月足のチャートで、ごく一般的な補助線(サポート・ライン、レジスタンス・ライン)を引くならば、以下の緑の実線のようになる。

1999年ごろから2001年ごろまでに「三角保ち合い(ウェッジ)」を形成し、その「三角保ち合い(ウェッジ)」を上に抜けて、上昇を始めた。
2005年ごろに、調整(下落)の動きがあったが、調整終了後、再度、強い上昇トレンドとなり、1.6000アラウンドまで上昇した。
2008年にサポート・ラインを割り込み、下落トレンドに転じた。
以上のように考えるのが、もっとも常識的だろう。
■おおよそ7年の上昇トレンドが転換したと考えた方がよい
しかし、もっと単純に、2001年後半から2008年半ばまで、おおよそ7年上昇したものが、2008年にサポート・ライン(以下のチャートのピンクの破線)を割り込んでトレンド転換したと考える方が、より、実際のマーケットにマッチしているのではないか、とも思う。


松田 哲
(まつだ・さとし)
早稲田大学法学部卒業。三菱信託銀行、フランス・パリバ銀行、クレディ・スイス銀行などを経て、オーストラリア・コモンウェルス銀行のチーフ・ディーラーとして活躍。現在は松田トラスト&インベストメント代表取締役として、法人・個人向けコンサルティング業務を行っている。著書『外貨崩落』(技術評論社)などで米ドル/円相場、クロス円相場の下落を見事的中。他に『FXで稼ぐ人はなぜ「1勝9敗」でも勝つのか?』(技術評論社)、『FXの教科書』(扶桑社)、『投資で浮かぶ人、沈む人』(PHP研究所)、『FX「シグナル」を先取りして勝つ!』(技術評論社)などの著書がある。
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