日経平均 9,932.90 円 ▼ 18.92 円 ≪東証一部≫ 売買高 20億7,471万株 売買代金 1兆3685億3000万円 値上り銘柄数 570 銘柄 値下り銘柄数 968 銘柄 騰落レシオ(25日) 81.18 % ▼ 4.68 % 為替 1ドル=89.44 円
☆ 市況概況 ☆
欧州市場や商品市況が堅調となり、信用収縮懸念が一服となったのですが、米国市場が大幅下落となったことから、売り先行となりました。ただ、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も買い越しと伝えられたこともあり、寄付きからの売りが一巡すると一時前日比プラスとなるなど底堅い展開となりました。ただ、積極的に買い上がる材料は少なく、個別の業績回復度合いを測るように堅調なものも見られましたが指数を大きく押し上げる動きとならず、方向感なく小動きとなりました。
後場も一段と方向感のない展開となりました。決算発表に敏感に反応して個別の銘柄を見ると右往左往しているのですが、指数は大きな動きとなりませんでした。為替も落ち着いた動きであり、先物のまとまった売り買いもなく市場全体の方向感を出すような材料に乏しく最後まで動きはありませんでした。日経平均も節目と見られる9,900円を割り込まずに引けたことで、いったんは10,000円を割り込んでからの底堅さを確認する格好となりました。
小型銘柄も見切売りや手仕舞い売りが嵩んで軟調となりました。買い手掛かり材料に乏しくちょっとした手仕舞い売りなどで指数も押されてしまうようです。ただ、逆にむきになって売り叩く動きもなく、東証マザーズ指数も日経ジャスダック平均も軟調ながらも下げは限定的となりました。先物は散発的にまとまった売り買いが出る場面もありましたが、追随する動きもほとんどなく、終始方向感のない展開となり、指数を方向付けるような動きはありませんでした。
冴えない展開といえば冴えない展開ですが、信用収縮懸念や世界的な金融引き締め懸念が強い割には底堅いといえるでしょう。足元の業績が回復基調にあり、ちょうど昨年の10月、11月に下落となったように、「先行きの懸念」だけでは売りも限定的となるのでしょう。今後、決算をにらんで、あるいは信用収縮から持高調整となる可能性もあり、業績回復が見えても目先の需給要因で下落が懸念され、この時期から買い急ぐこともないということで動き難く、指数に方向感が出ないものと思います。しばらく、「買うに買えず、売るに売れず」というような動きが続くのかもしれません。
|