もしかすると、あなたは知らない!?為替レートやFX取引のホントの“常識”

FXステップアップ講座 by FXCMジャパン その3 トレード条件編

FXで最も大事なのは「トレード時間の管理」だ!

 個人投資家向けのFXは、各FX会社が顧客と直接取引する「相対取引(店頭取引ともいう)」と、「くりっく365」「大証FX」で取引する「取引所取引」の2種類に大きく分かれている。

 現在、投資家の圧倒的な支持を集めているのは「相対取引」で、各社がサービス向上と取引コストの引き下げにしのぎを削っている状況だ。

 とりわけ、ユーザーメリットがわかりやすく、各社が力を入れているのが、売値と買値の差である「スプレッド」だ。仮に、為替レートが全く変動しなかった場合、投資家にとってはこのスプレッドが損失になるので、単純に考えればスプレッドが狭いほうが利益を出しやすい。

 相対取引の場合、FX会社は投資家からの注文を受けて、それをインターバンク市場で反対に売買する(カバーする)のが一般的なのだが、投資家に直接提示する価格は、FX会社としてはある意味「自由に」値付けができてしまう。

 スプレッド分をFX会社のリスクとして溜め込み、投資家には有利なスプレッドを提示することすら、やろうと思えば可能だ。

 だが、FX会社の利益はこのスプレッドの中から出ているので、意図的に投資家に有利にしてしまうと、会社にとってはその分利益が削られることになってしまう。「出精値引き」をしすぎれば、FX会社は大きなリスクを抱え込むことになる。

 ところが、FXCMジャパンのような「インターバンク直結」を謳うFX会社の場合は、事情が異なる。投資家の注文は、その都度カバー先である米FXCM社経由でインターバンク市場に直接送られる仕組みとなっている。

イラスト

インターバンクのスプレッドは常に変動している

 インターバンク直結の場合、売値・買値はインターバンクで提示されているレートに、FX会社の手数料を薄く加えた価格が表示されている。当然スプレッドもそのまま刻々と変化している。

 この方式では、FX会社は自社でカバー取引を行わず、余計なリスクを負わないと同時に、投資家に対しての利益相反も起きない。

村田雅志さん写真

インターバンク直結のメリットを
語る、FXCMジャパン チーフエコ
ノミストの村田雅志さん

 また、米国の雇用統計発表時など、レートが大きく動くときは、どうしても買い手と売り手の条件提示がズレる。結果としてスプレッドが通常よりも大きく開くことが多い。

 ただ、これは市場の値動きとしてはごく自然なことだと、FXCMジャパン チーフエコノミストの村田雅志さんは語る。「インターバンクで取引される為替のスプレッドは、“変動する”のがごく普通の姿です」

 ちなみにFXCMジャパンでは、相場急変が予想される時には、事前に投資家に対してメールで「為替変動とスプレッドの急拡大に注意してください」と注意を促している。

 「投資家の方にとっても、短時間に価格が急変するときは、タイミングが取りづらいので利益を出すのは難しくなります。でも、そのことを十分わかった上でトレードをするのであれば、全く問題ありません。FXCMジャパンは、相場急変時も注文を取り次ぐだけなので、会社としてリスクを抱え込むようなことはありません」(村田さん)

 つまりインターバンク直結環境では、どのような状況でも、投資家にとって一番有利なレートがシステム的に選ばれているということになる。

為替を“アメリカで仕入れている”事の有利さ

 さらに詳しく見ていくと、FXCMジャパンの場合、顧客の注文は1件ずつメインカバー先である米国FXCM社に送り、そこから、インターバンクで実際にカバー取引を行う銀行団(12行)から、最も条件のいい取引先を選んで約定する仕組みとなっている。
(※米FXCM社と同じ条件で取引先の銀行が決まるが、米FXCM社とFXCMジャパンではマージンが異なるため、最終的に表示される為替レートには違いがある)

FXCMジャパンのレート表示。スプレッドは刻々と変動している。

 「全米でトップクラス、つまり世界最大級の取引量を誇る米FXCM社がカバー先となったことで、FXCMジャパンは圧倒的な取引ボリュームを背景にした有利な条件で為替を仕入れていることになります。例えて言うなら、大手の家電量販店のようなイメージです。」(村田さん)

 FXCMジャパンとしては、為替レートに関するリスクも持たず、かつ非常に競争力の高いレートを表示できる環境を得たため、価格競争に費やすコストはサービス向上などに振り向けることができる。スプレッド競争の“消耗戦”から逃れて、独自の道を歩こうとしているのだ。

次のページでは、ありえない!?“マイナススプレッド”表示の決定的瞬間をキャッチ!

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株式会社FXCMジャパン
第一種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第257号
社団法人 金融先物取引業協会 第1506号
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FXCMジャパンって、どんな会社?

 FXCMジャパンの設立は2001年。日本のFX会社としては草分け的な存在だ。米国FXCM社のFX取引口座開設を紹介する業務からはじめ、2003年から自社の取引口座「トレーディングステーション」をスタートさせた。
 2005年には(株)GCIキャピタルの100%子会社となり、当時としては画期的な「取引手数料完全無料化」を実現するなど、現在に至るまで、個人投資家に新しいサービスを提供し続けている。
 現在、FXCMジャパンは、スタンダードな口座の「トレーディングステーション」、より大口の取引をするエキスパート向け口座「TSタイト」、そしてシステムトレードである「らくちんFX」の3つのサービスを提供している。

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