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• 2017年07月10日(月)08時59分

  ドル・円は114円前後で推移か、米雇用拡大への期待や株高を意識してリスク選好の円売り継続も

  　7日のドル・円相場は、東京市場では113円11銭から113円84銭まで上昇。欧米市場でドル・円は114円18銭まで一段高となり、113円91銭で取引を終えた。

  　本日10日のドル・円は114円前後で推移か。米雇用拡大への期待は持続しており、米長期金利の上昇や株高を意識してリスク選好のドル買い・円売りは継続する見込み。

  　米労働省が7日公表した6月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比+22.2万人となり、市場予想の+17.9万人程度を上回った。失業率は前月から0.1ポイント上昇したが、労働参加率は0.1ポイント上昇しており、失業率の上昇は求職者数の増加が原因とみられている。一方、6月の平均時給が前年比+2.5％にとどまったことについて市場参加者の見方は分かれているようだ。

  　賃金上昇の圧力が弱いことを懸念する声が聞かれているが、一部の市場参加者は「米経済が完全雇用の状態ではないことが要因であり、雇用拡大の余地はまだ多く残されている」と考えている。

  　6月の非農業部門雇用者数は20万人以上増加し、4月と5月分の雇用者数も上方修正されたが、米国経済が順調に拡大すれば、雇用市場はさらに拡大し、非農業部門雇用者数は月間で15万人以上増加する状態がしばらく続くとの見方が出ている。賃金上昇の圧力が高まるのはしばらく先になるとみられているが、この状態は追加利上げやバランスシート縮小の妨げにはならないだろう。

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• 2017年07月10日(月)08時55分

  【市場反応】ドル・円は114円近辺で推移、5月機械受注の減少には反応薄

  ドル・円は114円近辺で推移している。10日発表された5月機械受注は予想外の減少となったが、現時点でドル・円の取引には影響を与えていないようだ。

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• 2017年07月10日(月)08時53分

  【速報】5月機械受注：前月比-3.6％で予想を下回る

  08:50発表の5月機械受注は、前月比-3.6％で市場予想の+1.7％を下回った。

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• 2017年07月10日(月)08時51分

  【速報】日・5月経常収支：+1兆6539億円で黒字額は市場予想を下回る

  08:50発表の5月経常収支は、+1兆6539億円で黒字額は市場予想を下回った。

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• 2017年07月10日(月)08時11分

  ドル円114円近辺でもみ合い、クロス円も小じっかり

  　ドル円は114円近辺でもみ合い。ユーロ円は昨年2月以来の高い水準となる130円前後で推移し、先週末に年初来高値を更新した加ドル円は88円半ばまで小じっかり。また、ポンド円は146円後半、豪ドル円は86円半ばで底堅い動き。
  　米国以外の主要国でも金融緩和策縮小の観測が高まっており、最近では主要通貨のなかで円が軟調な動きとなっている。

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• 2017年07月10日(月)08時00分

  東京為替見通し＝ドル円、日銀の金融緩和スタンス継続で強含みか

  　NYタイムのドル円は、米6月非農業部門雇用者数+22.2万人を受けて、114.18円まで上昇した。ユーロドルは、1.1440ドルまで上昇した後1.1380ドルまで反落。ポンドドルは1.2867ドルまで下落。好調な加雇用データを後押しに、ドル／加ドルは1.2860加ドル、加ドル円は88.71円まで加ドル高に推移した。

