【今回のまとめ】
1.先週の米国株式市場は堅調だった
2.今週は休日があるため、比較的材料に乏しい週となる可能性が高い
3.世界の中央銀行は競って金融緩和を進めている
4.金融緩和は株価の下支え要因となる
5.ボラティリティが低下しており、相場はジリジリ上がりやすくなっている
6.ブルベア指数には投資家の慢心も見られる
7.今は強気相場についていくべき
■今週の米国株式市場は材料に乏しい週となりそう
先週(2月13日~)の米国株式市場では、ダウ工業株価平均指数は+1.2%、S&P500指数は+1.4%、ナスダック総合指数は+1.6%の上昇となりました。
さて、今週(2月20日~)のニューヨーク市場ですが、週初の20日(月)は「大統領の日(プレジデントデー)」で休場となります。
また、「スキー・ウィーク」といって1週間の休みをとる学校が多く、家族でバケーションを満喫する家庭も多いので、市場参加者が若干減ることが予想されます。
経済指標も大きなものは発表されないので、材料に乏しい週になる可能性があります。
■世界の中央銀行が緩和政策を進めている
現在の世界の相場を支えているのは、各国の中央銀行による緩和政策でしょう。
英国の中央銀行であるイングランド銀行(BOE)は、2月9日(木)に、資産買い入れプログラムの規模を、これまでのものから500億ポンド拡大し、3250億ポンドにすると発表しています。
また、ECB(欧州中央銀行)は今月末に、2回目の「LTRO(3ヵ月物流動性供給オペ)」を実施する予定です。
日本銀行も今回、初めての「インフレ・ターゲット」を設定するとともに、量的緩和政策の拡大を決めました。
さらに、中国人民銀行が18日(土)に、預金準備比率を0.5%引き下げると発表しています。
このような緩和的金融政策は株価の下支え要因となり、マーケットのボラティリティ(価格のブレ)は世界的に低くなっています。
■「VIX指数」の低下局面で、株価はゆっくり上昇する
それでは、次のページで「VIX(ヴィックス)指数」の動きをご覧ください。
俗に「恐怖指数」と呼ばれているもので、S&P500指数の向こう30営業日のボラティリティに対する投資家の期待値を表しています。













