回りが2.4914%に低下し、欧州主要株価指数が小幅安となり(イタリアは大幅高)、ドル買い・円売りはやや後退している。
ユーロ・ドルは1.0562ドルから1.0609ドルまで上昇し、ユーロ・円は122円38銭から122円90銭まで上昇している。
ポンド・ドルは、1.2612ドルまで上昇後、1.2567ドルまで下落。対ユーロでのポンド売りが波及しているとみられる。ドル・スイスフランは1.0183フランから1.0152フランまで下落している。
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2016年12月12日(月)20時15分
ユーロ、買い戻しが継続
先週、欧州中央銀行(ECB)理事会やドラギECB総裁の会見後に急落したユーロに調整の戻りが入っており、ユーロドルは1.0614ドル、ユーロ円は122.92円まで強含んだ。ただ、ECBの緩和延長やイタリア・ギリシャ問題などもかかえており、ユーロの先安観も強い。
ドル円は116.12円を頭に115円後半で動きがいったん落ち着いている。Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2016年12月12日(月)19時51分
東京為替サマリー(12日)
■東京午前=円売り継続、日経平均は年初来高値
東京タイム午前はドル円・クロス円とも先週末の高値圏から一段高となった。日経平均株価が節目の19000円台を回復したほか年初来高値も更新したことが、円安地合いを支えしている。なお、寄り付き前には10月機械受注が発表。船舶・電力を除く民需では前月比+4.1%となった。製造業は同-1.4%となった一方、非製造業は+4.6%の大幅増となった。結果後の円相場の動意は限定的だった。
ドル円は一時115.62円まで上値を広げ、2015年の高値125.86円から2016年の安値99.02円の61.8%戻しである115.61円に到達した。ユーロ円は121.86円、ポンド円は145.54円、NZドル円は82.51円まで上値をやや広げた。売りが先行していた豪ドル円も86.12円まで切り返した。ただ、ドル円・クロス円とも高値をつけたあとは、やや上値を削った。
ユーロドルは1.0520ドルまでやや下押した程度。ポンドドルは1.2599ドルまで小反発した。ユーロポンドが0.83ポンド後半とユーロ安・ポンド高となった動きに連動した。豪ドル/ドルは0.74ドル半ば、NZドル/ドルは0.71ドル前半で小動き。
石油輸出機構(OPEC)・非OPECの減産合意を受け、時間外のNY原油先物は一時54ドル台まで上昇。ドル/加ドルは10月20日以来となる1.3115加ドルまで加ドル高となった。加ドル円は4月28日以来の88.10円まで上昇した。
■東京午後=円売り地合い続く、日経平均は堅調推移
東京タイム午後の円売り地合いが続いた。上海総合指数が2%以上に下げ幅を広げるにつれ、日経平均株価も上げ幅を縮める場面もあったが、再び200円高近くまで戻した。10月の第3次産業活動指数は前月比+0.2%と前回の-0.1%を上回った。経済産業省は「一進一退で推移している」と基調判断を据え置いた。指標発表後、円相場の反応は薄かった。
ドル円は115.16円まで軟化も、115円半ばまで持ち直した。ユーロ円は121.97円、豪ドル円は86.13円、NZドル円は82.55円まで上値を広げた。ポンド円は145円前半、加ドル円は88円ちょうどを挟み底堅く推移した。
ユーロドルは1.05ドル半ば、ポンドドルは1.25ドル後半、豪ドル/ドルは0.74ドル半ば、NZドル/ドルは0.71ドル半ばで動意は限定的だった。ドル/加ドルは1.31加ドル前半と引き続き加ドル高優勢で推移した。
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2016年12月12日(月)19時41分
■LDN午前=ドル円は116円台、米長期債利回りは2.5%に
ロンドンタイム午前の為替相場では円売りが加速。日経平均が1万9000円台まで年初来高値を更新したことや、原油相場が急伸したことを背景としたリスク選好の円売りが継続した。時間外の米10年債利回りが2014年10月以来の2.5%台を回復した動きにも後押しされ、ドル円は116.12円まで2月8日以来の高値を更新した。14日に米公開市場委員会(FOMC)を控え、トランプ次期政権の財政拡張期待を背景とした米債利回りの上昇傾向は続いている。
クロス円は全面高。ユーロ円は122.85円まで上値を伸ばし、ポンド円は146.37円まで6月24日以来の高値を塗り替えた。また、豪ドル円は86.55円、加ドル円は88.48円までそれぞれ3月末、4月28日以来の高値を更新したほか、NZドル円は83.03円まで年初来高値をつけた。
クロス円の堅調な動きも支えに、円以外の主要通貨は対ドルで底堅い動き。ユーロドルは伊政府がモンテ・パスキ銀行などの支援を表明したことも好感され、1.0605ドルまで強含んだ。原油高も支えに、ポンドドルは1.2612ドル、豪ドル/ドルは0.7470ドル、NZドル/ドルは0.7168ドルまで小幅高となり、ドル/加ドルは1.3112加ドルまで加ドル高に振れた。
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2016年12月12日(月)19時15分
ユーロドル1.0601ドルに上昇、モンテ・パスキ銀行株も上昇
ユーロドルはイタリア政府によるモンテ・パスキ銀行支援表明で1.0601ドルまで上昇し、ユーロ円も122.82円まで上昇した。
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2016年12月12日(月)19時08分
ドル・円は115円71銭に小反落
[欧米市場の為替相場動向]
12日のロンドン外為市場では、ドル・円は116円12銭まで上昇した後、115円71銭に下落している。米国10年債利回りが一時2.5262%まで上昇し、ドル買いが強まった。
その後、米国10年債利回りが2.4914%に低下し、欧州主要株価指数が小幅高安でまちまちとなっており、ドル買い・円売りはやや後退している。ユーロ・ドルは1.0562ドルから1.0595ドルまで上昇。ユーロ・円は122円38銭から一時122円74銭まで上昇している。「モンテ・デイ・パスキ、必要なら政府が公的資金を注入する用意がある」(イタリア経済財務省筋)を好感か。
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2016年12月12日(月)18時27分
円売り一服しややドル売りに、ユーロドルは1.06ドル近辺
円売りが一服すると、ややドル売りが優勢になり、ドル円は115.75円近辺まで上げ幅を縮小した。ユーロドルは1.0593ドルまで上値を伸ばしたほか、豪ドル/ドルは0.7470ドル、NZドル/ドルは0.7164ドルまでじり高。
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2016年12月12日(月)18時22分
ドル円伸び悩み、実需筋からの断続的なドル売りで
ドル円は116.12円まで上昇した後、本邦輸出企業などからの断続的なドル売りで115.80-90円まで反落。ユーロ円も122.74円まで上昇後、122.60円近辺まで弱含み、ポンド円も146.37円まで上昇後に145.70円付近、豪ドル円は86.54円を高値に86.40-50円で伸び悩む展開。
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