  　本日の東京市場のドル円は、欧米英加と日銀の金融政策のかい離観測や、12-13日のイエレンFRB議長の議会証言への警戒感から堅調推移を予想する。
  　米6月の雇用統計は、非農業部門就業者数が+22.2万人、失業率は4.4％となり、米国雇用情勢の堅調さを確認できたが、平均時給は+0.2％に留まったことで、賃金インフレの低迷懸念を示唆する内容だった。しかしながら、国際決済銀行（BIS）が年次報告書の中で、金融政策正常化「グレート・アンワインディング」を打ち出し、G7諸国の米国、欧州(ドイツ、フランス、イタリア)、英国、カナダの中銀総裁が同調しタカ派スタンスに転換したものの、日銀が指値オペの実施により緩和スタンスの継続を示唆したことで、金融政策のかい離観測から、円売りが優勢となる可能性が高まっている。本日、黒田日銀総裁が支店長会議で挨拶することで、発言に要注目か。
  　ドル円の売り材料としては、トランプ米大統領のロシアゲート疑惑への警戒感、トランプ米政権による貿易不均衡是正圧力への警戒感、トランプ米政権の大規模減税やインフラ投資の議会での審議・採決の先送り懸念、中東や朝鮮半島情勢を巡る地政学リスクへの警戒感などが挙げられる。
  　ドル売りオーダーは、現時点では114.20円、114.30円、114.50円、115.00円、ドル買いオーダーは、113.20円、113.00円に観測されている。113.50円割れにはストップロスが控えている。
  　ユーロドルは、7月20日の欧州中央銀行（ECB）理事会で緩和文言が削除される可能性が高まっていることで堅調推移が予想されるものの、ユーロ上昇は、インフレ抑制要因となることから、欧州中央銀行（ECB）高官によるユーロ高けん制発言に要警戒か。

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• 2017年07月10日(月)07時13分

  GLOBEXのナスダック100ミニ先物 前日比+0.09％で推移

  グローベックスのナスダック100ミニ先物は、日本時間7時10分現在で5661.00pと前日比+5.25p（同+0.09％）で推移している。一方、S&P500先物は前日比+1.50pの2424.00p（同+0.06％）。

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• 2017年07月10日(月)07時11分

  円建てCME先物は7日の225先物比85円高の20035円で推移

  円建てCME先物は7日の225先物比85円高の20035円で推移している。為替市場では、ドル・円は113円90銭台、ユーロ・円は129円90銭台。

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• 2017年07月10日(月)06時43分

  本日のスケジュール

  [本日のスケジュール]
  ＜国内＞
  08:50　　国際収支(5月)　　1兆7928億円　　1兆9519億円
  08:50　　機械受注(5月)　　1.7％　　-3.1％
  08:50　　貸出・預金動向(6月、日本銀行)　　　　
  09:30　　黒田日銀総裁が定例支店長会議であいさつ　　　　
  14:00　　地域経済報告(7月、日本銀行)　　　　

  
  ＜海外＞
  10:30　　中・消費者物価指数(6月)　　1.5％　　1.5％
  10:30　　中・生産者物価指数(6月)　　5.5％　　5.5％
  15:00　　独・貿易収支(5月)　　183億ユーロ　　181億ユーロ
  15:00　　独・経常収支(5月)　　　　151億ユーロ
  20:25　　ブ・週次景気動向調査　　　　
  23:00　　米・労働市場情勢指数(6月)　　　　2.3
  27:00　　ブ・貿易収支(週次)(7月9日まで1カ月間)　　　　
  28:00　　米・消費者信用残高(5月)　　130.00億ドル　　81.97億ドル

  　　中・マネーサプライ(6月、15日までに)　　　　
  　　中・元建て新規貸出(6月、15日までに)　　　　
  　　中・資金調達総額(中国元)(6月、15日までに)　　1兆4000億元　　1兆625億元
  　　欧・ユーロ圏財務相会合　　　　
  　　英・政府が欧法を英国法に置き換える「大廃止法案」を議会に提出　　　　

  
  注：数値は市場コンセンサス、前回数値

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• 2017年07月10日(月)06時30分

  ドル円、5/11以来の高値圏114円近辺でしっかり

  　週明けのドル円は小動きも、5月11日以来の高値圏となる114円近辺でしっかり。先週末の米雇用統計は強弱まちまちの内容となったものの、今年3回の利上げ見込みは変わっていない。今週はイエレンFRB議長の議会証言に注目が集まる。
  　ユーロドルは1.14ドル前後、ポンドドルは1.28ドル後半、豪ドル／ドルは0.76ドル前後で小動き。

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